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セッケンと合成洗剤について
ふつうのセッケンは高級脂肪酸の[ア]塩であり、水の中に入り込みやすい性質の[イ]の部分と、水と分離しやすい性質の高級炭化水素基の部分とからできている。 セッケンを水に溶かすと、セッケンの脂肪酸イオンは*親油性の部分を内側に、*親水性部分を外側にして、水中に細かく分散する。これを[ウ]という。 油脂は水と混じらないが、セッケン水を加えると、油脂はセッケンの*親油性部分に囲まれ、細かい粒子になって水の中へ分散し、一様な乳濁液になる。セッケンのこの作用を[エ]作用という。 また、セッケン水の表面ではセッケンの*親水性部分は水中に、*親油性部分は空気中に向いて並び、水の[オ]は著しく下がる。 [ア]~[オ]を埋めよ。 ア:ナトリウム イ:親水基 ウ:乳化 エ:界面活性 オ:表面張力 炭化水素基をR-で表して、セッケン分子の示性式を書け。 RCOONa セッケンの水溶液の液性は何か。 塩基性 となったのですが、自信がないです。 また、文中の*の部分は、親水性か親油性か選ぶ問題で、選んで書いたのですが、答え合ってますか? 間違っているところがあったら教えて下さい。 あと、合成洗剤について正しいものをすべて選ぶ問題なんですが、 (ア)合成洗剤は強酸のナトリウム塩であるから、その水溶液は中性である。 (イ)合成洗剤は、セッケンと同じように水の温度が低いときは泡立ちが悪い。 (ウ)合成洗剤は、親油性の高級炭化水素基の部分と、親水性の陽イオンの部分の両方をもつ。 (エ)合成洗剤は硬水でも使うことができる。 (オ)合成洗剤やセッケンのように、水の表面張力を大きくするはたらきをもつ物質を界面活性剤という。 正しいもの:(ウ)、(エ) 合ってますかね?間違っていたら教えて下さい。 詳しく解説していただけると嬉しいです。 お願いします!
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- Bubuca
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こんにちは 最初の問題で (ウ)と(エ)が違うかもしれませんよ。他はいいと思います。 (ウ)はこのような構造の名称を尋ねているのではないでしょうか。ミセルでしょうね。 (エ)は直前に「乳濁液」と書いてありますから、こちらが「乳化」でしょうね。 最後の問題で (ア)と(オ)はおかしな文章ですが、他はどのように習っているかで答えが変わってきます。おおむね(ウ)と(エ)が正しいかと思います。 (イ)が微妙ですね。 (イ)低温でも泡立ちが良いように作られた洗剤もありますが、石鹸と比べて泡立ちがいいのであって、温度が高い時よりは泡立ちが悪くなることが多いです。 「何と比較して」泡立ちが悪いのか、どのように習ったかが問題です。 (ウ)親水性の部分は陽イオンのもの(陽イオン界面活性剤)もありますし、陰イオン(逆性石鹸または陰イオン界面活性剤)のものもありますし、両方持っているもの(両性界面活性剤)、イオン性でないもの(中性洗剤または中性界面活性剤)もあります。陽イオンのものだけを習っているならば「正しい」と言えるでしょう。 (エ)硬水でも使えるように作ったもの(主に中性洗剤)がありますから、習っているならば「正しい」と言えるでしょう。 他の問題の回答は(*印も含めて)あっています。
お礼
丁寧に教えていただきありがとうございます。 参考書などを読んでも、詳しくは書いていないので助かりました(^-^) ありがとうございました。