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10000万語レベルスーパーボキャビルの本
10000万語レベルスーパーボキャビルの本が図書館にあったので借りてみました。 あるサイトのブログに、これは英検1級よりさらに上のレベルですね、と書いてあるのがありました。 私は、通訳の仕事等をするわけじゃないので、英検1級レベルまでに必要な単語で十分なんですが、 それを超えるなら覚える必要はないかとも。 実際、10000万語レベルスーパーボキャビルの本は、 どのレベルをターゲットにした本だと考えて良いですか? 英検でのたとえ。TOEIC何点レベルのたとえなど。 英検、TOEICで判定していただくと分かりやすいです。 よろしくお願いします。
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- shuichikato
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こんにちは。大学の英文科の教授をしています。 期待していらっしゃる回答はできないかも知れませんが、書かせていただきます。 単語力は確かに重要な問題です。しかし、究極的目標ではないように感じます。私も長期間、英語だけに接した時期がありました。単語力は身につきました。 単語力を試す本があって、大学を卒業する頃は、何回も、何種類の単語力テストをしても、「三万語レベル」と判定が出た記憶があります。もう30年も大学の英文科に勤務しているので、自然と単語力は強化されています。 現在、若い学生には単語力を強化するよう指導してはいますが、単語力が即英語力を意味するのではないと考えます。 第一に、「コロケーション」という概念が重要であることを指摘したいと思います。たんなる熟語ともちがうのかも知れませんが、例えば、「動詞」と「前置詞」とのコロケーション、「形容詞」と「前置詞」とのコロケーション等の知識が大切ですので、単純に「何万語」という表現は不正確です。 第二に、単語の訳を機械的に覚えることが異文化の理解に繋がりはしないように思います。例えば「モータリティ」という西欧の概念を理解しようとしたら、たんなる「日本語訳」を覚えるだけでは不十分です。 第三に申し上げたいのは、何のために英語を勉強するのかという考えをきちんと持たないと、英語学習も時間の無駄になりかねないという点です。英語教育産業は、英語が達者なことの価値を強調しますが、そこは自分なりの考えを持つ必要があるように思います。平凡な言葉ですが、英語ができることイコール、幸福ではありません。学習意欲をそぐようなことを書きましたが、大切な認識だと思います。 また、機会がありましたら、意見の交換をしましょう。 KATO
お礼
「コロケーション」は、質問に挙げた本でも重要性を指摘していました。 英語に触れていると自然と単語力は強化されるんですね。 にしても、3万語はすごいですね。 何のために英語をやっているかは、単なる趣味的なものです。 年齢的にも今更?と言える年齢です。 英語を読んでいると、頭が働いている気がして気持ち良いです。 それは、中学レベルの英語での話なので、 もっと上の英語でもスラスラ読めるようになりたいです。 必要性が無いので、甘い学習者だと思います。 「形容詞」と「前置詞」とのコロケーションがより重要なのですね。 ご回答ありがとうございました。