- ベストアンサー
天然ゼオライトと合成ゼオライトについて
天然ゼオライトと合成ゼオライトの違いについてお伺いしたいのですが。 現在、工業的にはどちらの需要が、どんな分野であるのでしょうか。 また、経済性については、どちらが有利になるものでしょうか。 よろしくお願います。 1.概略の製造工程 2.用途 3.物性 嵩み密度 真密度 4.粒度 5.生産量 6.主要化学組成とその割合
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
天然ゼオライトと合成ゼオライトの違いは、天然ゼオライトの方が、不純物が多いといったところでしょうか。天然ゼオライトとして、存在するのは、A型、X型とモルデナイトが代表的なもので、A型、X型は、モレキュラー・シーブや脱水剤として使われています。 天然ゼオライトは、いずれも合成により製造可能ですが、どちらが経済性があるかで、決まってくると認識しています。 合成ゼオライトの製造方法は、シリカ源として水ガラス、アルミナ源は水酸化アルミニウムを混合し、必要によりテンプレート剤を加えて、pHを調整した後、水熱合成により製造します。 合成ゼオライトの用途は、洗剤がほとんどで、モレキュラーシーブがその1割位、触媒は更にその1割位と聴いた覚えがあります。触媒用としては、FCC用がほとんどで、PSAなどの吸着材用は、極微量だと思います。 物性は、物によって全く違うのでコメントできません。 粒度も、成型方法によって全く異なります。 生産量は、触媒が国内で数万t/年レベルです。 主要化学組成は、シリカとアルミナで、その比率は種類や製造方法、後処理等によって異なります。 詳細は、トーソー(旧東洋曹達)などの製造メーカーに問い合わせるのが良いでしょう。
その他の回答 (2)
MiJunです。 >保有の既存のゼオライトろ過データは、どの分野のものであったかが解らぬかと思いまして。 概略は分かりますが、この文章の後半部分の意味が分かりません? さて、前の回答の関連回答でも1件紹介してますが、「シエムシー」の出版物はご覧になってますか? 以下の参考URLサイトで「キーワード」に「ゼオライト」と入れて検索すると11件Hitします。 これらを参考にされるか、あるいは化学工学便覧等(内容未確認!)は参考になりませんでしょうか? 補足お願いします。
- 参考URL:
- http://www.cmcbooks.co.jp/
補足
ゼオライトの用途が洗剤用か吸着用か触媒用かなどの判別がつくものか。 ゼオライトスラリの液相(液性が)、苛性ソーダ水溶液であったり、中性塩類の水溶液であったり、またその溶質濃度が異なっていたりします。 そこでどんなことで、このような液性になっているものか、何か手がかりが得られないかと考え書き込みしました。 要は、製造工程でどれだけ、固液分離の操作工程があるものか、またそこでの固液分離の目的は何かなどの情報がしりたいのです。 勝手なことばかり書いてすみません。。。。あとは自分でもっと努力するほかないか。どうもありがとうございます。 ここで、お礼申し上げます。
直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトに関連質問の回答があります。 この中で#2で紹介した成書も参照してください。 さらにTOPページで「ゼオライト」と入れて検索するとHitしますので参考にして下さい。 どのような意図からのご質問でしょうか? 補足お願いします。
補足
固液分離装置の容量検討をするにさいして、既存データ利用の可否の判別資料として質問させていただきました。 つまり、保有の既存のゼオライトろ過データは、どの分野のものであったかが解らぬかと思いまして。
お礼
HIMADESU 様 おはようございます。 私の希望する情報が得られました。 しかし専門語も出ていますので、辞書の様なもので調査します。 実は、HIMADESU様の回答の書込みを拝見して、HIMADESU 様からの回答を 心待ちしていました。ありがとうございます。