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相対湿度と平均水蒸気圧、平均水蒸気圧負債の関係
いつもお世話になります。 NOAA/UCARというサイトから気象データをとってきました。 平均水蒸気圧(Average Vapor Pressure, AVP) 平均水蒸気圧負債(Average Vapor Pressure Deficit, AVPD) という項目があります。 よく目にする気象データとして相対湿度(Relative Humidity)がありますが、これは Relative Humidity = AVP÷(AVP+AVPD) * 100 (%) と表してよろしいでしょうか。 ご指導よろしくお願い申し上げます。
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平均をとっているので、瞬間では成り立ちませんが、平均では成り立ちます。 ふつう平均は日平均です。 平均水蒸気圧負債(Average Vapor Pressure Deficit, AVPD)は、日本の気象関係では、「日平均飽差 VPD」というようです。 http://search.nifty.com/websearch/search?cflg=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&select=85&chartype=&q=%E5%B9%B3%E5%9D%87%E9%A3%BD%E5%B7%AE+%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%BA%81+%E8%A6%B3%E6%B8%AC&ck=andsrch_u3_nif&otype=web_nifty_1 で、 日平均水蒸気圧 e = min[e(K), esat(T(A))], (3) 日平均飽差 VPD = esat(T(A)) - e, (4) 日平均 相対湿度 Rh = 100 × e/esat(T(A)), (5) となっているので、 Rh=100×e/(VPD+e) で、質問者の式と同じです。 http://agrienv.dc.affrc.go.jp/point_mesh/multi.html に、データがあるので、確認できます。
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- sawa001
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ある瞬間の測定値に対してならばその式は成り立ちますが、平均値に対しては成り立ちません。 たとえば以下のページのデータで検算すれば成り立たないのが分かります。 http://ag.arizona.edu/azmet/07.htm 成り立たない理由は、AVPとAVPDが比例関係に無いからです。 平均相対湿度のデータが必要なら、生データから別途抽出する必要があります。 前記のデータにも平均相対湿度は入っていますね。
お礼
なるほど、平均だと だめなわけですね。 UCARのデータでも maximum relative humidity minimum relative humidity と二つの項目があり、奇妙に思っていました。
お礼
大変ていねいなご回答ありがとうございました。 飽差という むずかしい用語も教えていただき勉強になりました。