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腹八分? 腹八部??
何年か前に父が入院した際、50歳前後の副院長に食事の摂取量を聞かれた所、父は『腹六分』と答えましたが、それを聞いた医師は『ろくぶ?六割ではないのか?』と聞き返されたそうです。看護師は『六分』を理解していました。 一般的に丁度良いとされている『腹八分』ですがその医師がこの言葉を知らなかったなんてちょっと驚いていますが、『腹八分』と言うのはあまり通用されていない用語なのでしょうか?
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そのお医者さんの育った家庭環境によると思いますよ! つまりお年寄りがいたとかいないとかの他に、ご両親の年代です。 両親の年齢が昭和20年生まれ以前と以降とでは驚くほど昔風のことわざ、言い伝えに関する知識、認知度が違います。 これは戦後の教育の風潮が古いものを否定する傾向にあった成果と思いますが『腹八分』『腹八分目』などに限らず 簡単な戦前の言い回しは死語になりつつあるのだと思います。 その代わり今では私もここで初めて知ったのですが『タメ』という同世代を指すらしい奇妙な言葉が新しく台頭していますね! 言葉も時代によって新陳代謝しているのだと思います。
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#4さんに賛成です。 「腹八分」といって意味が通じない人は考えにくいでしょう。 まあ「腹六分」と言って通じないとは思いませんが、端正な日本語ってワケではありませんので、イヤだったのかもしれません(^_^;)。そのお医者さんはきっと忙しくて機嫌が悪かったのではないでしょうか。 一応類例を考えて見ました。 「白黒はっきりつけようじゃないの!」→「白赤はっきりつけようじゃないの!」言いたいことはわかるけど…… うーん、ちょっと例としては無理があるか。
お礼
そうかも知れませんね。 ありがとうございました。
すでに回答が出ていますが、気になる回答もありますので私見を下記します。 腹八分は誰でも使う表現ですが、特に「腹八分に医者要らず」という意味で使われますのでお医者さんが知らなかったというのは漫画ですね。転じて、何事もほどほどにという意味でも使われます。 割と分 これは二つの基準が混同、混乱して使われやすい表現です。 先ず第一義は両方とも何かを10等分したうちのひとつを指しますが、分には更に二つの意味があります。 *半分とも言うように、分は常に1/10ではなく、当分に分割したものの一つを指します。二等分したうちのひとつが半分です。 *分は利息計算では割の1/10として使われます。 従って利息計算以外では8割(全体の80%)も腹八分の8分(10等分したうちの8つ、すなわち80%)も同じです。
お礼
ありがとうございます。 参考になります。
- hiro1450
- ベストアンサー率32% (14/43)
なかなか面白い掛け合いかもしれません。 そもそも日本語では100%は10割、1割は10分、 1分は10厘ですよね。 ってことは腹八分ってのは8%になってしまいます(笑) 医者の言う6割ってのは60%という意味では正解でしょう。 まぁそこが日本語の面白いところで、よく「九分九厘」って 言葉を使いますが、意味としては「ほとんど全て」「全く」 といった感じで、例えば、 「九分九厘だめでしょう」 と言うと、「ほとんどダメでしょう」って意味ですが、 正確には「9.9%ダメでしょう」となり、ほとんど 大丈夫ってことになってしまいます。 まぁその医者が数学にうるさかったって事で良いのかと...(笑)
お礼
ありがとうございます。 父が『腹八分』と答えたらその医師は何て返答をしたのかなぁと思います。 日本語のややこしいところですね。
- buuuuuuun
- ベストアンサー率46% (609/1318)
腹八分、普段よく聞く言葉ですよね。 TVなどでも言われますし、病院でお医者さんから聞いたこともあったと記憶しています(お医者さんは六分奨励だったかな)。 国語辞典の検索でも出てくる(参考URL)言葉ですし、「はらはちぶ」で入力しても一発で「腹八分」に変換できますよね。私自身は一般的な言葉と理解しています。 お医者さん=知識人、と思うと意外とそうでもない・・・というのが私の認識でもありますので、一人のお医者さんが「腹八分」を理解していない現場に居合わせても「またここにも一人いたか」とあまり驚かない自分がいるのがちょっと恐ろしいといえば恐ろしいですねぇ(苦笑)。 また、一般的に知識人と言われている人がこういった簡単な言葉や言い回しやことわざがひとつだけポーンと抜けていて意外だと思うことも間々ある話でもあります。
お礼
ありがとうございます。 参考URLを見ました。「腹八分目に医者いらず」ですか。 こう言う諺があったんですね。知りませんでした。
- rmz100
- ベストアンサー率32% (339/1047)
何か論点がびみょーにずれているような気がしますが。 「腹八分(あるいは腹八分目)」は30代の自分でも知っているくらい有名な言葉ですし、50代のそのお医者さんもおそらく知っているでしょう。 でもここで問題となるのは、お父さんが言われた「腹六分」という言葉です。 こんな言葉は辞書に載っていない、お父さんの完全な「造語」です。 おそらく「腹八分」よりさらに少なめという意味で「腹六分」と言われたのでしょうが、勝手に作った「造語」である以上、それがわからなくても、(シャレが通じないというだけで)そのお医者さんに問題は無いでしょう。
お礼
そうですね。確かにその時は食欲が無くて摂取は8分目までいかずに6分目だったそうです。 ありがとうございました。
- kurokawa
- ベストアンサー率25% (38/147)
「腹八分」が通用しない訳ではないと思います。 ただ「腹六分」などの用法は通常はしませんから、確かにいきなり言われても人によっては通じない事もあると思います。 言葉とは結構固定観念に支配されているものなので、歳を取ったり、思考能力が低下している場合にはボキャブラリーも減りますし、応用も利きにくくなります。 まあ、笑い話のネタとしては「腹八分」は正確には「腹八分目、医者要らず」なので、医者には分からなかった…とゆうオチもつけられますが(笑)
お礼
ありがとうございます。 大喜利みたいですね。座布団1枚差し上げたいです。
- yasya
- ベストアンサー率29% (842/2899)
一般的に使うと思いますよ。 その医者が知識がないんでしょう(^^; ちなみに「腹八分目」が正しいと思うので、 「腹八分」が正しいのではないかと思います
お礼
高等な教育を受けた医師が知らなかったなんて意外でした。 『井の中の蛙。。。。』 みたいなものでしょうか? ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。父母が言うには『団塊の世代だから判らなかったんだろうなぁ。』 なんて言っていました。 団塊の世代も関係あるのでしょうか。。