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頂点を極めた、その先の世界とは。

羽生という将棋の第一人者のインタビューがありました。 その時の発言です。 正確ではありませんが、趣旨は合っていると思います。 「七冠をとったとき、将棋の頂点を極めたという想いがあったが  その先の世界があることも解った。  その世界に行こうと想えば行けるけれど、帰って来られないような  気がする」   この「先の世界」とは何だと思います。 色々考えてみたのですが、どうもしっくりする答えがみつかりません。 推測で結構ですので、意見をいただけると嬉しいです。

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回答No.4

 羽生善治のインタビューを動画で検索してみたら次のようなのがありました。  「これ以上集中すると、もう元には戻れなくなるんじゃないかという感覚に襲われて、ゾッとするときがある」  たぶん気持ちとしては、同じことを云っているのでしょう。  そこで併せて考えて見ると、やはり私も“ロボット=狂気の世界”を意識して発言しているように思いました。

hekiyu
質問者

お礼

「これ以上集中すると、もう元には戻れなくなるんじゃないかという  感覚に襲われて、ゾッとするときがある」     ↑ やっ! これは私の感覚にぴったしきます。 集中力の極限ですか。 ありがとうございます。

その他の回答 (10)

noname#189751
noname#189751
回答No.11

CP的な世界に入りたくない という自己矛盾みたいなものでは 仮想計算の極限の世界に線を引いておきたい という意志かもしれない 計算の主役が 計算そのものになってしまう怖れを感じる 自分を失わない 人間としての将棋を指したい といった事かもしれません。

hekiyu
質問者

お礼

”計算の主役が 計算そのものになってしまう怖れを感じる”     ↑ これも、将棋と一体化してしまう、将棋に指されて しまう、ということでしょうか。 有り難うございます。

noname#194996
noname#194996
回答No.10

まだ私は完璧ではない、私は人間だ。だからこの先負けることがあるかもしれない。もっと将棋の世界を極めて誰にも負けない完璧な棋士になりたいが、それはつまり人間でなくなること、超人になるということだ。超人になれば普通の人間には戻れなくなるかも知れない。それは怖いことでもある。 その先の世界 というのは超人の棲む異世界ということでしょう。魔境といってもいいと思います。

hekiyu
質問者

お礼

超人ですか・・・。 ニーチェとは勿論異なるのでしょうが。 ありがとうございます。

noname#161756
noname#161756
回答No.9

勝手な推測ですが「将棋にのまれる」という事でしょうか…

hekiyu
質問者

お礼

将棋を指しているのではなく、 将棋に指されている、いや 将棋と一体化した、てこと ですかね。 ありがとうございます。

  • zebura23
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回答No.8

おそらく、五感を超えた次元へ足を踏み入れる不安を表現していると思います。 帰ってこれなくはないのですが、吸い込まれる感じがするのでしょう。 それは脳内で起きている現実で、誰にも起こりうることです。 一番身近なものでは、五感が眠っているときの睡眠中の意識です。 それを目覚めている状態で経験するのです。 集中や精神統一、瞑想などが目指しているのが、この境地と思います。 「先の世界」とは、3次元的な制約のないアストラル界、 あるいは低層4次元ではないでしょうか。 それはどこかへ行ってしまうということではなく、 もうひとつ意識が拡張した状態で生きられることを指すと思います。 4次元、5次元、6次元・・と精妙な世界は奥が深いようです。

hekiyu
質問者

お礼

”吸い込まれる感じがするのでしょう。 それは脳内で起きている現実で、誰にも起こりうることです”     ↑ そう言われてみると、そうだな、と思います。 ”一番身近なものでは、五感が眠っているときの睡眠中の意識です。 それを目覚めている状態で経験するのです。 集中や精神統一、瞑想などが目指しているのが、この境地と思います。”     ↑ よく理解できました。 ありがとうございます。

  • DMIM
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回答No.7

因みに、俺のただの推測ですけど、丸ちゃん(九段)って、そんな魔境に入っちゃったみたいな感じですよね。それとも、小さい時からあんな感じなのでしょうか。 将棋以外の人でも、たまにそんな雰囲気が少し変わっている人が居ますけど、そんな人たちはそんな魔境に入っちゃった人なのかなと勝手に思っています。

hekiyu
質問者

お礼

”丸ちゃん(九段)って、そんな魔境に入っちゃったみたいな感じですよね。”        ↑ 思わず笑ってしまいました。 いや、まさにその通りですね。 入ったまま出てこない感じです。 ありがとうございます。

  • DMIM
  • ベストアンサー率17% (10/56)
回答No.6

「その世界に行こうと想えば行けるけれど、帰って来られないような気がする」みたいな発言は、回答No.4のyy8yy8azさんが言っている感じだろうと思います。「羽生 魔境」で検索すると出てきました。 『 羽生棋士が七冠を達成した直後のテレビ出演において、とある若手哲学者と対談する。対局中どのようなことを考えているのかと聞かれた羽生棋士は、「ときおり、対局中に、心が、ふっと魔境に入りそうになるのです」と答える。さらに若手哲学者が「なぜ、その魔境に入ってみないのですか」と聞くと、今度は彼はこう答える。 「ええ、戻って来れなくなると困りますから」 』 で、俺も、思考や想像していると、そんなことがたまに在ります。 何かを自分が見たり意識したりしていることの意識の視点や根元(≒何かを意識している自分)から、自分が感じている乱れに飲み込まれる感じであって、確かに戻って来られなくなりそうです。 たぶん、頭の中でされている並列探索量が凄いことになっているんでしょうね。一部では循環しまくりとか。そのように容量を超えると、運が良かったら、小悟になるのかも知れませんね。 ただ、「七冠をとったとき、将棋の頂点を極めたという想いがあったが、その先の世界があることも解った。」という意味での「その先の世界」で言うと、普通に、将棋という系(=システム)の特徴などをまだ探究し尽くせていないという意味でしょう。さらには、将棋だけでなくて、将棋をさらに普遍化したり高度にしたりしたような系を探究することなのかも知れません。 で、そのことをもさらに普遍化したりしていって、それっぽいことを言うと、まさに「自分探し」でしょう。 自分が何に魅了されたりするかを知っていって、自分が魅了されたりした物事をまた探究していくのでしょう。 因みに、将棋から分かることは、面白いですね。 理論としては、既に全ての手は出尽くしていて、全く面白さなどはないのでしょうけど、全能でない私たちにとっては、そうでないですね。 まさにそんなことによって、私たちにとって、独特な効果や知識や構想などが生まれていますからね。

hekiyu
質問者

お礼

私も、死をシミュレーションしたことがあります。 頭の中だけですが。 その時も、戻って来られなくなりそうな恐怖を 感じで、途中で打ち切りました。 あれと同じ感覚なんですかね。 それにしても、魔境ですか・・・。 ”因みに、将棋から分かることは、面白いですね”       ↑ いや、ホント、その通りだと思います。 ありがとうございます。

回答No.5

すべての敵(7人)を倒した後に残るのは、自己相克、自己否定、つまり自滅なんじゃないですかね。

hekiyu
質問者

お礼

自滅ですかあ・・・。 目標が無くなって、ということですかね。 ありがとうございます。

  • MOG777
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回答No.3

瞑想や座禅でも、本来は簡単なはずなんですが「帰って来られないような」気持ちがあるとブレーキがかかります。本当に・・・ 羽生さんのその気持ちが愛着によるものであるならば、「先の世界」とはさとりの世界に近いものの可能性が少し高まります。 ただ、さとりの世界とは何かというと、現段階の私には未体験であり回答不能となります。

hekiyu
質問者

お礼

悟りの世界ですか。 将棋に集中しているときは、瞑想に近い状態に あるのかもしれませんね。 ありがとうございます。

回答No.2

もちろんその立場にならなければ分からないことですが、あくまでも推測で・・・ 人間をやめる。 人間らしさを捨てる。 羽生さんにたとえると、24時間将棋だけを考え、他の欲を一切捨てる。 感情も一切なくし、笑い・怒り・焦りなどおこらない(ようにする)。 将棋コンピューターもしくはロボット化すると考えます。

hekiyu
質問者

お礼

将棋のマシーンになってしまう、という ことですか。 作家の佐藤春男は文学の為に恋人に不倫させ 自殺に追い込んだ、と柴田錬三郎が言っていました。 それ以後、柴田錬三郎は純文学が怖くなり 大衆小説に転向した、と独白していました。 それを思い出しました。 ありがとうございます。

noname#182038
noname#182038
回答No.1

お早うございます。 一度は言いたいですね、この言葉。 そこに立った方が、未だ先が有ると言ったのですから間違いはなく 死ぬまで続くのでしょうね。 帰って来られないのですから。

hekiyu
質問者

お礼

おはようございます。 ホント、死ぬまでに一度は言ってみたいですね。 凡人には無理なんでしょうけど。 羽生さんは、将棋の神様と将棋を指したら、 角落ちなら勝てるだろうが、香落ちでは自信が ないといっていました。 ありがとうございます。