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車掌が機関士と連絡が取れない時代はあった?
列車無線が導入される以前、走行中の急行列車の車内で乗客や貨物が深刻なトラブルを起こしていて車掌が途中駅で乗客や貨物を下ろさなければまずいと判断した場合は、機関士に連絡する手段は何かあったのでしょうか?通過駅でメモを落としてその次の駅の出発信号を停止にしてもらうよう頼むしかなかったのでしょうか?つまり電鈴等は電車しかなかったのでしょうか? もちろんすぐに止めなければ大事故に繋がる事態ならば車掌弁を引いたのでしょうけど。
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電気機関車牽引のお召列車や20系寝台特急客車には機関士を車掌の連絡電話がありましてが、それ以外の列車では、そのような設備はなくお書きのように通信筒に連絡文を入れて駅経由しか連絡手段はありませんでした。 電鈴などを付けようにも、ケーブルがないですから。機関車と客車をつなぐのは、連結器とブレーキ管、冬季はこれに加えて暖房管(蒸気を送る)だけでした。客車の車内放送設備でさえ、実用化されたのは昭和20年代後半ですから。 駅経由の連絡以外は車掌弁だけですね。
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車掌が先頭客車で紐を引けば、機関士の近くのベルが鳴る、というのがありましたよ SLの頃です
お礼
そうなんですか。具体的にいつの時代か興味ありますね。
- TooManyBugs
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機関士無線を含む広義の列車無線が使用されるようになるまでは基本的にはそれしか有りません。 御召列車、20系客車、10000系貨車では機関車と車掌室の間に有線の電話がありました。 テンダー機関車やデッキ付の電気機関車ならば歩いて行けますから歩いて連絡に行くことは可能ですが機関車は機関士の領域なので通常車掌が行くことは有りません。御召用の機関車の一部には連絡用のはしごがテンダーに付いていたものが有ります。
お礼
さすがに皇族や貴賓を乗せる汽車は古くから機関士と車掌が迅速に連絡が取れるようにしてあったのですね。
お礼
やはりそうだったのですね。 客車や貨車に通信ケーブルを引き通すという事は技術的にも物理的にも難しかったのでしょうね。