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「毒樹の法則」というのを このOKwebで最近覚え
「毒樹の法則」というのを このOKwebで最近覚えましたが… TVで聞いた言葉なのだけど 「お天気の良い一日だったけど 翌朝起きて窓の外を見たら 一面に雪が積もっていた 誰も雪が降ってるとこは見てないけど 状況から判断して 真夜中に(みんなが寝てる間に)雪が降った」 と言うのはなんて言うのでしょうか?
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>「毒樹の法則」 正確には、毒樹の果実 >「お天気の良い一日だったけど 翌朝起きて窓の外を見たら 一面に雪が積もっていた 云々」 司法研修所でよく教えられる、事実認定の有名なたとえ話じゃな。名前はないと思う。あえていうなら、、「合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証」のたとえ話というべきじゃろか。 刑事裁判では被告人を有罪とするには、「合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証」を必要とする。 ここでいう「合理的な疑い」とは、、「抽象的な可能性としては反対事実が存在するとの疑いをいれる余地があっても、健全な社会常識に照らして、その疑いに合理性がないと一般的に判断される場合」をいう(最判平成19年10月16日)。 要するに、質問者の後にこう続くわけじゃ A君「いや、トラックで誰かが雪を運んできて撒いたかもしれない。そういう可能性もある。」 B君「そういうのを非合理な疑いという。そういう可能性が抽象的にはありえても、そんな馬鹿なことする人はいないし、合理性もない。」