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交差切りの法則
相対年代法を支える3つの法則の一つに「交差切りの法則」が有ります。 この法則の問題点(デメリット)を教えてください。
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- moto_koukousei
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「交差切りが大きければ、地層累重の法則が適用できない可能性がある。なぜならば交差切りの影響で下の層と上の層が入れ替わり、地層の新旧関係が逆転するから」 そうなんですか。 知りませんでした。 地層累重の法則を、ある範囲の限定した地層断面で適用すると、褶曲などがある場合や、付加体が重なる地域では、新旧を見誤ることが多いのは知っていましたけど、、、、 また、通常の地層累重のように見えても不整合面がある場合もあります。 下から上に地層を(1)(2)(3)(4)(5)(6)と識別しても、実は(2)(3)の間で3層の地層が侵食作用の結果なくなっているということもあります。もしも(1)(2)abcと5層が重なったところで、火成岩の基Kが下から5層を貫入して、その後、風化浸蝕でcが消え去り、bが消え去り、aも消え去って、(1)(2)と重なったところと、下から貫入して火成岩になっているKが岩の塊となって地表に突き出ている地形のところに、新たに(3)(4)(5)(6)と堆積した場合、一見すると、(3)(4)(5)(6)をKが交差切りしているようにも見えると思います。Kの貫入時期を(3)(4)(5)(6)の堆積後と思うのは早計でしょう。 貫入による変化が見られるか、確かに累重したところを貫入したものなのかは、原則適用だけでなく、詳細な検証を必要とする場合もあると思います。
- moto_koukousei
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問題点とかディメリットとかを、どのような視点で考えるのかがわかりませんが、 貫入など交差切りの起きていない処では、この法則は適用できません。 コンピュータで自動的に処理するというのではなく、目視結果に基づき人間が判定するやり方が現状の方法です。 http://kaken.nii.ac.jp/d/p/08454145/1998/3/ja.ja.html
お礼
回答ありがとうございました。 質問を投稿した後にいろいろ調べてみました。 私なりの考察なので正しいかどうか分かりませんが…
補足
交差切りを確認する方法は、コンピューターで処理せず、目視による方法が一般的である。そのため交差切りが目視で確認できなかったり、貫入などの交差切りが起きていないところでは、この法則が適用できない。 また交差切りが大きければ、地層累重の法則が適用できない可能性がある。なぜならば交差切りの影響で下の層と上の層が入れ替わり、地層の新旧関係が逆転するからである。