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新築住宅の価格について
現在住宅の建て替えを検討しています。 そこで、見積もり価格についてお伺いします。 複数の業者に同一の仕様書・間取り図を渡し、見積もりを出してもらいました。 タマホーム、センチュリーホーム等のローコストハウスメーカーと普通の大工さん(親戚)では50坪の家で、200~300万円ほど大工さんのほうが高くなります。 私としては価格の安いところへ依頼したいのですが、ローコストハウスメーカーは耐久性が劣ったり、後々のメンテナンスにお金がかかるのでしょうか? この業界に詳しい方がおられましたらアドバイスをお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
一級建築士です。一概には言えませんが、たぶん大工さんの方はいろいろ対応するつもりの見積で、ハウスメーカーはミニマルな見積の上、後に請求の予定じゃないでしょうかね。別によいとか悪いとかじゃないと思います。見積の仕方だと思われたほうがよいかもしれません。というのも、本当だったら、素材まで指定しないと金額出ませんよね?柱だって杉もあれば桧もある。。。質問者さんのような場合、本当はわたしたちのような設計者と一緒にやるのが一番良いです。それで設計図書をちゃんと造ってもらってビルダーに見積させるほうがいいです。ご存じない方もいますので一応説明しときますと、まず基本的に設計者というのは施主の代理人です。いわば建築界の弁護士で、建築の法律上のことや材料の強度等、建築工事にまつわる全ての客観的判断を行います。また確認申請等は基本的に建築士でなければできず、案件が進んでいく中どこかで建築士に関わることにはなりますが、案件自体がビルダー直発注の場合、建築士がビルダーに対しての指導がしにくく、様々な諸問題に対して目をつぶるということも多々あります。なので本来、建築工事における発注の仕方というのは、施主が建築士を代理人としてたて、設計図を通してビルダーを監理するという方法をとります。これで手抜きや不正が行われにくい状態が設定できるのです。住宅以外においてはほとんどこの方法がとられていますが、なぜか住宅だけはそうなっていません。さてさて、費用ですが、建築士に頼めば普通では100万くらいなのかなと思います。わたしの場合は一件当たり設計から監理までで200万といったところです。高いなと思われるでしょうけれども、結局そのお金ってビルダーに行ってるだけだったりするので総額はそんなに変わらないものです。さて今回の場合でのヒントですが、まず親戚のメリットとデメリットをお考えになること、それから見積は見比べてその違いが出た箇所についてなぜかと疑問を持つことです。高い買物なので焦らずにやってくださいね。
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- kuku82
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はじめまして まず、見積もり比較ですが、公平に評価するのは無理と思ってください。 仕様書がどの程度のものなのかわかりませんし、 質問者さんが作成されたのか、メーカー或いは大工さんから出されたものを ベースに転用したのか?わかりませんが。 もし、大工さんが出された仕様書をメーカーに出したのだとすると・・・ 一般的には、メーカの方が高くなるはずです。 何故なら、大工さんが馴染みの部材をメーカーが取り寄せるとなると、 無駄に経費がかかるはずです。 一方で、あるメーカーから出た仕様書を大工さんにまわしたのなら、 大工さんが高くなると思いますよ。逆の理由で。 もし、質問者さんが仕様書を作成されたのであれば、 何処まで細かく仕様設定されましたでしょうか? 屋根材名、窓メーカー、ドア品番、などまで、指定されましたでしょうか? クギの種類まで指定しろとはいいませんが、この詳細度・・・ つまり業者選択枝が多ければおおいほど、メーカー有利になりますよ。 このように、家のように非常に複雑に色んな条件が絡んでいる場合で、 比較的 公平に見積もり比較したいのであれば、 金額だけでなく、その業者毎の特徴・強い点・弱い点をプレゼンさせる必要があります。 プレゼン能力も含まれてはしまいますが。。。 最後に、メンテナンスについて疑問があるようですが、 そもそも 仕様書が詳細まで決められていれば、 メンテナンス頻度・程度は ほぼ同じになるはずですよ。 (例えば、ホームセンターで組み立て式棚部材を買ってきて、 ご自分とお隣さんとがそれぞれ組み立てた場合、どちらが長持ちするか?ってのと同じです。) まとめますと・・・ まず、質問者さんは、見積もり金額自体を比較するのではなく、 各金額で獲得できる価値をそれぞれの業者さんから 聞きだすこと。 メンテナンスについても キチンと説明を受けること。 が やらなきゃいけないことではないかと思います。
お礼
丁寧なご回答をありがとうございました。大変参考になりました。
- shakerider
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暮らし方にもよるので単純な比較はできないと思いますが、ローコストメーカーの品質はやはり「それなり」だと思います。 大量生産などで極限まで価格を抑えているとしつつも、地元の工務店などよりも広告はガンガンしています。 広告費は家の価格に上乗せされているとすると、品質面で下げざるを得ないのは当然でしょう。 建具などもベニヤ板などのチャチな感じになるでしょうし、強度面でも心配です。 たとえば、ピアノなどは置けないという話はききます。重量物を置くと建物がゆがんで、戸が開かなくなったりするそうです。 もちろん、多少の安っぽさがあっても住むことはできるでしょうから、こだわりがなければ選択肢には入るでしょう。 ただ、初期費用を抑えても、ランニングコストが高くついたり、修繕に費用がかかるようだと結局は割高になります。 ライフスタイルを考えることが重要でしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
- nekonynan
- ベストアンサー率31% (1565/4897)
それは、設計強度について仕様がないんですか評価の仕様がありません。 ある所は、耐震基準で余裕が無い 値段 別の会社は 耐震基準以上の設計で値段が高い 書かれている物には、そこについての仕様については書かれてません。 比較すること自体できません
お礼
ご回答ありがとうございました。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
ローコストホームビルダーは大工手間がかからない乾式工法で、同時にキッチンやトイレもユニット化し、そのユニットを大量購入することでコストダウンをしています。 一方の棟梁が建築する一品物は、大工手間の単価は安くても、購入資材の仕入れ単価があまり安くならないので200万円ぐらいの差になるのでしょう。 ローコストホームビルダーの利点を活用しようと思えば、すべての部材を”標準品”で仕上げることです。予定通りのローコストで仕上がります。もし、標準品以外の建築資材を希望するとその部分は量産価格にならないので、割高になり、ローコストのメリットが薄まります。 一方の大工さん、棟梁による一品物は、建築資材を好きなものに変えても、それほど割高にならないメリットがあります。 本当の注文住宅の自由を大切にすると、大工・棟梁の一品物が有利になってきます。 注文に合わせて作ってもらうのか、それとも企画型量産品を”買う”のか、どちらが希望するかによって選択しましょう。 この基本を間違えると「こんなはずではなかった」とって不満足になるリスクが高いです。
お礼
丁寧なご回答をありがとうございました。大変参考になりました。
お礼
専門家の方の貴重なご回答をありがとうございました。今後よく考えていきたいと思います。