睡眠時無呼吸症候群 論文翻訳添削のお願い その1
睡眠時無呼吸症候群に関する論文を訳しました.意味を取り違えないように注意しながら,訳したつもりですが,意味を取り違えていそうな気がします.どなたか添削をお願いします.特に最後の2つに自信がありません.どなたか宜しくお願いします.
(1)Effect of Nasal Continuous Positive Airway Pressure Treatment on Blood Pressure in Patients With Obstructive Sleep Apnea
(2)Background—There is increasing evidence that obstructive sleep apnea (OSA) is an independent risk factor for arterial hypertension.
(3)Because there are no controlled studies showing a substantial effect of nasal continuous positive airway pressure (nCPAP) therapy on hypertension in OSA, the impact of treatment on cardiovascular sequelae has been questioned altogether.
(4)Therefore, we studied the effect of nCPAP on arterial hypertension in patients with OSA.
(5)Methods and Results—Sixty consecutive patients with moderate to severe OSA were randomly assigned to either effective or subtherapeutic nCPAP for 9 weeks on average.
(6)Nocturnal polysomnography and continuous noninvasive blood pressure recording for 19 hours was performed before and with treatment.
(7)Thirty two patients, 16 in each group, completed the study.
(8)Apneas and hypopneas were reduced by 95% and 50% in the therapeutic and subtherapeutic groups, respectively.
(9)Mean arterial blood pressure decreased by 9.9±11.4 mm Hg with effective nCPAP treatment, whereas no relevant change occurred with subtherapeutic nCPAP (P=0.01).
(1)閉塞性睡眠時無呼吸患者の血圧に関する経鼻持続的気道陽圧法処置の効果
(2)背景-閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は,動脈性高血圧(症)の独立危険因子の証拠が増えてる.
(意訳)閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が,動脈性高血圧(症)の独立危険因子である可能性が示唆されだしている.
(3)閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の高血圧症の実質的効果を示しているnCPAP療法の比較試験はないので,心臓血管後遺症療法の効果が疑問視されている.
(意訳)(しかしながら)閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)のnCPAP療法が,実質的に高血圧症に効果があるとする報告に比較データがないので,心臓血管後遺症療法の効果を疑問視されている.
(4)このため,我々はOSAの患者の動脈性高血圧症におけるnCPAPの効果を研究した.
(意訳)このような理由から,我々はOSA患者の動脈性高血圧症に関するnCPAPの効果を研究した.
(5)方法と結果-60人のOSAの中等から重症継続患者は,平均して9週間の効果的なnCPAPと必要量以下のnCPAPに無作為に割り当てられた.
(意訳)結果と方法-閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の患者60人(中等から重症)を,無作為に2分し,一方はnCPAPの効果が期待できる使用条件(量=時間)と効果が期待できない使用条件で9週間実施した.
(6)19時間の夜間睡眠ポリグラフ計および連続非侵襲的(非観血式)血圧の記録(装置)は治療の前後に実行された.
(意訳)治療の前後,夜間睡眠ポリグラフ計および連続非侵襲的(非観血式)血圧の記録をとった.
(7)32人の患者,各グループ16人は研究を完結した.
(意訳)32人の患者を16人ずつの2つのグループに分け検討した.
(8)無呼吸および低呼吸は治療レベルおよび治療効果をあげるのに足らないレベルにおいて,それぞれ95%および50%減少した.
(意訳)治療の効果が認められるレベルおよび治療効果が期待できないレベルともに,(CPAPを使うことにより血圧は)それぞれのグループで95%および50%の患者で改善が認められた.
(9)平均動脈(血)圧はnCPAP 治療の効果により9.9±11.4 mm Hg減少した.一方,治療効果を上げるのに足らないレベルでは関連性のない変化が起こった(P=0.01).