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アメリカの躾の方法を教えてください
- アメリカの子育てでは、恥ずかしがることやもじもじすることは悪いこととされています。
- この考え方は文化的背景から常識として広まっており、理由を述べる必要もないほど浸透しています。
- アメリカの子供には、理由を問わずに「恥ずかしがることは悪い」と教え込まれることが一般的です。
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私も「これが普通」となるように、早くからしつけを始めました。赤ちゃんの時は赤ちゃんなりに、2歳の時は2歳なりに出来る事がありますよね。うちの子は、挨拶が出来ないほどの恥かしがりやでは無かったのですが、もしそうだとしたら・・・。まず誰かに会ったら必ず自分が挨拶して、それから子供にも同じ様にするように勧めますよね。その時出来なくても、機会いがある足袋に「Say hi」とか「What do you say?]と言って、思い出させます。これは日本でも同じですよね。もしそこで出来なければ、二人だけ(又はお父さんとお母さんの三人だけ)になった時、どうしてしなかったのか尋ねると思います。(問い詰めるのではなくて、子供がどんな風に感じているのかを理解するためです。)そして挨拶をすることが、大切なことを説明します。これは子供の年齢によりますが、例えば「皆XXXの声が聞きたいんだよ」とか、「皆XXXの笑顔を見たいんだよ」という具合です。もし一度でも、たとえ小さな声でも言えれば、褒めてあげます。褒められると、ほとんどの子供は繰り返しするようになりますよね。それでもどうしても出来なくて、例えば9歳になってしまったとしたら、医師に相談すると思いますよ。対人恐怖症等の、もっと深刻な理由がある可能性があるからです。 Because I said so は、今でも使われますよ。ただ、No3さんの例の、ニーモのお父さんが言った時のように、「もう何て言ったら良いのか分からない」とか、怒ってうまく話せなくなってしまった状況の時に言う人が多いみたいですね。 ご質問に答えられたでしょうか・・・?具体例がありましたら、もう少し突っ込んでお答えできると思うのですが。あくまでもこれは私個人や、私の周りの人に限っての例です。
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- marun_2008
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うーん。恥ずかしがることがいけないことだと教え込むわけでは おそらくないんだと思います。 自分自身を開示し相手に理解してもらうこと、フェアプレイを大切にすること、 それが結果的に自分に有利に働くという感じを常々、 実際に感じるんだと思います。 Honesty is the best policyと言うことわざもありますし。 補足: 日本は「安心社会」アメリカは「信頼社会」です。 前者は、「村八分になるのだから悪いことはしないだろうから任せる」の安心 後者は、「全く知らない人でも相手の主張を聞き信頼できる人を見分ける」の信頼 安心社会においては、安心を保証するのは「身近なよく知っている人」です。 よく知っている人が紹介してくれたからいい人、だから雇う。 アメリカはご承知の通り人種の多様性があるため、知っているから信用できる とは限らない。能力のアピールや笑顔で信頼できることを証明させて雇う。 日本人は相手が安心できると思って雇うので、信頼に足る人間かどうかを 精査する能力が低くなる。 そうすると全く逆の状態になります。日本ではよく知っている人を雇うのが いいひとだけれど、アメリカでは能力の高い人を雇わないのはえこひいきとなる。 日本でもフェアプレイは大事とされていますが、みんなが知り合いを ひいきしているのに一人やらない人がいると、その人は悪い人になる。 (日本でもだいぶ変わってきていますけど、やはり中小企業で いくら立派な履歴書のある人が来ていても、知り合いのお嬢さんを紹介されたら ちょっとクチいてやろう、と思うものでしょう。) ですから必ずしもアメリカ流がいいというわけじゃないと思いますよ。 アメリカは周囲が信頼できないからこそ、少ない情報で相手をどう信頼するかを かぎ分ける能力がつく。自分を信頼させるようアピールする(正直は最大の戦略)。 自分がどんな人間か伝えないと、相手から信頼されない、 ということを学校でも、日常生活でも言われるし気付かせられる状態と思う。 まあその逆の「いつでも正直がいいとは限らない」にyesと答える比率は アメリカのほうが日本より圧倒的に高いのですが、 これはおそらくアメリカでも「正直でいよう」と思っても そうもいってはいられなかった経験記憶があって、そう回答させるのでしょうね。 いくら口で「正直は最大の戦略よ」なんていっても、 実際にはそれで大して得をしない日本社会にいる場合は、 そんな技能を身に着けるより愛想笑いしてごまかしたほうが 学校でも浮かなくて済むんだよママ、って言われちゃうんじゃないかな。 教え込むというより獲得していくことだと思います。 隣に住んでいるのに朝顔を合わせて挨拶もしないような子が いたら信頼できるか?自分はできない、だから挨拶する。 日本にいてもやっぱり正直は最大の戦略だとは思いますけどね。 ただ学生のときはそうだとは思いませんでしたね。 あ、それともアメリカにいるからこそのご質問なんかな? 学校の先生やご近所さんに聞いたほうが早いような。。。
お礼
ありがとうございました
補足
書き込みどうもありがとうございました。 ここで質問させていただいたのは、単純にアメリカの躾の仕方を忘れてしまったし、時代はどんどん変わっていくし、周りに詳しい人はいないし、知っている人に教えていただこうと思って書きこみました。 ただ、あまりにも恥ずかしがってばかりいる子は、何を考えているかすらわからないので、最低限自分の意見をきちんと表現できるということは生きていく上で不可欠なのではないかと常日頃感じています。 自分なりにアメリカのサイトなども検索してみましたが、恥ずかしがることはそんなにいけないことなのか?という質問がとても多く、恥ずかしがり屋はとても生きにくそうだなと思って読みました。肯定する人(=恥ずかしがることは悪いことではないと考える人)がほとんどでしたが、自分の子供が恥ずかしがり屋の場合だと、克服してほしいと思う親は随分多いようです。 また「恥ずかしがることは悪いことではない」と表現することはあっても、いいことだと積極的に肯定する表現は見ませんでした。(単純に検索不足なだけかも) はっきりと「恥ずかしがることはいけないよ」と言って子育てしている時代があったから、それを聞きながら育った人たちが大人になっても苦しんで書き込んでいるように感じました。
Because I said so は今でもちらほら聞きますよ。確かニモの映画の中でもニモのパパが言ってましたよね。私は言った事はありませんが、社会の上下関係を教えるためには別に言ってもいい言葉だとは思います。高圧的ではありますが、家庭内にピラミッドがないと加減のわからない子供になりますから。 アメリカ人の母親は働く女性がほとんどです。乳児の頃からデイケアに預けられ、たくさんの子供たちと知らない間に生活を始めています。対して日本はまだまだ専業主婦文化が根強く、専業主婦に3歳までべったりで育てられ、引っ込み思案で恥ずかしがり屋な子供になり、幼稚園に行くのに毎朝泣いて抵抗する子がいるのもよくある話。そしてそれが普通だと言ってなにも対処しないのも日本人の母親。そうならば、といって幼稚園を辞めさせたり、担任の先生にお話しして自分の子の面倒見てもらうなど、対処する場合はとにかくとことん過保護です。子供自身で解決させようとしない人が多い。入園前に子供同士で解決できる精神力を養ってあげていない。何でも読んであげ、気持ちを汲んであげ、先回りして対処する場面が多いと、主張しなくていいわけです。恥ずかしがっていれば誰かが何かをしてくれる。自殺率が高く、他殺率が極端に低いのが日本人というのもうなずけます。 対して早くから友達と遊び、社会に出ている子供は、物心つく前から自分を中心に考えてくれる自分の親とは全然違う他人と接することによって色々な人との付き合い方を学びます。例えば主張ばかりしすぎると友達に嫌われる、自己中心的であってはいけない、弱いと欲しいものは手に入らない、遠慮ばかりしていてはいけない、などの加減を学ぶ場がたくさんあるわけです。ここに一つ目の回答で挙げた歴史的、文化的背景も相まり、しっかり主張し、欲しいものは自ら手に入れるよう働きかける、子供によってそのタイミングは様々でしょうが、結局そういった環境でそういう事を学んでいくのではないかと思います。とにかく色々な友達と触れ合わせて、好きなように遊ばせる事です。どんなに賢い子でも、人との付き合い方を知らない子は成功しません。できるだけ「具体例」に近い形で表現させてもらいましたが伝わりましたでしょうか。 日本では何十年も前に3歳児神話が間違った形で伝えられてしまった時期がありました。3歳までは母親が育てなければならない。大事なのは3歳までどうやって育ったか、なのにあたかも母親がべったりで育てなければならないと、誤った方法で伝わってしまったのです。一生懸命家で密室育児に取り組む母親が増える一方、子供たち自身が友達と接する機会も減り、恥ずかしがり、主張できず、対処できず、幼稚園にイヤイヤ通う子供が多くなってしまったのかもしれません。大事なのは親自身が育児をするうえで加減を知っている事、これに尽きると思います。
お礼
書き込みどうもありがとうございました。 アメリカの躾の仕方が知りたかったのですが、日米の比較が書かれてあって勉強になりました。 早くから親以外の多くの人との交わりを開始するのがアメリカ式ですね。 日本も以前は隣近所のおじちゃんおばちゃんに多くの友達、親戚のおじちゃんおばちゃん、いとこにはとこ。。。と親や祖父母以外にも広く付き合いがあったのに、時代はどんどん流れていきますね。 お礼の書き込みがすっかり遅くなってしまってすみませんでした。
まぁアメリカと言っても広く、生活様式の多様性は日本の比ではないですから一概には言えませんが、 恥ずかしがることがいけないという事を別に「徹底的に」意図して教え込むわけではなく、親の性質もそうであり、友達もそうであり、生まれた瞬間からその環境で生活をし、そういう精神を持つ民族が多い傾向にある文化であるということが一番の理由なのではないでしょうか。 日本人のように言わずとも理解する、そして言わずとも理解してもらう事を期待する文化ではありません。伝えたいことをハッキリ伝える。必然的に恥ずかしがっていれば欲しいものはいつまでたっても手に入れることができません。もしかすると日本人のように長年、大して種族が交わらなかった国に対し、たくさんの移民を受け入れてきたアメリカ、言わなければ伝えることができなかった歴史に関係しているのかもしれません。
お礼
ありがとうございました
補足
書き込みどうもありがとうございました。 文化的歴史的背景はおかげさまで理解できました。 「恥ずかしがっているとほしいものはいつまでたっても手に入らないよ」などと、その場その場で自分の言葉で自分の意思を伝えるように、励まして教えていくということでしょうか? 具体例がおわかりになるようでしたら、是非教えてくださるようお願いいたします。
- mis_muffet
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恥ずかしい事がいけない、とは教えないと思いますが・・・。挨拶をしたり御礼を言ったり、は基本的な事ですので、日本でもアメリカでも同じだと思いますよ。ただ違いがあるとすれば、アメリカではもっと個人の個性を尊重すると言うことでしょう。恥ずかしがる子供はいますが、それを「挨拶も出来ないの!?」と感情的に子供を追い詰める言い方をする親は、とても少ないと思います。出来ない事を叱るのではなく、出来たことを褒める文化ですね。 >Because I said so.で済まされる時期に、理由もなく教え込むのでしょうか? 理由なしで説明することは不可能だと思いますよ。それにBecause I said so なんて言ってしまうのは、親としてちょっと恥かしいですよね。言う人もいますが、私は使わない表現の一つです。 最大の違いは、アメリカは間違えを犯す事に対して、日本よりずっと寛大だと言うことではないでしょうか。結果的に、日本人は間違いが怖くて萎縮して、何もいえなくなるのではないかと思います。
お礼
ありがとうございました
補足
書き込みどうもありがとうございます。 挨拶を恥ずかしがって言わない子供に対して、具体的にどうやって、言うように指導していくのでしょうか? 以前アメリカ人が、最初の反抗期を迎える前に基本的なことを躾けてしまう。その時期を逃してしまうと子供も親も苦労をするからと言っていました。そのせいでI said so.で済まされる時期にという書き方をしたのですが、今時はあの決まり文句は使わなくなったんですね。普通にどこでも聞こえてきたので覚えたフレーズだったのですが、教えてくださってどうもありがとうございます。 会話例など具体的な例をあげて説明をしていただくことは可能ですか? もしお時間許すようでしたらよろしくお願いします。
お礼
再度の書き込みどうもありがとうございました。 日本の躾の仕方が変わってきているように、アメリカの躾の仕方も変わってきているようですね。 もともと価値観が多様なアメリカの躾の仕方を聞くこと自体無理があるのに、付き合ってくださってありがとうございます。 もう少し多くの人に聞いてみたいので、もうしばらく締め切らないで他の人の書き込みを待ちたいと思います。