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子会社の資本金と借入金の比率は
親会社が100規模の設備産業で、1億円規模の設備産業の子会社(1社か2社、参画する可能性の下)を作る計画です。 この場合、 資本金と借入金の比率を決めるためにどのようなことを考慮すべきなのでしょうか? これまでの実績(慣行?)では、3~4割が資本金でしたが、そもそも根本的な考え方が よくわかりません。 分かりやすく教えて頂ければ幸いです。
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- fujic-1990
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御礼文の中のご質問を拝見しました。 > 資本金だけで100を賄ってもよいのでしょうか もちろんです。 借金すれば必ず利息の支払い義務が生じます。赤字になっても。 資本金は赤字の年は配当する必要はありません(配当禁止の場合もある)し、内部留保などを口実にして出資者が納得するなら黒字でも配当の義務はありません。 (配当しないと、課税問題が生じる場合もあり、単純ではないですが) したがって、資本金だけで投資全額をまかなうのは理想に近いと言えると思います。 ただ、適切な投資先がない場合など、借金なら返済してしまえばいいだけですが、資本として抱え込んでしまうと簡単には返還できません。 無用の遊休資本にも経費(配当や株主宛の書類作成などなど)をかけないといけないことになります。 市場で買って処理することは可能(自己株)ですが、日本では無制限・自由自在に行ってよいことではありませんので。 それで、ビジネス書などによると、資本と借金をじょうずに組み合わせるのが有能な経営者ということになっています。 それでも、話が戻ってしまいますが、わざわざ子会社を作る場合というのは、具体的に仕事が決まっている場合でしょう。 それに必要な資金額もハッキリ目処がついているということでしょうから、全額を資本として手当できるなら、それにこしたことはないと思います。
- fujic-1990
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サラリーマンなどだと総量規制といいましたか制限がありますし、銀行や信用金庫など金融機関の場合は「自己資本比率」などが問題になります。 しかし、「ふつうの事業会社」の場合、いまは1円でも会社を設立できます。 100円借りたら資本金の100倍借りていることになっちゃいますからね。「借り入れは資本金の何割」などという制限はナンセンスです。 (1)実際に返済できること (2)金融機関が、返済してもらえると考えること の2点を満たせば、いくら借金をしても問題ないと思いますよ。 我が社は不動産賃貸業を営んでおりますので、資本金の何十倍も借りたことがありますよ。 事業会社が借金を申し込むときに考慮すべきことは、「返済できるかどうか」「銀行が返済可能だと信じるかどうか」だけです。
お礼
なるほど、まさに根本的な考え方ですね。 参考になります。ありがとうございました。 自己資本ですが、100の投資が必要な場合、 資本金だけで100を賄ってもよいのでしょうか?
お礼
重ね重ねありがとうございました。 おかげさまで大分理解が進みました。 具体的な仕事は決まっていますが、 必要な資金額が大きいため 親会社の有利子負債を増やしたくないということがあり、 そのことが縛りになっております。