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LEDについて教えて下さい。

おそらく専門家の人から見ると笑っちゃうようなしつもんなのですが・・・ 素人なので恥を覚悟で質問させていただきます。 テレビで 「何年か前、日本人研究者が青色LEDを開発して、このことはノーベル賞級のすごいことだ」 と紹介していました。 この青色LEDというのは光自体が青色ということですよね? だとしたら普通のLEDの回りの樹脂の部分をクリアブルーの樹脂にすれば結果として同じことではないんでしょうか? なにがどうすごいのか教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.3

普通のLEDというものはどういう物を言うのでしょうか。 青色LEDが開発される以前は、LEDは赤または緑色で、これを組み合わせて黄色のLEDしかできていませんでした。つまり、光の三原色のうち2色しかできていなかったのです。 この赤、緑、黄のどのLEDにクリアブルー樹脂をつけても青の光は出ません。そのため青色LEDの開発は重要だったのです。そして、青色LEDが開発されたことで白色LEDが可能となりました。 光は赤よりも青のほう(虹の外側より内側)が波長が短胃という性質があります。そしてその波長の半分までの大きさならば読みとりが可能という性質がありました。 読みとり部分に赤色LEDを用いたCDプレーヤーに対して、青色LEDを用いれば、よりディスクの情報密度を高くした、言い換えれば同じ情報に必要な大きさを小さくしたディスクプレーヤーが可能になります。それがDVDです。

bijiho
質問者

お礼

ありがとうございます。 素人な者ですから、青色LEDが開発されたことで白色LEDも可能になったということを知りませんでした。 用途についてもCDとDVDの比較のご説明で納得いたしました。

その他の回答 (3)

  • liar_adan
  • ベストアンサー率48% (730/1515)
回答No.4

白熱電球から出る光は、スペクトルが混じり合っていますが、 発光ダイオードから出る光は単一の波長を持っています。 つまり、電球の光をプリズムに通すと、赤から紫までの各色に分解されますが、 LEDの光をプリズムに通した場合、 赤なら赤のところに線が出るだけで、他の所は暗くなっています。 電球にクリアブルーを重ねると、 スペクトルのうちの青色の部分が透過して青色の光になりますが、 LEDの光はそうはなりません。 いま実際に、赤LEDの光に青の半透明の樹脂をかぶせて 見てみましたが、非常に暗くなります。 青をかぶせて青色にするということができない種類の光なのです。 LEDの色=波長は使う半導体の種類によります。 赤・黄・緑などは早くからありましたが、青の開発が遅れていました。 青のLEDができたことで、LEDだけで各色を表現することができるようになったのです。 また、青の方が波長が短いです。波長の短いものを長いものにするのは容易なので、 青LEDから出た光を変換して、白色に光るようにできるのです。 それから、DVDなどに使うときには、波長の短い方が情報を高密度に記録できます。 このため最近では青より波長の短い紫外線LEDが研究されています。

bijiho
質問者

お礼

実験までしていただきたいへんありがとうございました。

回答No.2

LEDの出す光は単色光なので虹の七色以外の色は出すことができません。白色のLEDは蛍光灯と同じように紫外線を出す半導体と蛍光物質を組み合わせたものです。蛍光はもとの光より波長の長い光しか発しませんから赤や緑を出す半導体から青の蛍光を出すことはできないのです。 波長の短い強い青の光を出したのがすごいところです。

bijiho
質問者

補足

ありがとうございます。 私の質問が言葉足らずだったかもしれません。 青い光を出すことが難しくて、それに成功したことが技術的にすごいのだということは私もだいたいわかりました。 しかし番組ではそれが世の中に大きく貢献するようなことを言っていたのですが、青い光が出るだけならクリアブルーの樹脂を使っても同じではないのか? という疑問を持ちました。

  • MetalRack
  • ベストアンサー率14% (298/2040)
回答No.1

照明用として使うにはよいかもしれませんが、レーザーの本来の利用用途として使うには、実際に青色の波長の光が必要だからです。

bijiho
質問者

お礼

ありがとうございます。 テレビの中では応用例として信号機などを取り上げていたので、わかりにくかったのかもしれません。

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