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古典文法わからないです
上人なほゆかしがりて、おとなしくもの知りぬべき顔したる神宮を呼びてのおとなしくはなぜ連用形なのですか?後ろにものがあるから連体形ではないのですか?古典文法にはこのようなルールはないのですか?
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まず、「おとなしく」を一単語と認識できていることで、初級はクリアです。 「もの」に続くのは、「連体形」というのもO.K.です。 そこで、なぜ「連用形」かです。 これは「もの」でなく「もの知り(もの知る)」という単語と認識すべきところなのです。 あいにく手元の辞書に「もの知る」という動詞は載っていませんが、まとめて複合動詞と考えてください。 もう一つ「おとなしく」は「おとなし」という形容詞の「連用形」になります。 「連体形」は「おとなしき」などの形となり、このことからも連用形です。
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- kimosabe
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回答No.2
「山高く、海深し」の「高く」はどうみても形容詞の連用形ですが、すぐ下に「、」がありますよね。「、」のところで文がいったん止まっています(=中止しています)。このように文を途中でいったん止めるとき、活用語の場合だったら連用形を使います。これを「連用中止法」といいます。「山高くて、海深し」とほとんど同じ意味です。 お尋ねの「おとなしくもの知りぬべき顔したる神宮」の部分も、 「おとなしく、もの知りぬべき顔したる神宮」(年長者らしくて、何でも知っていそうな顔をした神官)のつもりでお考えになればいいです。 「おとなしく」は、文をいったん途中で止めるために使われている連用形です。
質問者
お礼
文を止める=中止法=連用形 よくわかりました
お礼
ありがとうございますむずかしいですね