鉄道ファンがJRなど鉄道会社に就職するのではありません。
もちろん、鉄道が好きだから、鉄道会社に就職するという方もいらっしゃるでしょうけれど、
直接お客と触れあう仕事がしたい、でも販売は好きではないという人、
倒産しない企業への就職を考えた人、
平日に休むこと、時間の融通がきく仕事に就きたいと考えた人、
給与や福利で選ぶ人など、様々ですよ。
ちなみに、女性を増やしたからといって、直接コスト削減には繋がりません。
女性だからという理由で、報酬を安くすることは認められません。
契約社員に応募するのが、女性の方が多いということはあるかもしれませんが。
単純に考えれば、出産後も働きたいという女性が増えてきている現状の中で、育児休業が取得できる会社、育児休業期間以後も子育てのための時間調整や休暇の取得が可能な会社が、限られているのが原因でしょう。
また、従来は「鉄道は男のもの」という質問者さまのような考え方の人が採用側で幅を利かせていたのでしょうが、男女雇用機会均等法が普及して、成績や適性だけで判断し始めたために女性の採用が増えたこと、採用後の配属にも「女性だから」という思い込みが亡くなったために、乗客の目に付く場所にも女性がいるようになったということもあると思います。