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イオン電極について
最近、イオン選択性電極について勉強し始めた者ですが、質問させてください。 最近では、高分子にイオン選択性をもつ感応物質を混ぜ込んだものがありますが、 内部液を充填するものと、内部駅を用いないもの (例えば、金属線に直接、感応物質をふくむ高分子でコーティングするもの)があります。 内部液を使用するかしないかは、何か化学的な条件に左右されるのでしょうか。 もしくは、内部液がなくてもほとんどの場合、 イオン電極として作用するのでしょうか。 分かりにくい質問ですが、内部液を使用する理由を、 解説してくださると、ありがたいです。 どうぞ、よろしくお願いします。
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- c80s3xxx
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回答No.1
内部液を使う方が意味合いとしては理解しやすい.つまり,膜の左右での非対称性が電位差を生んでいるわけ. ただ,内部液側は結局一定でさえあれば,その物理的な意味づけなどどうでもいいという見方もある.使うだけの人とかね. Coated-wire タイプってのは,そういう意味で,作りやすく,使いやすいといえばそう. あとは,感応物質や感応膜の具合で,coated-wireタイプがうまくいかないのとかは,素直に内部液を使うようにする. coated-wire型は,内部での電位の発生機構がいい加減だから,電極ごとの再現性がなかったり(まあ,内部液使うのでもいろいろだけど),経時安定性がよくなかったりすることもある.ま,いろいろということで.