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遺伝とは、アナログですか?デジタルですか?
親から子が生まれますが、この時に、男と女の性格や体格、癖などの情報は、子に継がれます。 この遺伝というのは、いうなれば、親の性格や体格、癖などが10としたら、デジタル(言葉でいえば)で、継がれるのですか? もしくは、アナログのような感じで、10としたら、5とか4とかそんな感じで継がれるのですか?
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いいえ、アナログです。 遺伝子は、完全にコピーされますが、完璧コピーじゃありません。 突然変異という言葉がありますよね。 あれは、エラーではなく、不完全コピーです。 塩基配列だけを見れば、デジタルチックですが、それをコピーするのはPCではありませんので、アナログです。 不完全コピーだから、個性が現れるんですね。
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- ga111
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最初から、微妙な間違いがあります。性格や癖は後天的な要素が強いので、生まれたあとの環境でかなり変わるとされています。性格においては、先天的な要素もあるかな?という程度です。 体格も後天的に栄養が良かったために変わることはあります。変わらないなら、現代になっても身長は昔と同じはずです。 性格?、体格を多少決定する遺伝子群も、血液型のように簡単ではなく、いくつもあるかもしれません。よく分かっていないのです。さらに両親の遺伝子の掛け合わせ、組み換えが起きるので、もとはデジタルでも、、、分析、解析がほぼ不可能です。
- thegenus
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個体差はNo.1さんのような視点になると思います。いわば連続的な蓄積の結果です。一卵性双生児でも出産時に目に見える個体差があると思います。 遺伝(現象)と遺伝子(伝わる物質)に分けて考えるのも良いかもしれません。 遺伝子はDNA分子です。その塩基配列(遺伝情報)はデジタルです。塩基配列が判っても分からない事だらけです。塩基配列の情報のみで出力が決まるとは思えません。それもPCとの違いです。たとえばHDやDVDやUSBなどと記録媒体が異なっても、それを読み取る機械が異なっても、マザーボードが異なっても、同じ画像情報を抽出できますが、DNAの塩基配列が翻訳される過程で、細胞内の条件が異なれば、再生される情報が違ってくると思います。細胞内の環境も遺伝を決める要素になる。ただその細胞内の条件が遺伝する遺伝子の一つと呼べるかと言うと現在の科学では正当化できません。 複雑で総合的な要素をアナログというすればアナログであり、アナログが混ざったものはアナログとすると、遺伝はアナログなんじゃないでしょうか。 (一次元的な)塩基配列をデジタル化(塩基と呼ばれる部分の種類だけを見て(標本化し)、離散的にATGCなどと(量子化))して、研究者がデジタル情報をメディアに記録している。研究者が塩基配列の処理(デジタル処理)しているというのが真相に思います。 これはデジタル/アナログと関係しない事かもしれませんが、アミノ酸配列(⊆塩基配列)が特定されても、そのアミノ酸配列のタンパク質がどういう立体構造を取るのかを研究者は求められないようです。タンパク質の立体構造こそがタンパク機能の本質になりますから、結局のところ、遺伝子研究のデジタル処理も、中途半端なデジタル化にあると思います。そうなると所詮、分かっている小さな部分だけを取り上げてデジタルと言い切られているような気もします。 遺伝は伝わる事です。発現した形質を遺伝とするならば環境の全てが遺伝を決める要素です。発現してもしなくても、必ず子へ伝わった物とすれば遺伝子DNAの塩基配列です。いわゆるゲノムです。 遺伝子はDNA分子であり、そこに見出される塩基配列というデジタル情報が、遺伝において、普遍的な役割をしている、というアナログな回答で申し訳ありません。 端的には。 遺伝子は分子、遺伝子の情報はデジタル、遺伝現象の知識(遺伝情報)はアナログなのだがデジタル(塩基配列)のみが解明されている。 遺伝に関する実用はデジタル論、遺伝はアナログ的。 もちろん私見です。 >『もしくは、アナログのような感じで、10としたら、5とか4とかそんな感じで継がれるのですか?』 その議論の仕方は思いっきり(数字=)デジタル流ですよね(笑)せめても、半分弱とかの表現にしなければ。 余談ですが、日本語はあいまいな表現が多く、論理的にいい加減な構造していると思います。日本語で長いこと話せば外人の中にも日本人気質が育ってきます。生まれた時から日本語で生活すれば、言うまでもありません。日本語を母語とする優柔不断で臆病な親から生まれた日本人の子供を英語を母語とする単純明瞭で自我の強い外人に育ててもらったらどっちの大人の性格が日本人の子供に伝わりますかね。そもそも議論と対象が適当な組み合せになっているかという事になります。
「遺伝はデジタル化アナログか」という問いの答えは、「デジタル」です。 遺伝子とはA、G、C、Tの4種類の塩基の配列でしかありませんし、親から子への遺伝は塩基配列を受け渡すことに過ぎませんから、アナログが入り込む余地はありません。 コピーエラーは突然変異のことですが、パソコンでファイルをコピーするときにエラーが入ってミスコピーになったときに、「このパソコンはデジタルではなくアナログだ」と言わないのと同様、変異の存在をもって「デジタルではない」というのは不適切でしょう。 性格や体格の遺伝がアナログなのは、「遺伝がアナログ」だからではなく、それらが「遺伝だけでは決まらない」からです。 環境要因はアナログデータですし、それに対する生体の反応もアナログ的ですよね。 ただ、それらもパラメータが多すぎるために「アナログ」に見えるので、将来的にはデジタルであると言えるようになるかもしれません。 1枚の写真だって、人はその写真そのものを「デジタル」と意識して見ることはないでしょう。でも、実はRGBそれぞれ256階調のデジタルデータだったりしますよね。 変数の階数が多すぎるものは、「無段階」すなわち「アナログ」に見えるのです。 ただし、遺伝そのものは僅か4種類の塩基配列の受け渡しに過ぎない、「デジタル」そのものです。 ただそれも、1つの形質に複数の遺伝子が複雑に絡み合っているので、それほど綺麗にデジタルチックには見えないことが多いですね。
- k_kota
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データとしてはデジタルです。4つの塩基で表される配列に全て入っています。 ただし、デジタル=エラーがないではありません。 また、正確とかのパラメータが数値として入っているイメージであれば違います。 遺伝子で決まるものもありますが、後天性のものもたくさんあります。 そんなに簡単に決まるものではないです。 ただ、血液型とか特定の形質とかに関しては割と明確に出る場合もあります。 メンデルとかの研究は理科で紹介されると思いますけどね。
- gourikiou
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半々ですね 例えば体格については両親の身長からその子供の成人の大体の身長が割り出せる計算式もあります IQ(一種の頭の良さ)については遺伝的要因が5~7割程度あるという研究結果もあります もちろん例外というのもありますが(両親が低身長なのに子供の身長が高いとか) 結論から半分は親の遺伝による影響で、残りの半分は育った環境等によって決まるものじゃないですかね? なのであなたの言われるアナログの様な感じで5(半分)という形かな?