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アクティブファンドとインデックスの期待値について
一般に、アクティブファンドがインデックスファンドを比べた場合、アクティブファンドの方が負けているファンド数が多いと聞きます。これは、単純に、ハイリスクハイリターン型になっているのでしょうか? 言い換えれば、平均的な期待値は同じだが、偏りが大きいと言うことでしょうか? それとも、手数料があまりに大きく、偏り云々など無視できるほど、これら要因で期待値が落ちていますか?
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- g8yrmbuqku
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No.1です。 私は未来予測をほぼ諦めています。ですので下落相場で勝つことは考えていません。 株式投資は企業の成長を狙うのが王道です。会社の規模が2倍になれば、株式価値は2倍になります。仮にリーマンショックの様な暴風が吹いて全ての株価が半額になっても、株式価値が2倍になっていればイーブンですし、さらに企業が成長し続ければそれ以上負けることはありません。 少し繰り返しになりますが私は市場は不完全だと思っていますので、リーマンショックの様な理由なき下落や安値で放置されている時に優良企業へ投資し、企業が2倍の大きさになるまで見守れば負けることはあまりないと思っています。また225種類(インデックス)を買うよりは、本当の優良企業だけ買ったほうが企業成長をしっかり享受できると考えています。 もちろんソロスさんに代表されるのような、市場トレンドを読む様な投資スタイルもあり得るとは思っていますが、それこそ感情を数値にするような難しい計算が必要で、一般投資家が行うのは難しいように思います。 ちなみに有事に何ポイントぐらい下落するのかという話ですが、それは一般的には「リスク」という名で計算されているものではないでしょうか。(まぁリスクは不確実性を織り込みませんから何の意味もないという考え方もありますが)
- g8yrmbuqku
- ベストアンサー率42% (6/14)
No.1です。 負けを極端に避けたがる方なんですね。投資とは元々不確実なものですからそれを受け入れられないならあなたが見つけた方法が良いのではないでしょうか。(両建ての株主優待狙いかなんかですか??) 社会人なら自分の会社の10年後、5年後どうなるかを正確に分かるわけないのは肌で分かりますよね。 ちなみに私の投資歴も10年ぐらいで、株中心ですので当然負ける年もありました。 市場の織り込みを信頼しているようですが、リーマンショックで日本株が約半分になったとき、市場は一体何を織り込み直したのでしょう。私には資金ショートによる信用収縮が起きただけのように見えますし、市場とはその程度の正確性なのだと思っています。
- g8yrmbuqku
- ベストアンサー率42% (6/14)
No.1です。 投資歴が長い方なんですね。失礼しました。 「市場は全て織り込んでいる説」は、私は幻想だと思っています。LTCMファンドの破綻は「市場は合理的であるという前提で運用したこと」が原因だと思いますので、織り込んでいる説と因果関係は弱いのではないでしょうか。 私の感覚的なものですが、株式市場は7割ぐらいは合理的に織り込んでいますが、3割ぐらいはバブル・逆バブル・無関心になっています(非合理な価格)。勉強すればその歪みを捉えることは個人でも十分可能だと思います。 MMFなどの債券運用であればファンドの利便性もあると思いますが、株式アクティブなら利用する価値はあまり無いようにやはり思います。 手前味噌になりますが自分の運用を公開していますのでご興味があれば参照ください。 http://sprn.cocolog-nifty.com/ 毎年4~6%の運用ということで10年としてはとても立派な成績だと思います。概ねAUDあたりだと思いますがAUDはバブルですので金利差・信用収縮には細心の注意を払うことをお勧めします。
お礼
再度ご返信頂きありがとうございます。 3割ですか・・・その読みはとても大胆に感じました。何年程度行われているのか分かりませんが、大負けせず、平均的に常に勝ち続けられますかねぇ・・・? ただ、残念ながら、私にはそう思えないのです。あれば嬉しいのですが。LTCMには間違いなく私より情報力、相場観など全てに於いて上手の社員がいたと思います。それでも破綻です。1つの例で語っても仕方ありませんが、他にも、四季報でポジティブな言葉があった銘柄を全て抜き出し、運用したと仮定したことがありますが、市場平均と大差がなく、歪みが3割というのはやはり、想像できません。サイコロジカルやなども分析しましたが、同様に、予測できる物ではありませんでした。例えればコインを5回投げて、表がでたあと、6回目を投げて表がでる確率も、まだ1/2であるような感覚でした。 また、株式市場すら合理的と思っていますので、FXについては、それ以上に合理的と思い一切売買していません。私の場合、日本株の非合理的なニッチで必ず100%のヘッジを置いた状態で裁定取引をしています。そのため、年4%を維持しています。大きく増えもしませんが、減ることはありません。ただ、この歪みは年4%程度が限度、資金が小さければ10%位ですが、4%程度が普通でしょう。これ以上、大きくなれば、手間ですので定期預金がいいと思っています。ただ、ニッチですので資金が大きければ全く使えない方法ですので弱小投資家しかできない方法です。そのため、やはり、市場全体から見れば、市場の歪みはほぼ0%だと思っています。 3割も歪みがあれば、確かに面白そうですが、(個人的には、絶対利益を重視したいので、ETFで空売りヘッジして、現物買い)、そこまで開きがありますかね?
- g8yrmbuqku
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No.1です。 アクティブとインデックスの手数料の差は年間1%程度です。一方でアクティブの多くがインデックスをなぞるような、アクティブの本来の意味を忘れたような運用をしているのが実態です。 またインデックスとは結果が大きく違っていて過去実績が良い物を探してみても、実はハイリスクハイリターン型になっているだけで次の年は大負けになる例も少なくありません。 結局、アクティブで本当に優秀なファンドを見つけるためには、「何に運用しているのか理解」し、「それが正しい方向なのか」を投資家自身が理解することが必要なわけで、それが分かる人なら自分で運用すればよいのです。 良いファンドを探すなんて幻想を抱かずに自分で運用してみてはいかがですか。自分で株式を買えば信託報酬は一円もかかりませんし、投資スキルが向上しますよ。
お礼
ご返信頂きありがとうございます。 自分では10年ほど運用しています。信託はMRFとMMF以外手数料が高くまだ買ったことがありません。 また、10年の内、一般的な個別投資をしていた、3年を除きマイナスになったことは一度もありませんが、より良い投資方法を探しているところです。一応、平均して年利4-6%を維持しています。ただ、私の方法では、市場とはあまり関係なく、常に4-6%で資金にも上限がありこれを超えることができません。 また、基金などの運用ポートフォリオを見ますと、投資信託を上手に入れていますので、やはり、投資信託は避けて通れない気がしています。 また、信託を考えるのが、3年ほどマイナスになったのが全て、一般的な個別投資でしたので、嫌になったのです。(ま、コンスタントにマイナスが出せるなら空売りという方法もありますが(笑)) 投資スキルと言われますが、私の思うに、市場は非常に合理的で、今の価格が仮に安いと感じても、それには相当程度合理的な理由があり、上がる上がらないは、市場の予想を裏切った場合のみと言う気がしていますので、ギャンブルかと思います。例えば、投資の教科書?である四季報でポジティブな言葉があった銘柄を全て抜き出し、運用したと仮定したことがありますが、市場平均と大差ありませんでした。 また、ノーベル受賞者のLTCMも破綻していますし、個人が行使できるスキル程度で太刀打ちできる代物ではないと思っていますがいかがでしょうかね?
- g8yrmbuqku
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(平均的な)アクティブファンドは手数料分だけ期待値を上げることができないという話ですよね。 なぜ偏りの話だと思ったのですか。
お礼
回答いただきありがとうございます。 今、自分で読んでも何だか意味不明な文章になっていましたが、回答いただきありがとうございます。 アクティブファンドを薦めるAllAboutの説明みたいな広告で、アクティブファンドには成績の良いファンドと悪いファンドがある。 アクティブファンドの多くは負けているが、それは、手数料が主因ではなく、ファンドの選び方に問題があるからです。 良いファンドを選べば、利回りはとても良くなると言われたためです。 言っていることは正しいと思うのですが、肝心の、「良いファンド」の具体例が書いてありません。 実際問題、手数料は無視できる程度なのか、また、良いアクティブファンドの選び方が分かればと思って質問させていただきました。 ただ、合理的な市場の世界で、アクティブファンドが生き残っていますし、それなりの価値はあると思い、全く持って、怪しいと決めつける前に、一度考えてみたいと思った次第です。
お礼
ご返信頂きありがとうございます。 ヘッジで優待、これもニッチ故、織り込まれるのが極端に遅い事例だと思いますが、今ではある意味全てが織り込み済みで、人件費程度にまで織り込まれた感があり、殆どやっていません。 確かに、損失は最小限に抑えたいですね。また同時に、市場が悪い方向に行っても、判断が正しければ確実に儲かるようにしたいというのも大きいです。例えばですが、日本は世界で有数の地震大国で長く投資を続けていれば必ずまた遭遇するでしょう。通貨危機もかなり良い頻度で起こっていますしね。これらのリスクをどの程度と見るかですが、私は長期で見ると大きく運が悪いと致命的になると思っています。 確かに破綻すれば、信用収縮が起きることは分かりますが、問題は、それで株価を何ポイント押し下げるかの予測です。これはその時々の流れを予測しながら常に織り込みつつ移動しているように感じるのです。今のEUなど興味深く見ていますが、新しい金融政策を睨みながらであるように見えます。これらの影響を精度良く予測できるのであれば良いですが、不確実性が高くギャンブルに近い性質の物ではないかと思うところがあります。シンクタンクなどは個人よりも深い調査をしているようですが、個人では人脈などにも絶対的な限界があるのではないでしょうか。