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マグネシウム発電の魅力とその可能性
- マグネシウム発電は、海の中に大量に存在するマグネシウムを利用してエネルギーを生成する新たな方法です。
- この技術を活用すれば、メタンハイドレートを掘る必要がなく、洋上風力発電と組み合わせることで、持続可能なエネルギー供給が可能となります。
- マグネシウム発電の実現により、原発などの不安定なエネルギー供給に頼らずに済む未来が実現する可能性があります。
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マグネシウム利用の利点はなんといっても「電気の持ち運び」が出来る事に在ります。 元々は東工大の矢部教授が提唱したのが最初の筈ですが、マグネシウムが空気中で激しく酸化しエネルギーを発生する事を利用して、その熱を利用してタービンを回す発電や、マグネシウム電池として直接電気を得る事も出来ます。 何れも電力を得た後に酸化マグネシウムが残るので、それを還元してマグネシウムに戻せば、また電気を取り出すことが出来るので、その還元を太陽光を利用して行えば、完全に「再生可能エネルギー」として二酸化炭素を発生させません。 マグネシウムを持ち運ぶ事が、電気を持ち運ぶ事に繋がるので、送電線等の設備が不要になるので、欧州周辺の砂漠で太陽光発電して、欧州まで送電しようと言う構想も簡単になる可能性があります。 充電時間が長い事がネックとなっている電気自動車も、電池の中の酸化マグネシウムを取り出し、還元したマグネシウムを入れる作業で、30分は掛かるフル充電が簡単に出来る様になります。 以上、理屈としては素晴らしいのですが、太陽光を利用す為に必要な大型フレンネルレンズの製造が簡単では無い事が、主なネックとなっているので実用化と言うレベルには至っていません。 去年トルコで実験的な施設を作って稼働させてみましたが、思った様な成果が出なかったと言う事を聞いています。 メタンハイデレートには温暖化効果CO2の20倍と言うメタンが大気に放出されてしまうと言う事故リスクがあり、洋上風力には立地の限定と言うネックがあります。 ただ日本の未来と発電と言う事なら、世界全体のエネルギー開発と言う観点では、日本国が今までの様にちゃんと稼いでいけば問題は無い筈で、自前開発に拘る事はないと思いますよ。 エネルギーが自前で調達出来ても、貿易ラインが途絶えれば日本は餓死してしまうのですから、安全保障と言う事で考えれば、むしろ食料の自給化の方が大事だと思います。
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- rokometto
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普通に世界第三位の地熱エネルギーを使えばいいと思うよ
- eextu9
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以下のプロジェクトが具現化したら質問者さんの言うとおりだと思いますよ♪♪♪ 東京工業大学と三菱商事の組織的連携による第一号プロジェクト http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2005/files/0000002506_file1.pdf し かし、太陽光レーザーでMgOをマグネシウムに還元するのが結構難しいようですね^^♪♪♪ 実は、私もかなり期待していたのですが・・・ 「オーランチオキトリウム」ともども、頑張って欲しいですね^^♪♪♪
- HAL2(@HALTWO)
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要は火力発電の燃料を石油から Mg (Magnesium) に変えただけのものです。 Mg は石油や天然 Gas に較べて非常に高価なものなのですが、非常にありふれた元素で地中にも海中にも大量に含まれています。・・・人間の身体を構成する元素も C H O N Mg Ca K S P Fe・・・と 5 番目に多い元素が Mg です。 しかし、いくらありふれているからといって精製するのに多大なお金と Energy を要します。 Titanium という金属を御存知でしょうか? 軽くて強靭で熱にも強いことから Rocket Engine の Nozzle などにも用いられる高額の金属ですが、実は地表付近の地中にまんべんなく含まれていて Aluminium 並にありふれた金属なのです。 でも、精製も加工も困難なので非常に高価です・・・Aluminium も電気精錬法が生まれるまでは非常に高価で、France の Louis 14 世なんか貴族や客人には金銀の食器でもてなすものの自分は Aluminium の食器を使っていたそうですし、子供の大切な玩具は Aluminium を叩き伸ばした Alumi'-Foil を丸めたものだったそうですから(笑)。 Magnesium 発電の利点の 1 つは燃やしても MgO (Magnesium Oxide) になるだけですので二酸化炭素を生じないことです。 もう 1 つ Magnesium 発電が注目されるようになった理由は、燃やした後の MgO に Laser 光線を当てて 2 万℃ に加熱すると Mg と酸素が引き剥がされて再び Mg を燃料に戻す Recycle を行えるのですが、この Laser 光線を太陽光を利用して作り出せる技術をが開発されたことから、太陽光発電 Panel で発電するよりも Magnecium を Recycle した火力発電所の方が Energy 変換効率が高いものが作れるのではないかと期待され始めたことです。 ただし、MgO を Mg と O に分離するための Laser 光線 Energy は Mg と O が燃焼熱を出して発電する Energy 量よりも大きいものですので、10 万 kW の Mg 火力発電所の Mg 燃料を Recycle で作りだすには 10 万kW 以上の太陽光発電または太陽光集光 Laser 照射器が必要となり、必要な Energy を太陽光から集める施設は太陽光発電所用地並に広大な面積を必要とします。 原子力発電で余ってしまう夜間電力を揚水発電 Dam に揚水するのに用いるように、様々な余剰発電電力を Mg 精製に用いて Mg の形で貯め込んでしまえば、二酸化炭素を排出しない Mg 火力発電所で何時でも電力にできるし、燃料電池の燃料にして排出される MgO を回収できるような装置ができれば Bus や Truck の Engine も Mg 燃料 Engine にしてしまえるかもしれませんね。 ただし Mg は水と反応してしまうほど活性な金属ですので Gasoline のような液体燃料ほど簡単に取り扱えるものではないところが Mg 燃料 Engine なんて簡単には行かないのでですが・・・。
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
過去に同様の発言をしてるんだけど http://actvila.okwave.jp/qa7766217.html それ忘れてない? 一応そのとき自分が回答したのを同じ内容のをはっつけておきます 太陽光による発電 まずコスト比較 『コスト等検証委員会の報告書による各電源の1kw・hのコスト』 原子力 8.9円 石油 22.1円 天然ガス 9.5円 地熱 9.2円 太陽光 30.1円 記事ではマグネシウムを用いた電池の低コスト化とあります。 なので実際に海からマグネシウムを取り出すコストと計算してみました 記事には電気で・・とありますので海水からマグネシウムを取り出す方法は『電解法』だと予測されます。 実際にマグネシウム生成に電解法を用いている工場はありません。今の主流はが「ピジョン法」です。この方法では、酸化マグネシウムをシリコンで還元します(Si + 2MgO → SiO₂ + 2Mg)。実際には、ドロマイト鉱石とケイ素鉄を加熱し、できたマグネシウム蒸気を冷却して金属マグネシウムにします。 ピジョン法だと1トンあたり30万円となりますが、コストのかかる電解法、それを太陽光を使えば1トンあたり150万円ほどの試算になります 記事によると60Ah、12Vで1万円とありますが、あくまでコレは電池になりますし、従来の電池と比較しての話です。 質問者は原発と比較しておりますのでマグネシウムをそのまま発電システムという事なのでそれように計算すると 家庭用および工場などで使う100~200Wにして・・・・ 本当の概算で申し訳ありませんが 現在日本の一般家庭の電気代は平均6500円ですが一般家庭の一ヶ月の電気代軽く100万こえません?w ・・・もしかしたら一ヶ月の電気代500万を超えるかもしれません そもそも記事ではあくまでの電池の代替えです。一般の家庭でも電気代をすべて乾電池でまかったら大変な電気代金になります。つまりその乾電池を再生可能にしつつ、低コストという可能性を示唆したもので発電所の代わりという話ではないと思います
- 山田 太郎(@testman199)
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あなたも洋上風力発電研究員なら 発電サイクルを実証してから書き込んだら?
- RTO
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「100円拾うのに 200円分の電池代がかかるロボット」のような発明ですね。