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皮の盾って何を防ぐのですか?
世界史の教科書程度しか見てないのですが 重装歩兵の盾は青銅か皮と書かれていたのですが 皮の盾って矢や剣を防げるのですか?
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守備力4ではいかんともしがたいです… ぜひうろこの盾に買い換えてくださぃ
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- rabirabi88
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>皮の盾って矢や剣を防げるのですか? 防げる。 革は硬化させれば薄い鉄板よりは硬い。 矢も貫通しません。(出典は忘れましたが、実験してました) そもそも盾は重すぎたら使いようがないから、軽量化のために革は重宝したのではないでしょうか。 最も革だけでなく木との複合だと思いますが。
- shirokuro1533
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#10です 失礼しました。ご質問は「皮の盾って矢や剣を防げるのですか? 」 でしたね。 前回回答を踏まえて、矢や剣に対してある程度の防御性があったことは確かだと思います。 鎧にせよ、盾にせよ、身を守るための補助具でしょうからね。 極端な話、「切られない」「撃たれない」ということだけを考えれば、故・安部公房の『箱男』ではありませんが、鉄製の箱に入ればいいわけですが、それでは戦闘において役には立ちませんから… 白兵戦(切り合い)においては、鉄製の鎧を纏うとしても、皮革であろうとも、やはり命の危険はあったのでしょう。そのような中、補助具としての鎧という前提として、その実用性は現実にあったんでしょうね。 そして矢に関しては、盾でうまく受ける事が出来たのであれば、役にはたったでしょう。そして、矢を防ぐという面で、後世には皮どころか、それ単体では防御に適さないであろう布の利用を技術的に高度化させた母衣(ほろ・布製の袋)が利用されていますよね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E8%A1%A3 そして戦国時代にあっては、赤母衣衆や黒母衣衆など、その防御性以上に、当該武者達の威勢を表現するために、本来の目的から、派手に派手に進化を遂げてゆきます。 その様に考えてみたら、古墳などから出土する皮革盾なども、赤や黒の装飾が施されていたことをあわせて考えてみた場合、実際の防御性と同時に、その軍隊の統一感などを示し、屈強な軍隊であることを相手に知らしめる事が出来る。といった皮革の広範囲な加工性(彩色しやすい)という部分からも、皮革盾が大いに流行した背景にはあるのかもしれませんね。
- shirokuro1533
- ベストアンサー率44% (41/92)
あぁ…慧眼ですね… 我が国において、古墳などから皮革の盾が確認されるのが昭和10年なんです。桜塚狐塚古墳(大阪)ですね。そして発見時点でそれらが皮革製であるということは判然としなかったんです。盾といっても、その強度を補強するために、表面に塗られた漆の膜ばかりが確認されたに過ぎなかったのですから。 で、その後の詳細な分析により、木枠に皮革を張り漆を塗るといった、その構造が明らかとなり、これらから考えられる皮盾の意義として「形式のみの製作であり、何ら実戦力のない物」などの評価がなされてゆきます。 その様な中、実戦においては基本的に木製盾の使用であり、木の盾に皮を張り、漆を塗布するなどの意見も出されるのですが、古文献などとの照合の結果、やはり実戦用としても木枠に皮を張り漆で固めるといった構造であったという方向で話は決着してゆきます。 ですから、皮革盾を使用していた当時の人も、やはり上記の木枠に…といった構造の盾を、実戦においても使用していたと考えられるんですね。 ということで、質問者様の素朴な疑問について、皮革盾発見当初から専門家の間にて、厳しい議論の応酬が見られていたんですね。 では、当時の人々が皮革盾を実戦で使用していたという事実を念頭に、上記を踏まえ実際に役に立ったの?というご質問に対して、簡単に… 4~5世紀のヨロイ(甲)の全容が明らかになるにつれ、胴部は鉄甲、草摺は皮革といった構造が明らかになってゆきます。ですから、当時の人も皮革より鉄が強度において優れていることは知りながら、なお、鉄の使用が不向きな場所は、皮革にて作成してゆきます。そのようなことからも、実戦における皮革の強度は、鉄製に準じるものと認識され、そのような経験則から草摺に皮革が用いられたとするならば、やはり強度においても、相応の強度があったのでしょう。その点がまず一点。 第二点として、『続日本紀』宝亀11年の記述において、革甲の利点が。そして同書、延暦9年の記述には皮革に改める旨が記載されています。それらからわかるように、やはり甲として実戦での使用に耐えうる強度は、実経験の中からもハッキリしており、そのあたりは、国家も認める部分であったこと。 第三点として、正倉院宝物などの漆皮箱の強度を見ても、やはり、強度としても皮革は、ある程度はすぐれていたかな?と思いますが。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
結構防御機能がありますよ。 特に、斬る、という行為に対しては強いです。 うまく方向を合わせると、刃物が滑って 効果を無くすことができます。 幕末、異人斬りの練習をするため、犬が使われた のですが、毛皮の方向を上手く調整しないと 日本刀の刃が滑る、という記述が残されています。 傷だらけの野良犬を見た英国人が、連れの幕臣に 尋ねました。 「どうして日本の犬は傷が多いのだ?」 「浪人たちが異人斬りの練習台に使っているのです」 それを聞いた英国人は震え上がったそうです。 又、米国サウスブロンクス辺りのチンピラは、皮のズボンなどを 履いている場合が多いのですが、それは刃物を 防ぐためです。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
メタルキングの盾はおススメですょ♪
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
鉄の盾なんかにすればそれは確かに防御力は強いけど、その分重くなるわけで、それを一日中持って戦うのもなかなか体力と筋力が必要です。
木の板に皮を張り付けた簡易な物ですから、至近距離でも矢ぐらいは貫通を免れると思いますが、剣による突きは回避困難だと思います。 突きが当たる直前に楯を上下左右のいづれかに少しだけ、ずらす腕前があれば剣の突きによる貫通を回避できる可能性はあります。 斬りつけによる負傷は回避出来ると思います。
- rairakku15
- ベストアンサー率60% (9/15)
皮革で作った防具でも結構 矢や剣による攻撃を防ぐことができます。 以下の動画は、日本刀と西洋のロングソードとの比較です。 http://www.youtube.com/watch?v=EDkoj932YFo&feature=youtube_gdata 「盾」は登場せず、その代り「レザーアーマー」を切りつけています。だいたい5分目ころから。 レザーアーマーは日本刀には無力ですが、ロングソードには有効ですね。 皮製の防具の性能に納得ができると思います。 また学研の「歴史群像」の、かなり前のバックナンバーで(たぶん三国志が特集だったような)、 皮と薄い鉄板にたいする矢の貫通力を比較した実験結果を読んだ記憶がありますが、皮の方が 防御力は上でした。 どのような技術で皮を固くするのかは知りませんが、生きている人間の皮膚とは 全く異なる強度を持たせることが可能なようですよ。
- Verhalten
- ベストアンサー率17% (36/201)
ある程度ですね。 もちろん、青銅、鉄の鎧や盾を持てない人間が止むを得ず使用していた所が大きいです。 安いです。 軽いです。 茹でれば相当硬化します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC 皮の盾ですが、 重装歩兵は盾と槍で壁を作って数の劣勢を覆していました。 敵は突破出来なければ意味がありませんから、盾が切れても意味が無いのです。
- papapa0427
- ベストアンサー率25% (371/1472)
矛盾って言葉ご存じですよね。 大昔は剣を防ぐ為に革の楯を使用していました。でも100%防げるわけではなくどちらかというと、剣やっ弓矢を弾く意味合いが強いかもしれません。でその後は青銅の楯となり強度的には剣と同じになりました。ですから剣も弓矢も防げます。ですが青銅から鉄器が誕生すると…、剣が強くなり盾も強くなり… 現在も『矛盾』という言葉で表せられるように、剣と盾は両立しません。
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お礼
確かにあれば重宝しました