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洋上移動の発電所と原子炉等の地震への対策について
- 洋上移動の発電所や原子炉の地震対策について質問をします。
- 洋上風力発電所を船に積んで移動させることは可能でしょうか?
- 発電所や原子炉を船上に設置し、沖合いで発電し変電所に送電する方法について考えています。
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洋上太陽光発電は、必要な面積の確保が困難では?現実に稼働している太陽光発電所、例として2011年8月10日に稼働したばかりの浮島太陽光発電所を引き合いに考えてみましょう。ここの最大出力は7000kW、面積は11haです。で、全長が300mで全幅が50mの超大型タンカーに空母のように太陽電池を敷き詰めたと仮定すると、この面積は1.5ha。この面積で得られる発電量は、 1.5/11×7000=954.5454...[kW] たったのこれだけです。こんなに大きな船を使っているのに!!こいつを100隻並べても、まだ10万kWに届きません。では技術革新で太陽電池の変換効率が高まったと考えたら?これも実はあまり言うほど変わりません。2010年代初頭の効率は20%弱なので、これが仮に100%になったとしても今の5倍くらい。かつてLEDの発光効率が、桁違いに上がっていったような革新はありません。 では風力だとどうか?これはすでに指摘があるとおりで、固定の問題があります。固定することは可能は可能だと思いますが、そうすると今度は「船なら条件の良い場所に移動できる」というメリットを失うことになります。また、地震で影響を受けないように固定するには、がっちり海底に留めるのではなくて、アンカーを複数下ろす作戦でしょうが、どのみち水深が深いところには行けませんね。鎖の重量や強度を計算しないと。 移動すると、送電線をどうするんだという声を聞こえなかったことにしても、かなり無理がありそうな気がしますね。もうすでにいろんな人が言っていますが、船で発電するならそれを陸に引っ張るのではなくて、その場で海水を電気分解して水素を作り、それを陸に運んで燃料電池や水素エンジンを動かす方が無理がないと思います。これだと「作り置き」が可能になり、自然エネルギーの不安定さを解決する手段にもなりますから。
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- RTO
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「タンカー1隻ではなく、複数隻による発電を想定しています」 増えれば増えるだけ 電気料金が跳ね上がるだけです あなたのお家の電気料金が来月から10倍になっても納得できますか? 単身家庭で5万円 5人家族の一軒家で15万円
洋上フロート施設では、台風や高波などに対する手当をどうするか、と言うのが比較的問題になるかと。 移動するにしてもコストがかかるし、移動前後で陸上とのアクセス(送電の)をやり直さなければならないし。 結局コスト的にペイしないんじゃないでしょうか。 ヨーロッパなどで、風力発電や洋上での施設発電が比較的容易なのは、日本のような激烈な気象条件がないからではないでしょうか。
- RTO
- ベストアンサー率21% (1650/7787)
たかだかタンカー一隻分を拡張しても面積には限りがありますから大した発電能力になりません 耕作放棄された広大な農地や山林に作った方がよほど安価でメンテナンスが容易です 日本の電気料金は高いと言いますが、コストが高い理由はつまるところ人件費です
補足
回答ありがとうございます。 タンカー1隻ではなく、複数隻による発電を想定しています。
- yukaru
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風力の場合作用反作用がありますので、固定されない船だと出力を上げずらいです 太陽光の場合は船くらいの面積だと大た発電量は見込まれません 原子力船の場合は、出力が低くてもいいのなら作成は可能ですが、日本の港で寄航させるところはありません、から余計な問題をしょうだけかと
補足
回答ありがとうございます。 しかし、移動したあと、アンカーやそれに類似する機械で海底に固定させることは不可能なのでしょうか?
お礼
分かりやすい回答でありがとうございます。