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経済の成長性とは?
先日、ビートたけしのTVタックルでみんなの党の江田けんじ氏がちょびヒゲの大学教授と討論の際、あなたねぇ経済の成長性というのは「資本+労働力+…。」 どなたかカッコないのキーワードを使って分かり易く経済の成長性を説明してください。 お願いします。
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江田氏は経済成長のために生産性を上げる事が重要という話をしました。「資本+労働力+全要素」生産性を上げる事が重要と江田氏。あの場面では特に資本の生産性を上げる事を協調。資本の生産性を上げるには設備投資が必要であり、設備投資が増えることは経済成長にとってとても重要という話。 ただ、デフレ社会の中では労働力も資本も余剰状態になり悪循環になっている場合が多い。デフレの中で最大限生産性を良くするための企業努力を行い、合理化や効率化が進められた結果、事業縮小、人員削減、投資縮小というリストラが活発化して日本はデフレ社会から抜け出せないというのが長きにわたって続いている。 90年代中期から銀行は「銀行が貸し渋りをし、不景気の大きな原因になっている」と政治家、評論家、マスコミから批判されるようになっていった。そこでこの批判をしている急先鋒の一人で小泉内閣でも活躍した木村剛氏などにより規制緩和などの中で日本振興銀行という金融機関が作られたり、同趣旨から「銀行が貸し渋りをしている。東京の中小企業に資金を流さなくては日本はダメになる」との考えから石原慎太郎氏主導の下、新銀行東京などが作られた。 しかしデフレ経済の中で銀行は貸し渋りなどしておらず、それどころか借りてくれ借りてくれと貸出先がなく投資先不足で困っていたというのが実態であった。その結果、日本振興銀行、新銀行東京、共にわずか数年で巨額の負債を発生させて倒産に至る自体となった。 ずっと言われ続けて行われ続けて来た生産性を上げて効率的にするという話を、江田氏は改めて話しした訳ですが、あの場面では電力問題に対して話をするための強調であったのか、規制緩和で新規参入業者が増えれば企業の生産性が上がり経済も活性化するとの見解を話ししたのか、どの趣旨だったのかは不明。 何にしても江田氏が言っていることはインフレ抑制のインフレ対策や新産業活性化のための経済対策ばかりです。デフレ経済の下でそれらが行われることは基本有害です。増税と同じでデフレ脱却後に行われなくては、デフレ促進政策にしかならないですが、江田氏はそうは思っていないということです。 (また電力問題にしても、脱原発で原発廃止の方向が明確になればそれは早急の規制緩和や新規参入促進が必要になりますが、そうでなければ無意味です。一番最悪なのが原発維持のまま規制緩和などの政策が進められることです。寡占化競争の潰し合いになれば、そうなれば数十年後にはコストダウンのために安全性が犠牲になるのは目に見えています。安全コストを削れば生産性は向上することになります。)
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- gokakukei
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あのくだりで江田氏が言いたかったのは、規制緩和により経済が活性化するので、その事によって価格が下落しても相対的にデフレにはならない、またはデフレを助長しないという話でした。規制緩和すれば経済が活性化するという思い込みがあるのですが、そこは小泉改革時の規制緩和の失敗政策の反省の後にある規制緩和なのか、竹中氏のような小泉改革規制緩和をもう一度の人なのかはわかりません。 江田氏の言っていること。 江田氏は緊縮財政推進派であり、緊縮財政を行わないと日本は破滅すると言い続けて来た人の一人。90年代中期に早急な緊縮財政、国家財政優先政策を断行して、日本経済を破滅の危機に追い込んだ橋本政権のブレーンとして活動していた人の一人。 江田氏の構想としては、まずは歳出の大幅な伸びの抑制とそこと繋がる安定的な金融政策、そして減税政策により消費拡大を喚起、また産業活性化のために規制緩和、これらにより経済は回復するという考え。実態としては小泉改革をもう一度、それを行えば日本経済は良くなるとの考えの持ち主。04年から07年にかけて実際日本経済は大幅に回復し成長したではないかという立場。同時にそれが米国バブルに起因し、米国バブルのあぶく銭が日本に入り込んでいただけで、その付けを米国バブル崩壊後に支払わされたという実態に関しては、目を背けて無かったことにしている という立場でもある。
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ご回答ありがとうございます。
- tengenseki
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経済の成長には生産の三要素(資本+労働力+自然(土地、空気 水、石油などのエネルギーを含む))が必要だと言いたかったのでは。
お礼
ご回答ありがとうございます。
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