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父親違いの疑念に悩む30歳独身女性の心情
- 30歳の独身女性が自分の出自について疑念を抱き、悩んでいます。
- 父親違いではないかという話が法事の場で漏れたことから、疑念と不安が渦巻きました。
- DNA鑑定の結果、父子の関係が認められず、現在の検査技術の精度に驚きました。
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質問者が選んだベストアンサー
知りたいと思う事を知ろうとする努力を誰も止めることは出来無いと思います。 例え、それが、その人の為を思って知らせない方が良いと思われる事であっても。 ただ、知らないで不幸と言う事もあるかも知れませんが、知り過ぎた不幸もあるのではないでしょうか。 自分の知らない事実を追求して全ての真実を解明した後に、「何だ!」そうだったのかと心が晴れて目の前が明るくなるような疑問であればいさ知らず、ご自分の出自の謎を解明しようと言う事であれば、そう単純な事ではないのではないかとも思います。 心ない噂話しから始まったにせよ、疑問を解消して行けば行くほど、過去の出来事の経緯や関係を暴くことになるのですから、その影響は大きいような気がします。 真実が解明されて、貴女の心がスッキリと晴れ渡るのであればそれも良いでしょう。 でも、もし解明された真実が、貴女にとって、受け入れ難いものであった時は如何でしょう。 疑問が疑問を呼び、逆スパイラルに落ち込む可能性も無きにしはあらずかも知れません。 その上、周りの人達も影響を受けて、心を揺さぶられる事もあるかも知れません。 今が平穏で幸せであれば、貴女の疑問を暴露したり、追及しないで、心の中に封印して仕舞って置くという事も選択肢の一つとしてあっても良いのではないかとも思います。 長い人生の間には、常に正解が得らる数学の問題のようには行かない事柄も目の前に現れて来る事があります。 そして、いろいろな疑問を残しながら、人生を終える人だってそう少なくはないのではないでしょうか。 幼馴染の女性ですが、こう言う人がいました。 「自分の両親は、随分と年取ってから自分を産んでくれたようだったので、自分が小さい時に二人共なくなってしまい、年の離れた長兄が自分を育ててくれました。 兄弟姉妹とは自分だけが年が離れ、自分は甥や姪と歳が近く、何時も何となく違和感を持って生きて来ました。 その後、結婚して子供にも恵まれ幸せな生活を送っていた所、自分を育ててくれた長兄が死の直前に、「実は、お前はこの家の子供ではなく、実の母親は別にいる。今なら、まだ間に合うかもしれない。」と教えられました。 秘かに実母探しをしていたら、暫くしてから、一人の老婆が見つかりました。 彼女は、噂によると、シングルマザーで子供を産んだ事があるそうで、今はひっそりと一人暮らしをしているようでした。 で、何回か、近所へ行って遠目に老婆の姿を見て来ました、 多分、実の母親ではないかと思いました。 しかし、名乗り出た後の事を考えると、なかなか踏ん切りが付きません。 ・現在、自分は40代で、夫や子供に恵まれ平穏で幸せな生活いているが、もし老婆が実母であれば、これまでの経緯はどうあれ、放って置く訳にはいかないと思います。 ・しかし、この現実を自分が受け入れた時、この老婆だけではなく、自分の家族達はどんな影響を受けるのかが計り知れなくて、悩ましいです。 ・また、同居を申し出れば、故郷から離れて都会へ来てくれるのか、もし来てくれても、都会生活になじめるのか。 等々考えると、長年の謎が解けた時の気持ちとは裏腹に、悩みは一層大きなものとななってしまった。」と。 つまり、時計の針を過去に戻してタイム・スリップし、「その時、何があったのか」と真実を科学するように解き明かしても、新たな苦悩の種が芽生えて来るかも知れません。 また、あなたが真実を知ることによって、他にも苦しみを覚えるようになる人が出て来ることもあるかも知れません。 また、日本の現状を見ていると。。。 家族制度の崩壊、核家族化の進行、性に関する倫理や道徳の崩壊、人工授精の普及等々に影響されてか、実親による子への虐待、実子や実孫による尊属殺人等々を聞くに付け、家族親族と言う関係にも、血の濃さが失われてきているのではないかと感じています。 そして、孤独で、ペットの動物を自分の家族と感じている人さえも。。。 そういう諸々を考えると、家族とは一体何なんでしょうか? 家族を考える時には、自分の中に流れる血や代々受け継いできた遺伝子までも考えないとならないものなのか。。。と思ってしまいます。 世界はグローバル化が進行して、先進国は他民族国家になり、複数国籍を持つ人も多いのではないかと思います。 既に、国レベルでは、国家と言う壁が低くなって来ているように、将来は、家レベルでも、家族の必須要件も緩やかになって来るのではないでしょうか。 長々と駄文を。。。すみません。 ご質問を読んで、何か示唆的なアドバイスが出来ればと思いながら、結局適切な事が書けなくて。。。躊躇していたのですが、ご質問を読み返してみたら、「>ご意見、アドバイスなどを頂きたく。。。」とあったので、投稿してみます。 ご質問の解決策を検討される時には、柔軟に、そして、視野を広げてみると良いのではないかと思います。 そして、愛と思い遣りの心も大切にして下さい。
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- fujitapari
- ベストアンサー率20% (240/1199)
小父さんです。 事実を知るほうが良いのか悪いのか分かりませんが、知らなくても幸せに生きて行く事はできますよ。 「両親が、私を可愛がってくれないのは、何故だろう」というのでしたら別ですが、今まで優しく育ててくれたのでしょう。 多少疑問が有っても、感謝を忘れてはいけないと思います。 「こんな形で私を生んで、事実も告げずにいる母を到底、受け入れられません」という考えは、大間違いです。 未熟な中学生くらいの考えですよ。 お母さんは、お父さんと相談して、貴女のために一番良い方法と考え取った手段だと思います。 一番悩んだのはお母さんかもしれません。 いま、貴女がここまで立派に成長して、やっとお母さんはホッとしているかもしれません。 そんな状況で、貴女が事実を聞いて、よかったと思うことは少ないのではないでしょうか。 私も訳有って祖父母に育てられ、母親の名前も知りませんが、祖父母が生きている間は詮索などしませんでした。 幸せに育てられたので、それで良いと思っています。 貴女の、気持ちの持ち方次第と思います。
お礼
ありがとうございます。 私が両親に甘え切っていて、感謝の気持ちに薄いことをご指摘いただいてはっとしました。 何があったにせよ、両親は慈しみ続けてくれています。 ご回答者様の生い立ちを伺っていて涙が止まりません。 ありがとうございます。
- TS2125
- ベストアンサー率5% (2/35)
No1のお答えの方の意見に賛成です。 それと同時に、誰でもやはりどうしても真実を知っていたいという気持ちもあると思います。 私の場合は、 相談されたら……No1のお答えの方と同じようにアドバイスをすると思います。 でも、自分だったら……両親に全てを打ち明けて欲しいと頼み、真実を聞くような気がします。 その時は、両親二人とも揃って席についてもらい、じっくり話したいです。
お礼
ありがとうございます。 ご指摘の気持ちはありますが、そのもたらすことが心配になりました。
- devilsbear
- ベストアンサー率13% (103/770)
事実は事実として、存在しています。 でも、それが何なのでしょうか。 あなたはあなたのご両親と過ごした30余年をなんとお考えでしょうか。 今ここに湧き出た真実で一変してしまうほど軽い歴史や思い出ではないと推察いたします。 これまで通りで不都合なのは、あなたの気持ちだけです。 あなたの考えだけなのです。 知ったところでどうにもなる訳ではないのら、私なら、この話、聞かなかった事と致します。無かったことと致します。 どうかこれまで通りご両親と接してください。 きっとあなたには言われない、葛藤が、ご夫婦の前にあり、それを乗り越えての今日だと思います。 あなたはそれを口にしないことが、その恩に報いる最大にして最高の手段だと私は思います。
お礼
有難うございます。 両親は私に尽きることのない愛情を注いでくれました。そのことには深く感謝しております。 でも知りたいと言う気持ちが未だ続いております。両親の間に何かあっても聞くことは、私の気持ちを晴らすだけのことかもしれず、両親を傷つけると思うとそれも出来ない。 思いは板挟みにあります。
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お礼
大変、示唆に富むお話をいただきまして、ありがとうござます。 幼馴染の方のお話をお読みしていて、自分の将来の姿のように思えて、たじろぎました。 そうなるかもしれませんが、その時は私の運命として受け入れざるを得ないかと今は思っています。 法事の折の襖越しの話の衝撃が強く、疑いに心を縛られたために視野が狭くなっていたと思います。大切なご指摘をいただき、少し心に温かみが戻ってきたように感じております。 ありがとうございました。