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イオンの存在を目で見ることができる簡単な実験方法は?
高校の化学の導入実験です!イオンの存在って口で言えてもこれがイオンだよーって見せることがなかなか難しいですよネ。私も例えば硫酸銅のような電解質の物質を使って電気泳動等試みたのですが、溶液にすると拡散したりしてうまくいきませんでした。やり方がまずかったのか、あるいは他の方法でも構いませんので、中学・高校の化学の簡単なレベルで実験方法がありましたならばご教示ください。
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こんにちは。 目に見えてアピール力のあるイオンといえば、手近なものは、有色の金属イオンでしょう。 銅(2)イオンは青、鉄(3)はオレンジ~茶色などが無難でしょう。 鉄でしたら、塩酸や硫酸に金属鉄を入れて、着色していく様子を見せるとか。 銅でしたら、硫酸か塩酸を電解液として銅電極で電解し、青い色が拡散していく様子を見せるとか。 またちょいと変ったところでは、着色した濃厚食塩水と真水(できれば蒸留水か精製水)を重層し、先端のみ露出させた被覆電線(単芯線が好適)を差し込んで通電実験を行い、真水と食塩水部分での違いを比べるとか。 石灰水や塩化カルシウム水溶液と薄い炭酸ナトリウム水溶液を混ぜると炭酸カルシウムの白色沈殿が生じますね。 元々透明な2種類の液体を混ぜると白くなるってのもいいかも。 あと、炎色反応なんかはいかがでしょう。 きれいに布で磨いた銅線と塩酸などに漬けた銅線でそれぞれ炎色反応の実験を行なうと、塩酸に漬けた方が早く反応が出るはずです。 塩酸に漬けた方は拭かずに火に入れるのがコツです。 これは塩酸によって表面が僅かですが塩化銅ができ銅イオンができているためです。
お礼
こんにちは。親切な回答をありがとうございました。助かります。早速トライしてみたいと思います。