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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電気分解で発生する気体について)

電気分解で発生する気体について

このQ&Aのポイント
  • NaCl水溶液を電気分解すると、H2とCl2の発生が学ばれていますが、実際には塩化物イオン濃度とpHによって反応が進むため、塩素発生と酸素発生のどちらが進行するかは変わります。
  • 塩素発生と酸素発生のどちらが進行するかは電圧と塩化物イオン濃度、pHに依存します。塩素発生と酸素発生の両方が進行する場合もあります。
  • 例えば、[Cl-] = 0.5 M,pH=7の場合、1.3 Vの電圧をかけると酸素発生の反応が進行すると考えられます。1.5 Vの場合は塩素発生と酸素発生の両方が進行する可能性があります。

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

渡辺正編著「電気化学」(H13丸善・・・基礎化学コース)p17、18 食塩水の電気分解において ・塩素が発生するのはNaClの濃度がそこそこ高い水溶液に限った現象である。 ・電圧が大きければどんな食塩水でも陽極の気体には必ず酸素が(微量のオゾンO3も)混じってくる。 ・NaClの濃度が0.001Mあたりまで下がると、電圧が3V程度でも、陽極から出る気体は酸素が主体になる。そのため、濃度を大まかにせよ指定しない入試問題は、欠陥問題だと言わざるをえない。 ・標準電極電位だけで考えれば中性あたりのpH条件だと、塩化物イオンCl^-よりも水H2Oの方がはるかに酸化されやすいはずなのだ。しかし実際にやってみると、普通は塩素が出てくる。謎を解くカギは"過電圧"というものが握っている。 ・塩化物イオンCl^-が塩素Cl2になる変化に比べ、2分子のH2Oが酸素O2になる変化はけた違いに複雑である。・・・こうした中間段階のどれかが大きな活性化エネルギーを必要とするため、酸素発生は進みにくく、塩素の方が先に出てしまう。

satuchiko
質問者

お礼

回答有難うございます。 渡辺先生の本を読んでみます。

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