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脂溶性と水溶性

1.医薬品は体の中に入ると、崩壊、分散、溶解が起こり、体の内外を隔てている上皮細胞を通過して血液中に吸収される。 よって、医薬品は溶解つまり、水に溶けなければならないが、同時に上皮細胞は親油性なので、脂溶性ももたなければならない。 確かに水に溶けるからといって、油に溶けないとは言えないが、どうやって水溶性もあり脂溶性もある医薬品をつくるのでしょうか。 2.脂溶性が低いということは、極性が高いということだと習ったのですが、なぜそうなるのでしょうか。

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  • raiden787
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回答No.1

1・単糖やアミノ酸、水溶性ビタミンは水溶性ですが体内に吸収されますよね。 水溶性の物質はチャネルなどを通じて能動輸送によって取り込まれます。 また、細胞と細胞の隙間を通る経路も存在します。低分子限定ですが。なので水溶性の物質を体内に取り込むメカニズムが生体には存在するのです。 2・おおざっぱに言うと、物質は分子の性質がよく似た溶媒に溶ける性質があります。 水は水素の結合の形に角度があることから電気的な極性を持ちます。つまりプラスマイナスがあります。 一方、脂質(中性脂肪とか脂肪酸やコレステロールとか)は分子構造を調べれば分かるかと思いますが極性が低いのです。 極性の高いものは極性の高いものと結びつきやすく、低いものは低いものと結びつきやすい。 なので、脂溶性が低い=極性が低い溶媒に溶けにくい=極性が高い、となります。

yuhirosi
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございます。

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