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大阪市内での断熱材、最適な選択は?
- 現在新築の着工中で、断熱材の最終決定を迫られています。窓もLow-Eを入れるなど、なるべく高気密・高断熱にしたいです。
- 3階建てで延床が40坪程度なんですが、16K高性能グラスウールで80mm程度で30万UP、吹付断熱アイシネンで120万UPということです。アイシネンは評判が良く、吹付タイプの中でも性能が高いそうです。
- 価格差が大きいので、アイシネンの性能を確認したいです。後から変更ができないので、後悔しないためにも皆さんの意見を聞きたいです。
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福島県内で設計事務所、工務店をしています。 こちらは大変寒い地域ですので、 グラスウール10k50mm という事は、まずありえませんが、 自分で設計をする際は、 床 高性能グラスウール24k120mm(r=3.3) 壁 高性能グラスウール14k105mm(r=2.8) 天井 高性能グラスウール14k155mm(r=4.1) を標準にしています。 ( )内のr=熱抵抗値で、数値が大きいほど性能が良い事を表します。 基準となるものは、『次世代省エネルギー基準』です。 日本全国を気候や温熱環境などにより6つの区域に分類し、 基準化したものです。 (参考までにURL貼り付けます) http://www.ibec.or.jp/pdf/index.htm http://www.jsma.or.jp/Portals/0/images/performance/data/jisedai.pdf この基準ですと、大阪はIV地域に該当します。 当該地域により、断熱材の種類・部位ごとに基準化されており、 住宅用グラスウール10kの場合 断熱材の種類ではA-2に該当し、必要な厚みは下記のようになります。 屋根 230mm 天井 200mm 壁 110mm 床 外気に接する 165mm その他の部分 110mm よって、壁の断熱材が10k50mmっていうのはありえない仕様と考えます。 今のままですと、冷暖房効率の悪い住まいになってしまう危険があります。 また、次世代省エネルギー基準はあくまでも『努力義務』ですので、 違反したところで業者への罰則規定もありません。 ですので、いまだに無知な業者が多くいるのではないかとも思います。 あと、大阪ですと夏の暑さ対策が必須ですが、 まずは外壁が通気工法になっているか確認される事が必要です。 あとは小屋裏の換気がされているかも確認が必要です。 この、暑さ対策については前述しました、 断熱材が大変重要です。 ”暖”熱材 ではなく、熱を断つのが、断熱材です。 アイシネンは、完全自然素材で性能もいいのは事実ですが、 少し割高のように感じます。 壁の断熱材が10k50mmは絶対に避けた方がよろしいと思います。 ご参考になれば嬉しいです。
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- alato
- ベストアンサー率22% (2/9)
東北地方の設計事務所ですが、下記のサイトの値段が参考になると思いす。 http://www.nisikata.co.jp/n2002/sink/001/sink001.html 断熱材にこだわりがなければ、断熱性能が良く、価格が安いものが良いと思います。 吹き付けは気密化が容易なのかもしれませんね。グラスウールで気密化できるところは限られてくるかもしれませんので。 それと、聞いたところによるとオール樹脂ペアサッシもアルミ樹脂複合サッシと変わらない値段になってきてるようですので、樹脂サッシの導入も検討してどうでしょうか? 断熱性能は窓強化、壁強化、熱交換換気システム導入の順番で行うと効果があるようです。 以上、参考になれば幸です。
お礼
リンクも読ませてもらいました。 こだわりはないのですが、後からあっちにしとけば良かったというようにならないようにしたいと思って、事前に色々と調べています。 グラスウールは施工する人によっても違うようなので、その辺りも少し不安があります。 素人目に分かればチェックもできるのですが。 サッシですね。カタログ値では断熱性能自体にはさほど差がないようでしたので、書き忘れてしまったんですが、YKKの内側が樹脂のタイプにする予定です。 結構値が張るようですが、仕方ないですね。 ご回答ありがとうございました。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>後から変更ができない点ですので後悔は絶対にしたくありません。 ならば、一番高価な断熱方法を選択することです。 セルロースファイバーの吹込みがよいでしょう。 特に天井裏など300ミリ以上吹き込んでもらえば絶対に後悔しないと思います。 普通は、「絶対に後悔しない」レベルを求めるのではなく、合理的な妥協案を求めるのですけどね。
補足
高価=効果がある とは一概には言えないと思うのですがどうでしょうか。 合理的な妥協案≒後悔しない ではないですか?
- OldHelper
- ベストアンサー率30% (765/2526)
大阪市内なら氷点下になることも稀ですから 寒さには標準仕様で十分です。 暑さ対策に屋根裏断熱と喚起、3階西面の壁断熱を 考えれば十分でしょう。 最上階に暑さ対策をしてください。
お礼
特に寒さについて考えていたんですが、暑さ対策ですか。 全ての階について同じようにするものだと思っていたんですが、階毎に変えるというのは気付きませんでした。 ありがとうございました。
お礼
詳しくありがとうございます。 寒い地域になると、こうも標準仕様が異なるものなんですか。 標準仕様で次世代省エネルギー基準を満たしているとはとても良心的な会社だと思います。 工法と換気については再度確認してみます。 16K高性能タイプに変えるのは、次世代省エネルギー基準を満たす仕様にするということらしいです。 天井(屋根裏?)は16Kで80~90mm程度だったと思います。 どうもその表の数値を満たしていないように思いますが、なぜなんでしょう・・・ 10K50mmは絶対に避けるようにします。 あとは、どちらにするかですね。 16Kでアイシネンとほとんど変わらないのでしたらコストパフォーマンスはグラスウールなので安い方にするんですが・・・ホントに迷います。