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クーロンの法則に関して

最近電磁気学に興味があります。しかしクーロンの法則でいきなりつまずいています。 x-y平面上に2点A(-a,0)B(a,0)にそれぞれ+pQ,+Qの点電荷がある。ただしp>1とする。クーロンの法則の比例定数をkとする。このときx軸上で無限遠以外にも電界が0になる点がある。その時のx座標の値をもとめよ。 という問題がありますがさっぱりアプローチがわかりません。どなたか教えてください。

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  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.1

複数の電荷がつくる電界は,それぞれの電荷が単独でつくる電界の重ね合わせになります。したがって,2つの点電荷が位置(x,0)につくる電界ベクトルの成分を求め,それらを加えた合計をゼロとするxを求めればよいのです。 (a,0)にある電荷+Qが位置(x,0)につくる電界を書けますか?

weather-55
質問者

お礼

丁寧にありがとうございました。

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その他の回答 (2)

noname#252183
noname#252183
回答No.3

lycaonです。 下図は、x軸の点A(-1,0)に +3[C]、点B(1,0)に +1[C]の点電荷を置いたときの等電位面φ(x,y)です。 電界 E=0 とは、等電位面が水平な場所のこと。 本図では四周の無限遠以外に、もう1ポイントあります。 この質問者様への回答は以上で十分でしょう。 以下は補足解説ですが、主に検索で辿り付いた初学者のご参考と、同じく初学者である自分の知識整理のためです。 -------------- 電界E{N/C}(=電場)はベクトル、電位φ[V] (=静電ポテンシャル)はスカラーで、Eのベクトル和はφから求める方が一般に楽。 距離r[m] 離れた点電荷 Q1[C] と Q2[C] の間のクーロン力 F[N]:  F=k・Q1・Q2/r^2、但し k=1/(4π・ε・r^2) ・・・(1) Qが作る電界E は、Q1=Q、Q2=1[C]と置いて  E=k・Q/r^2 ・・・(2) ある場所に電荷 q[C]を置いたら、例えば別の Qによる力 F[N] が qに働くとき、その場の電界は (F=q・E →)E[N/C] = F/q ・・・(3) 電位φを空間微分すると電界を得る。  E[V/m] = -gradφ= (-∂φ/∂x, -∂φ/∂y, -∂φ/∂z)・・・(4) 下図の等電位面で、どちらかの山頂に +1[C} を載せる力 F は(1)より∞、(3)より E も∞。 つまり 2つの電荷位置が完全に重なるケース(ex.陽子に別の陽子を重ねる)はクーロン式では想定外。 図の山腹や丘陵地帯に点電荷(鋼球を想像)を置けば、下向き最大勾配(電気力線)の方向に転がり落ちる。 (4)より、電界の強さはその地点の傾斜度に等しい。つまり水平な場所の電界はゼロ。 仮に下図に固定の負の点電荷を加えれば、等電位面上で奈落の擂鉢穴になる。 面上に正電荷の鋼球を置けば穴に転がり落ち、負電荷の鋼球を置けば、山頂に駆け上がる。 ------- ところで本図では、無限遠以外に1個所だけ、鋼球が、「触れなば落ちん」状態ながらも静止できる場所がある。 その場所ではx軸方向はφの極小値(-∂φ/∂x=0)、y軸方向はφの極大値(-∂φ/∂y=0)となっており、(4)より電場はゼロになる。 この点の座標の求め方: 点r<i>に点電荷q<i>があるとき、任意の点rの電位は「重ね合わせの原理」で  φ(r)=k・Σ{q<i>/|r-r<<i>|}・・・(5) r,r<i>はベクトル、<>は添字。 図は領域全点(x,y)につき r=(x^2+y^2)^0.5 を(5)に代入しφ(x,y)を算出。 なお、多電荷系で電場エネの総計は、全電荷総当りの合計。 U=k・ΣΣ{q<i>q<j>/r<i,j>} (i≠j)・・・(6) しかし電位の計算時には、最初からある各電荷同士が作る電場エネは無視し、電位計算のため付け加える仮想電荷+1C と、最初からある全部の電荷間だけを計算し、(5)のΣを取る。(下式で、点(-a,0)と(a,0)間のφは計算しない。) 本題ではx軸上だけ考え、φ(x)=k{pq/(a+x) + q/(a-x)} E=-dφ/dx=0 から、E(x) の極小を与える x が求まる。図(a=1、p=3)では x=0.27 でした。

weather-55
質問者

お礼

なるほど。丁寧な図で少しイメージできました。ありがとうございました。

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  • 2009matu
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.2

電界とはその点に+1Cの電荷を置いた時に他の電荷がその+1Cに及ぼすクーロン力のベクトル和だから X軸上の+rの点が電界0の点とするとそこに+pQが作る電界と+Qが作る電界のベクトル和を 0としてrを求めればよいのでは。  蛇足ながらX軸上以外はY成分が残り、電界は0にならない。

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