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小論文について
小論文のテーマを『市民が刑事裁判に参加する裁判員制度の是非』にしようと思っているのですが、皆さんの意見を聞かせてください。 この制度について賛成か、反対か。またその理由などありましたらご意見お聞かせください。 どうぞよろしくお願いいたします。
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日本の裁判員制度は、大きな事件に限ること、 そして専門的判断は裁判官に任せるとしている ので、1つの試みとしていいと思います。 ただ犯罪について国民の意識を変える啓蒙活動と、 マスコミのいい加減な報道体制を抑制するしくみ を整備しなでこのまま進めば、必ず失敗します。 凶悪犯罪を犯した少年の弁護士が、少年をかばう ような発言をするとマスコミから非難を受けますが、 これは弁護士という立場もさることながら、真相は マスコミが報道するようなものと大きく違うことを 意味します。 マスコミが凶悪犯と報道した容疑者の判決で、 裁判員が温情判決のようなものを出せば 当然マスコミはそれを非難するでしょうし、 それにつられて、被害者の遺族の恨みの矛先が 裁判員に向けられるでしょう。 裁判官は法律に元ずいて判断を下している部分が おおいわけですから、被害者側に納得のいかない 判決が下されても、裁判官個人ではなく、司法 制度への不信に繋がるわけですが、裁判員はそうした 法律の専門知識をもたない一般市民の代表という ことですから、その判断は個人的なものと受け取られ、 非難は裁判員に集中することになります。 マスコミにマインドコントロールされた 多くの一般市民に納得の行かない判断をする 裁判員は、マスコミに攻撃を受けることになり、 法でいかに規制しても、プライバシーの部分まで 侵害されることになるでしょう。 事件の真相を知って、良識ある判断を下そうと する裁判員はいなくなり、マスコミに極悪犯罪人 扱いされた人は、そのまま重罪を言い渡される 傾向になります。
お礼
とっても参考になるご意見有難うございました!