• ベストアンサー

再稼働どう考えていけばいいのか?

エネルギー危機が迫っているような報道がTVや大新聞でささやかれ、夏を乗り切るための再稼働の必要性を力説する経済界や政府の一連の動きに違和感を感じています。 国内54基の原発がいくつまで必要なのか、製造後何年まで使っていくのか、原発廃棄物の処理をどうするのか、永きに渉るであろう廃炉、など国民に解り易く説明する責任と義務があると思います。 困難を極めるであろう森林等の除染や何十年、何百年続くであろう汚染に目を逸らしての、今再稼働をどう考えていけばいいのか? 議論ではなく、皆さんの日本の進むべき道についての考え方、選択肢を教えて。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • norari43
  • ベストアンサー率47% (115/240)
回答No.5

今回これだけの事を経験したにもかかわらず未だこの様な対応。 「議論ではなく、皆さんの日本の進むべき道についての考え方、選択肢を教えて。」 1/完全な脱原発、、、商用発電では絶対に使わない。試験設備1箇所は認め孤島か  極端な過疎地で研究する。(現状の世界情勢を見て研究は必要だと思います) 2/即全廃というのは無理なので有期的に無くして行く段取りをする。  例として(方向性を発表する→3年後30パ-セント、5年後50パ-セント、  10年後75パ-セント、15年後100パ-セント廃止)  先日初めてこの様な意味の枝野さんの50年後(?)に全廃と言う記事を見た  気がしますが悠長すぎますね。 3/同時に電力供給改革、自然エネルギ-への転換。処分の問題、これらを同時進行する。  廃炉、処分、  怖いことにどうしょうもない状態でしょうが(やってはいけなかった事をしてきた  結果で大きなリスクを負うことになり、移行期間に重ねての被害が出ることも予想  出来ます。  覚悟せねば絶対逃げられない「負の遺産」を背負ってしまいましたが、より良い  対応をするしかないでしょう。 4/ほかの事でもそうですが余りにも危機感の無さの対応、他力本願、無責任、いやらしい  利権へのしがみつき、  近いうちに再度の事故が起き国土の半分が「汚染列島」になっても今の様な対応を  しているかも知れません。そんな絶望にも似た感じがしています。

11meron
質問者

お礼

深みのある回答有難うございます。 負の遺産をどう始末していくのか。 ましてやほんの50年の過ちが今後何代にもわたって重い負担になっていくことを考えると最善の対応策は何か国民全体の論議にしたいのですがね。

その他の回答 (4)

  • syounan2
  • ベストアンサー率17% (53/300)
回答No.4

私は、原発反対派です。 しかし、再稼働は着々と進むと思います。 電力が不足するからではなく、原子力発電事業は、廃炉の具体的方法、核のゴミの最終処分地や処分方法を決めずに見切り発車した事業です。そしてあまりにも早く福島原発深刻事故が発生してしまいました。 即原子炉を廃炉したくとも、具体的な廃炉方法もなく、廃炉から出る高レベル放射性汚染の核のゴミ、54機分の最終処分地などあるはずもなく、三陸の瓦礫ですら受け入れ拒否の現状を考えれば、受け入れ自治体など有ろうはずもない。すでに原発推進50ン年間の溜りに溜まった核のゴミ置き場も、あと数年で満杯です。廃炉などそもそも口先だけのことで、はじめから不可能なことです。枝○大臣様は、何が何でも、再稼働を強行し、30~40年間の時間稼ぎをするしか方法はありません。 電力不足でもなく、安全性が確認されようが危険が確認されようが、とにかく再稼働ありきです。そもそも、選択肢は存在していません。

11meron
質問者

お礼

回答有難うございます。 時間稼ぎと選択肢無しですか。 核のゴミ問題についての明確な対応が見えず、莫大な廃炉等の経費、どこかに消えた配送電分離、国策としての原子力政策の責任をどう対処していくのでしょうかね。

回答No.3

 データは調べれば素人でも手に入る。今後は「素人でも分かる説明をしろ」ではなく「自ら理解できるよう努力する」のが必要になる。そうでないなら「原発は安全です」を信じていたのと何も変わらない。

11meron
質問者

お礼

回答どうも有り難うございます。 自ら調べ何が真実か見極めるよう努力することが大切ですよね。 世の中やnetの中には、極端な右向き、左向きの意見が溢れています。 なし崩し的に今後向かえるであろう再稼働。 その前になすべきことがありませんか。

  • W-164
  • ベストアンサー率29% (393/1313)
回答No.2

福島県民です。 実際に健康被害が出るかどうかは分かりませんが、強制的に避難させられていないところでも、不安を抱えて暮らしている人も居ます、 農産物を生産しても売れない(好きで放射性物質をふくめて生産しているわけでは無いのに、放射性物質を含む農産物を生産するような農家は殺人鬼だとまで言われています。) 都会に避難していった人が「他の保護者が不安になる」という理由で幼稚園の入園を断られたとか言う話も聞きます。 なので、他の地域の人たちに同じような目に遭って欲しくは無いなと思うのですが。 ただ、今問題になっているのは「再稼働するかどうか」ですよね。 「再稼働」というのは、今は止まっているだけで、核燃料はそこにあるわけですよね。 原発を廃炉にして、核燃料を何処かに処分してしまおうというのならともかく、 福島原発4号機を見ても分かるように、たとえ止まっていても核燃料がそこにある限り安全で有るわけでは無いのです。 もし今回のような地震があって津波が来たら、停止中の原発でも福島原発4号機のようになる可能性はあります。 つまり、原発を停止しているからと言って、特別安全性が高まるわけでも無いのですから、使える核燃料がそこにあるのなら、原発を動かして発電しても同じかなとも思えます。 ただ、私たちは、 原子炉圧力容器は数十センチもある鋼鉄で出来て居て、更に分厚いコンクリートで囲われているので、どんな大きな地震があっても絶対に壊れない」と言われてそれを信じていました。 しかし現実には、原子炉圧力容器が物理的に壊れなくても、冷却装置など付属設備が壊れれば、簡単に原子炉は壊れる。 しかも、付属設備というのは簡単に壊れる。 つまり、圧力容器がいくら頑丈でも、原発は簡単に壊れる可能性が有ると言うことが、今回の事故で証明されてしまったわけです。 しかし、本当に問題なのは、原発を止めるか動かすかなどという問題では無く、 「もしかしたら放射性物質を含むかも知れない」と言うだけで宮城や岩手あたりのがれきでさえ、移動するのが難しい現状ですから、近い将来原発を廃炉にする事になっても、そこから出る放射性廃棄物を他の地区に移動することは出来ない事になると思います。(現実に最終処分場を受け入れる地区は考えられない) 既に原発が存在する地区は、原発を再稼働しようがしまいが、未来永劫に渡って核廃棄物を抱えなければならないと言う事を覚悟しなければならないと言う事でしょう。 確かに、電気が無いのは困ることなのですが、福島のような不安を永遠と抱えて生活しなければならないと考えると 将来の処分方法を後回しにして、「原発は安上がりな発電方法だから推進したい」という人たちのことは信用出来ません。 今でも政府は、「福島県内の放射性廃棄物は、30年以内に県外の最終処分施設に搬出します」というようなことを平気で言います。 県外で、30年以内に最終処分場を受け入れる所が有ると思いますか。 30年後は、自分は責任を取る立場に無いから関係ない。と言うことなのでしょうけど。

11meron
質問者

お礼

回答有難うございます。 今止まっている施設がけっして安全でない事、将来の高レベル廃棄物の問題を後回しにしての再稼働はどうなんでしょうか? あの時ただちに危険はないと国民を騙して、情報を隠した政府は今後も口先だけの対応で誤魔化していくんでしょうね。 地下に潜った原子力の自称専門家は制御できない魔物を作り出したことに懺悔すらありませんね。 本音のご意見有難うございました。

回答No.1

 エネルギーを原子力に頼ることはもう終わりにしないといけないと思います。福島のような事故が実際に怒ってしまったのだから、「起こらない」「起こさない」という結論はどうやっても導けません。たとえ無事故で廃炉を迎えたとしても、解体するには20年近い年月を要します。つまり原発は、自身を解体するためのエネルギーを得るために建設しているようなものなのです。さらには、解体後の高濃度放射性物質(燃料の燃えカス)や、汚染物質(解体後の配管など)の処理方法はまだ確立されていません。地下深く埋めるとか、海溝に沈めるとかアイディアを聞いたことがありますが、これも電気を売って得た利益を食いつぶしてしまうほど高額になり、実現していません。  「除染」という言葉が使われますが、放射線を無力化するのではなく、放射性のゴミ洗い流して集めているだけなので、そのゴミの捨て場が汚染されることになります。この言葉に騙されている人が多いのではないでしょうか?津波による瓦礫の多くは汚染物質を含まないと聞きます。そのような安全なゴミでさえ、「検出されない放射線が危険だ」として、他の府県では忌避されています。除染後に集まった土砂を含まれるゴミの処理先は全く報道されません。知らないうちにどこかに捨てられているのです。瓦礫に話題を向けさせといて、除染ゴミをこっそりと始末しているのです。正に手品師が観客をミスディレクションさせるような感じです。  石油がたとえ高額になろうとも、事故の際のリスクは核に比べれば軽いものです。自然エネルギーの効率が悪く、メタンハイドレートが本格的に稼動するまでは、石油のようなエネルギーに頼ればいいのです。核に頼る必要はありません。中東は「石油が枯渇する」と言って原油価格を引き上げようとします。石油は無尽蔵であるのに、です。同じことを電力会社がしています。電力は足りているのに、足りないと言って料金を上げたり、原発を稼動させたりします。同じ構図です。

11meron
質問者

お礼

早速の回答有難うございます。 概ね私も同じような考えです。 30年ほど前、油断という言葉が世の中を闊歩しました。 文字どうり油の輸入が断たれるという意味です。 また、CO2削減や温暖化問題もあります。 しかしその解決策が原発であってよいわけがありませんよね。 今、北海道の北部・幌延というところの深地層研究センターが本格的処分場を誘致しようとしています。地下300メートルに高レベル廃棄物をガラスで固めて、長い時が過ぎるのを待つという事らしいのです。(北海道新聞15日朝刊)子孫に重いツケを残すごみの保管にも注意が必要ですね。

関連するQ&A