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会社概要の資本金について

こんにちは。 すみません、経理部門が全く無知な者です。会社概要に記載されている資本金について、下記質問の御回答お願い致します。 (1)HPに記載されている会社概要の資本金についてですが、これは全て自己資本と考えて良いのでしょうか?(要は貸さなくて良いお金ですか?) (2)よく、総資本には自己資本と他人資本の比率をあり、資本金が多過ぎるという事で会社の経営が危険な場合があると聞いた事があるのですが?(他人資本の比率が高いと、借入金が多いという事になるので、資本金が多ければ多い程、会社経営が厳しいという事になるという論理でした。) (3)他人資本はB/Cでいうと、負債になり、資本金は全て自己資本(返済しなくて良いお金)になるのでしょうか? (4)これらの理屈は、株式を上場・公開しているか、否かで異なるのでしょうか? 初歩的な質問で、申し訳ございませんが宜しくお願い致します。

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  • ok2007
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回答No.2

(1)について そうです。資本金はその全額が自己資本に分類されます。 なお、資本金を返さなくて良いというのは、より正しくは、法律上認められた手続きを除き資本金は返してはならない、となります。NO.1のwilcomさんお書きのもののうち、自己株式取得と減資が、これに当ります。配当と「道義的に」のふたつについては、経済的リターンではあるものの、資本金を返したわけではありません。 (念のため、資本金は貸し借りの関係ではありませんネ。タイプミスかと思うのですが・・・。) (2)について 一般的には、他人資本の比率の高いほうが、返済による負担を抱えていることから経営上望ましくないと言われています。 もっとも、自己資本比率の高いほうがいいのかというと、そうでもありません。自己資本比率が高まると、配当や株主管理などのコストが増加したり、株主数が増加したりすることによって、経営上のデメリットとなることがあるからです。 (3)について 貸借対照表(略語はwilcomさんお書きのとおりです)において、他人資本は「負債の部」、自己資本は「純資産の部」にそれぞれ対応します。資本金は、純資産の部に含まれます。 (4)について 基本的な点については、上場・非上場の別なく、あるいは公開・非公開の別なく、いずれも同じです。 なお、上場・非上場の区別と会社法でいう「公開」「公開でない(=非公開)」とは、分類基準が異なっております。

INABA0706
質問者

お礼

御回答、有り難うございます。 (1)の質問が一番悩んでいたので、すっきりしました。 また、下記質問も追加で教えて頂ければ幸いです。 例えば、2001年に1千万で創業した急成長ベンチャー企業が2005年度に約3億程に資本金が増えている。 2004年度は売上2億で営業利益は-2億です。(開発費が原因という事です。) 2005年度は4倍の売上で営業利益も黒字です。(正式金額はわかりません。) 現在も存続していて、さらに資本金が増えているみたいです。 (2006,2007年度の経営状況はわかりません。) 推測で良いのですが、この企業の将来性をどう予測されます。 (事業内容はセキュリティーシステムの開発です。) 宜しく、お願い致します。

その他の回答 (4)

  • wilcom
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回答No.5

大きな金額が増えているということであれば、VCが出資しているという可能性が一番高いように思えます。 とはいってもあくまで勝手な予想です。 仮にVCが出資していたとしても「取扱い商品」を評価したとは限らず、ビジネスモデル・経営者を評価したのかも知れません。 なので重要な判断をされる場合は、資本金が増加してるから・・という思い込みは脇において判断されることが良いと思います。特に帝国データなどで下記の方がおっしゃっているような基礎情報を集めるのよろしいかとおもいます。

INABA0706
質問者

お礼

御回答、有り難うございました。 おっしゃる通りです。 お手数かけて、申し訳ございませんでした。

  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.4

すみません、私は企業分析の専門家ではないので何とも述べようがありません。 それでもよろしければ、敢えて踏み込んでみますと、データが少ないため推定困難と感じております。 その会社の株主構成の推移、役員構成の推移、売上高の内容、売掛金の推移、主な取引先、M&Aの実績、ターゲットとしている市場の規模その他、様々な点を見る必要があるのではないかと思います。

INABA0706
質問者

お礼

御回答、有り難うございました。 おっしゃる通りです。 お手数かけて、申し訳ございませんでした。

  • wilcom
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回答No.3

失礼しました。 (1)貸し借りの関係なので→貸し借りの関係「ではない」ので です。 ※そういえば、既に純資産の部なんですねえ。昔の頭をひきずってました。。。 ※資本は返したことになりますが、たしかに法的には資本金を返したことにはなりませんね。配当でもエコノミックには同じだと思ったのですが、よく考えると税金の問題も出てくるのでやっぱりエコノミックでも違いますね。

INABA0706
質問者

お礼

再度の訂正・御回答有り難うございます。 もう一点、質問させていただきます。 ベンチャー企業が数年で資本金がかなりの増大しているという事はどのような事が考えられますか?(ベンチャーキャピタルの出資等) 取扱い商品に、将来性及び信頼性があると考えてよろしいのでしょうか? 宜しく、お願い致します。

  • wilcom
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回答No.1

(1)一般に「資本金」といえば、BSの資本の部の中の資本金部分を指します。貸し借りの関係なので株主に返す義務はありません。ただし、自己株取得や配当、減資の形で返すことは可能です。同族企業の場合は道義的に返さざるを得ないようなケースもあるでしょう。 (2)逆です。借入金が大きいと利払い負担等々が大きく経営に負担となる場合があります。バブル崩壊以降は多くの企業が大きな借入金(過剰債務)に苦しみ、倒産した企業もたくさんありました。 (3)まずB/Sです。B/Cでないです。広い意味での資本は企業が利用している資金全てを指し、その内の負債部分を他人資本、資本部分を自己資本(狭い意味の資本)といいます。さらに自己資本のうち、法律で一定のルールに基づいて計算された金額を「資本金」といいます。 再度、整理してみてください。 (4)同じです。むしろ例外的に不動産や消費者金融、銀行は負債の割合が相対的に大きいという特徴があります。これらはそれだけで危ないというわけではありません。 仮に、企業概要の資本金の額から会社の安全性がわかりますか。という趣旨であれば、回答は分かりません。です。 企業規模はなんとなくイメージが沸きますが、規模と安全性は別物です。また、上記にあるように資本金と自己資本は違った概念です。 基礎的な部分で悩まれているようですので、ビジネスをやるようでしたらこれを機会に整理・トレーニングをしてみても良いように感じます。

INABA0706
質問者

お礼

早速の御回答、有り難うございました。 色々と研鑚してみます。

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