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設備を購入する際の会計的効果
一般的に設備を購入するより、リ-スした方がいいと いわれますが、反対に設備を購入するほうがリ-スより もいいといわれるのはどういうケ-スですか。
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ご質問にお答えします。 リースと買取を比較する場合、「キャッシュフロー」で 判断することが出来ます。 キャッシュフローとは大雑把に言って企業が今すぐに支払に当てられる現金・預金のことで、財務会計上の 税引後損益+減価償却費です。 設備を買取った場合、その設備の耐用年数(企業の業種で決まる)で減価償却します。例えば1千万の機械を買った場合、仮に10年償却の時は残存簿価を10%に設定して 900万を10年で定額(定率)償却すればよいことになります。 この時の減価償却費用は社外への支払に充てられる物ではなく、通常は社内に留保されいつでも使える現金の意味合いを持ちます。これがキャッシュフローの意味です。 よって、企業が黒字経営で税引後利益が上がっている時は リースとして費用計上するよりも買取で減価償却した方が有利になります。 しかし、コピーや大型のFAXなどはトナーの交換や日常のメンテナンスが必要なのでコストを比較しリースにする場合が多いようです。
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- bei
- ベストアンサー率0% (0/4)
購入が有利か リースが有利か キャッシュも勘案して比較するEXCELシートをどこかのホームページで見た記憶があります。 どなかたご存知でないでしょうか?
お礼
これは自分でシュミレ-ションしてみてできるような 気がしますけど。小職の質問に関して関心を持って いただいてどうもありがとうございました。
- groove
- ベストアンサー率32% (178/556)
既にみなさんから適切な回答が書かれてありますので、 補足です。 消費税の申告が本則である場合は、高額な設備(固定資産) を購入しますと、その購入した日の属する事業年度の消費 税の納付額を少なくできます。売上高等が少ない場合には 還付を受けられる場合もあります。
お礼
税金にもいろいろ関連するんですね。気がつきませんでした。いろいろと教わることがあります。 ともかく、どうもありがとうございました。
- n_kaname
- ベストアンサー率22% (694/3099)
下の方の説明で間違いありませんが、業務担当としては、 ・パソコンなどのように技術が日進月歩の物は、数年に及ぶリース期間中に技術化が進むので利用しない方が無難。 ・車輌は一見買い取りの方が良いように思えるが、メンテナンスなどの点からリースの方が手間が掛からず、また経理処理も楽である。 特に車はオイル交換等の定期点検、車検、自動車税、タイヤ交換などが含まれている契約と自社所有の比較をした場合、メンテナンスに掛かる時間とそれに携わる人件費に差が出ることも考慮に入れた方が良いと思います。
お礼
具体的な事例をアドバイスして頂いて、どうもありがとう ございました。役にたちそうなので、実務に使っていきたいと思います。
以下のような点で、買取りが有利です。 1.資金的に余裕がある場合は、買取りの方がリースの金利分の負担がない。(買取りの資金を預金にしても、リースの金利より低い) 2.当初から自社の名義になる。 3.定率法で減価償却すると、早期に経費として計上できる。(リースは均等・定率法の償却は逓減)
お礼
真っ先に回答いただいてありがとうございました。 手短ににまとめられており、すんなり頭に入ります。
お礼
いろいろと回答を頂いて、皆様からいろいろと教わることが多くて、このサイトには感謝してます。強いていうならば、bigantさんのアドバイスが一番適切かなという感じです。どうも、ありがとうございました。