- ベストアンサー
「終わりなき夜に生まれつく」は、よ?よる?
シェークスピアの 「真夏の夜の夢」も迷いましたが、Wikiを見たところ 原題の意訳寄りの 「夏の夜の夢」は なつのよるのゆめ で 初期の訳の 「真夏の夜の夢」は まなつのよのゆめ でいいらしいと判りましたが。 詩の一節から付けたタイトルだという 「終わりなき夜に生まれつく」はどちらなのか ルビを振ってあるページが見当たらないので判りません。 自分の感覚では「よ」と読みたいところですが。 夜の読み方 「よ」「よる」 http://okwave.jp/qa/q2744415.html というのも見付けましたが どちらなのかハッキリしませんでした。 ご存知の方お願いします
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1.「真夏の夜の夢」「夏の夜の夢」 「マナツノヨノユメ」「ナツノヨノユメ」…すべて<ヨ>となっています。 実際に当たってご確認ください。(WIKIの読みには何らの根拠が明示されていません。) http://webcatplus.nii.ac.jp/#/138c0b1847d 2.「終わりなき夜に生まれつく」 「オワリ ナキ ヨル ニ ウマレツク」 https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/switch-detail.do?idx=0 この他に、類似のタイトル検索では<ヨル>ですね。 「オワリナキヨルノハテ」「オワリナキヨル」「オワリナキ ヨル ニ ウマレテ」 http://webcatplus.nii.ac.jp/#/138c0c3e4f3 視覚障害者のために録音図書を製作することを音訳と呼んでいますが、次のサイトは大いに参考になります。 「音訳の部屋─読み方辞典」 http://hiramatu-hifuka.com/onyak/onyindx.html
その他の回答 (5)
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
「終わりなき」と来れば感覚的には「よる」ですかねえ・・・。 「おわりなきよにうまれつく」のほうがたしかに語呂はいいのですが、「終わりなき世に生まれつく」とまぎらわしくなるので個人的には「よるに」と読ませたい。 そういう問題じゃないか・・・。
お礼
回答ありがとうございます 結果は「よる」でした、ピンポン、ですね
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
これは他の回答者様が仰る答えと重なるけれども、言葉はそれが使われる場面によって読み方も変わるとの事実もあります。 例えば『枕草子』の一節。「夏は夜。蛍の多く飛び違ひたる」を「よる」と読めば、これが『平家物語』では「ただ春の夜(よ)の夢のごとし」となります。『枕草子』も『平家物語』も共に散文です。ですから「韻文では五七調、散文では七五調」といった仕分けの仕方をしても意味はない。ただ「読む時のリズム感」との説明ならばそれなりの説得力もあることは確かです。 本当のところ「書いた本人にしかわからない」というのが実情でしょうね。そしてこうした問題に付きものの「正しい」という表記もあやしいものとお考えになった方が賢明です。何を基準として「正しいというのか」などは文学の評価とは受け容れない部分ですから。
お礼
回答ありがとうございます おっしゃる通り、詩として、芸術作品として味わう時には 正解はないのかなと思うようになりました。 ただタイトルは「商品名」ですから、 一応これというものがあるのだろうなと。 それが間違っていたら恥ずかしいなと思ってお聞きしました。
ご存じではないけれど、人間は知識の他に類推能力をも有しているのでオラは考えたぞ。 古語では「よ」。現代語は「よる」。OK? 引用元の詩の訳を見ると 夜ごと朝ごと みじめに生れつく人あり 朝ごと夜ごと 幸せとよろこびに生れつく人あり 幸せとよろこびに生れつく人あり 終りなき夜に生れつく人あり ウィリアム・ブレイク 「罪なき者の予言」 と文語体で訳してある(「あり」とかね)。ゆえに「よ」が正しい。OK?
お礼
回答ありがとうございます 私はタイトルとしては「よ」 詩の一部としては「よる」が適当かなと感じ、 では詩から引用したタイトルは?と分からずに質問しました。 詩でも「よ」が適当そうなのですか、参考になります
- Samantabha
- ベストアンサー率61% (560/916)
どうしても「正解」が知りたいのなら、そのタイトルを付けた訳者に聞くしかないのでは? たいていの書物は国会図書館の蔵書検索で調べれば読みが出て来ますが、今ちょっと調べた限りでは「Endless Night」の「日本語の書名」というので「終わりなき夜に生まれつく」というタイトルは出て来ましたが、肝腎の読み(振り仮名)は見つけられませんでした。 日本人の感覚として、詩など(特に古いもの)は七五調で読むとリズムがあってしっくりきます。 「終わりなき夜に生まれつく」は「よ」で読めばばっちり七五調ですから、MoYaSiKkoさんがおっしゃるように「よ」の方がしっくりきますし、たぶんそうなのだろうと推測します。 でも最初に書きましたが、振り仮名がない以上、訳した方に直接聞くしか「正解」は分からないと思いますよ。 あ、あるいは国会図書館の検索で出て来た「Endless Night(日本語の書名:終わりなき夜に生まれつく)」という書籍を見れば、どこかに振り仮名があるかもしれませんので、それを当たってみては如何でしょう。
お礼
回答ありがとうございます 「国会図書館の蔵書検索」 そんな方法もあるのですね、参考になります おっしゃる通り、現物で確かめるのが近道だと思います。 書店めぐりしてみますね
- k-a-r-a-p-a-n-a
- ベストアンサー率19% (257/1321)
訳した人によって決まります 「夏の夜の夢」は「よる」で 「真夏の夜の夢」は「よ」 というのも決まりはありません これも訳した人によって決まります もっと言えば 真夏が正しいのか ただの夏が正しいのかと同じ問題です 川端康成の「雪国」の冒頭の 「国境のながいトンネルを抜けると・・・」も ふつう、「こっきょう」と読まれていますが 川端本人の監修した本のルビには 「くにざかい」とあります わざわざルビがはいっているのですから 「くにざかい」が正しいのでしょう この場合、「こっきょう」とルビが入っていたら その本は間違いということになります 生前川端本人の「こっきょう」のルビ入りの本が ないからです ルビ有りは、こう読めと指定することになります と言うことで 「夜」もルビがなければ どちらでもいいことになります 読んだ人の選択でいいのです
お礼
回答ありがとうございます 「雪国」の件はひとつ勉強になりました。 日本国内の話ですから、「くにざかい」が適当そうですね。 「終わりなき夜に生まれつく」とかはタイトルなので、 正しい読み方がある筈だと思うのでお聞きしました。
お礼
回答ありがとうございます >WIKIの読みには何らの根拠が明示されていません。 確認不足でした。確かに個別では「よ」ばかりですね 見出しではハッキリ分けてしまってありますが 現物の奥付けで「よる」と確認できました リンクは切れてますが、検索では読みまで確認できるんですね 今後も参考になりそうです 皆さんお騒がせしました ありがとうございますm(__)m