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放射性廃棄物の処理方法について

高校生です。 私は「今は原発は基準を満たした必要数だけ稼働させ、再生エネルギーの研究をより推進し、やがては原発をゼロに」と考えています。 しかし原発を稼働するにあたり、抜きにして考えられないのが廃棄物だと思います。 この廃棄物の処理方法が、原発についての議論の大きな争点の一つだと思うのですが、 これをロケットで宇宙空間に、というのは不可能なのでしょうか? やはりコストや、打ち上げの問題のために引き合いに出されないのでしょうか?

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  • key00001
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回答No.9

高レベル放射性廃棄物の宇宙投棄は、具体的に検討されており、学会に論文発表なども行われていますよ。 但し、コスト,安全性の観点から、ロケットは現実的ではありませんので、軌道エレベータを用いた構想が有力視されています。 ただ、軌道エレベータそのものが、まだ理論段階なので、ハードルは非常に高いですが。 また宇宙投棄と言っても、人類が利用出来る宇宙とは、基本的には「地球の引力圏」に限定されてしまいます。 すなわち現状で宇宙投棄と言っても、地球の引力圏の周回軌道に乗せるだけの話であって、人工衛星と衝突したり、将来的には地球に落下するリスクがあります。 地球の引力圏から離脱させるには、引力圏を離脱出来る膨大な推力を持った宇宙コンテナ船でもを作り、定期的に引力圏外に射出する様なことをせねばならず・・・。 結局のところ、コスト,安全性は、地下投機や海中投棄には遥かに及びません。 一方、未来に本格的な宇宙進出や宇宙開拓などを構想しますと、現在の宇宙ステーションの様なバッテリーや太陽エネルギーなどでは全く足りません。 簡単に言っちゃえば、宇宙戦艦やガンダムでもを実現しようとすれば、バッテリーとかガソリンエンジンなんてのは、ほぼ使い物にならず、現在の技術の中では、核エネルギーが最有力候補です。 人類が有力かつ高効率なエネルギーを手に入れるまでの間は、空気の無い宇宙空間でも威力を発揮することが期待されるのは、長時間、水中で活動が可能な原子力潜水艦と同様の理屈で、小型原子炉など核エネルギーは必要不可欠で、「核」と「宇宙」は、とても親和性が高い考え方かと思いますが・・。 そのいずれでも高い技術を保有する日本が、たった一つの事故で「原子力なんか要らない!」と主張するのは、安易に過ぎると感じます。 少なくとも、質問者さんら若い人の「未来の可能性」は、摘み取っちゃダメですね。 そんなことを言うと、脱原発派などは、「原発が福島の未来を摘み取った!」と言うのですが、それで核利用を放棄すれば、犠牲は無駄になるし、廃炉技術や核廃棄の確立なども遅延化し、それこそ未来が来なくなる様に思います。

その他の回答 (8)

  • dragon-man
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回答No.8

よくそういう意見が出されますが、空理空論です。原発の放射性廃棄物は何十万~何百万トンもあって、それを打ち上げるロケットがありません。福島の4号機の燃料プールだけで、高濃度の使用済み核燃料が何万トンも溜まっていたのです。仮に打ち上げたとしたら、打ち上げにかかる費用で地球が破産するでしょう。成功率99%として残りの何十万トンもの高濃度放射性物質が地球にばらまかれます。考えるだけでも恐ろしいです。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.7

将来的にはレールガンを使ってはるかな宇宙に飛ばしてしまう技術が確立されるかもしれませんが。それまでは宇宙空間に持っていくのはリスクが高すぎます。 そんな時代になったら原子力などに頼らなくても電力に不自由しないでしょうから、結局関係ないかもしれません。

  • alflex
  • ベストアンサー率26% (229/869)
回答No.6

打ち上げ能力や費用から考えても現実的ではありません。 日本国内の放射性廃棄物の量として、使用済み核燃料だけで15,000トンあります。 対して、日本で最も大きいH2Bロケットで静止衛星軌道に乗せられる重さは8トンです。 核燃料を打ち上げるだけでも単純計算で約1880回の打ち上げが必要になります。 (ちなみにH2B打ち上げ一回につき110億円かかるそうです。ざっと計算すると21兆円必要です) また、その他の放射性廃棄物もドラム缶で数十万本という単位でありますので、下手をすると数万回単位での打ち上げが必要になります。 また、衛星軌道上では地球の重力に引かれて落ちてきてしまう可能性がありますし、そもそも数百万トンという放射性物質が地球の周囲を取り巻いているという状況が好ましいとは思えません。だからといって地球の引力を振り切って送り出すにはさらに打ち上げ能力が落ちてしまいますので、さらに多くの回数と費用がかさみます。

回答No.5

>これをロケットで宇宙空間に、というのは不可能なのでしょうか? それよりも「日本固有の領土である竹島を、日本国の核廃棄物貯蔵所にします。島に居る人間は退去して下さい」と国際的に宣言した上で、どこかの半島の国が不法占拠している状態のまま、無人飛行機で廃棄物を上空から投下すれば良い。 退去しないで被爆したら、居座って退去しなかったヤツが悪い。

  • hayasitti
  • ベストアンサー率69% (229/331)
回答No.4

>これをロケットで宇宙空間に、というのは不可能なのでしょうか? 処分法の話では、宇宙空間廃棄は必ず挙がる案なのですが、現状では確実性に乏しく、選択できません。 以前にも同じ趣旨の回答をしましたので、以下の質問の回答を参考にしてください。 http://okwave.jp/qa/q6246929.html http://okwave.jp/qa/q7659570.html 改めて要約するならば、 「年500トン以上発生するであろう(高レベル放射性)廃棄物を宇宙に打ち上げ投棄するには、 現存するどんなに大きいロケットを使用しても、年間10回打ち上げなければならない。 (日本のH-2Bを使用するなら、積載量の関係から倍以上、年20回以上の回数になる。) その回数を打ち上げるコストと、そしてなにより成功率の問題から、選択肢にはなりえない。」 です。 H-2Bの打ち上げ成功率は95%以上になりつつあります。 成功率95%と聞くと、極めて成功率は高く感じますが、これは20回に1回は失敗するレベルなわけです。 H-2Bでやれば、年に一回以上は問題が発生する、下手をすれば空中で爆発しかねない、という確率なわけで、とても選択肢にならないというのが理解できるのではないでしょうか。 以上、参考まで。

  • Macpapa10
  • ベストアンサー率9% (127/1288)
回答No.3

http://okwave.jp/qa/q6820268.html 過去質があります。 BAの回答に詳しく書かれてます。 地球の重力圏外に打ち上げるには、衛星を打ち上げる数倍のロケットの能力が必要となり、当然失敗する危険性も高くなり、大気圏内で爆発すると核物質の拡散につながります。 宇宙ステーションで無重力状態になっているのは、ステーションが90分間で軌道上で地球を一回回っている遠心力があるからで、静止していたら地上の半分の重力があります。 さすがに地球の衛星軌道上に打ち上げるのは良くない事は誰でも分かりますよね。 太陽系外に出さないと、いつ地球に戻って来るか分かりません。 衛星軌道上に持って行くには1g2万円のお金が必要になります。 恐らく太陽系外に持って行くには1g10万円ほど必要かと思います。 日本の原発放射線廃棄物は2万トンと言われてますので、2京円でしょうか?20京円でしょうか? 良く分からない金額になると思われます。 どっかに穴を掘って埋めるのが適当だと思います。 北方領土を諦めロシアと仲良くなって、数兆円払って埋めてもらうのが現実的かと思います。 ちなみに放射線ってみなさん怖がってますけど、地球内部が40億年だっても熱いのは放射線物質の崩壊熱があるからなんですね。 放射線がない地域は宇宙のどこにもありません。 放射線が怖いのではなく、強い放射線が怖く、特殊な検出器でないと検出できないからです。 感覚的には、地球上に微弱な電波はあちこちたくさん飛んでいて、そんなに怖くはないのですが、同じ強力な電波を使う電子レンジの中に入ると火傷しますよね。 その怖さです。

回答No.2

無理でしょ ロケットの打ち上げは100%成功するとはかぎりません 失敗すれば地上に膨大な放射能がばら撒かれ それこそ地球は誰も住めない星になります さらに宇宙に飛ばしても 廃棄地点に到達する前に隕石などにぶつかって爆発などすれば地球に放射能が降り注ぎます いずれにしろ不可能です 宇宙人に攻撃されないとも限りませんし

  • 1564oen
  • ベストアンサー率22% (21/92)
回答No.1

ロケットが確実に宇宙に行く確立が100%じゃないから。 そんなロケット打ち上げなんて格好の的ですね。自決でそのロケットのエンジンに突っ込めば 落ちたところが当たり一面100年焦土ですな。 何処の誰にも手が出せず、確実に太陽に送り届けられるようなことにならない限り宇宙投棄なんて 妄想の領域から出ない話ですね。

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