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東京都の一世帯当たり人数の報道について
さきほどニュースで、「東京都のことし1月時点の1世帯当たりの人数は1.99人となり、東京都が昭和32年に調査を始めて以来、初めて2人を下回ったことが分かりました。」とありました。これは都内の不動産販売状況が空き室が多いなどの理由からでしょうか。具体的に何かこのような結果の理由はありますか。 ※参考:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120315/t10013751791000.html
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こんばんは。 構造的な問題だと思いますよ。 もともと、都内に住む人は学生や独身の勤め人が多いんです。 1ルーム程度で済みますからね。 そこにもってきて、結婚しない単身者が増えていますから、 単身者の平均年齢が上がるにつれて、その比率も上昇するわけです。 知人の40歳独身男は、都心の一等地にマンションを構えました。 家族がいないから、自由になるお金も多いんですね。 さらに、かつて核家族と呼ばれた少人数の世帯も高齢化が進んで、 老夫婦だけの世帯で片方が先立てば、これも単身者世帯で、 単身者世帯の比率をさらに押し上げます。 一方、家族もちになると家賃も地価も高く、 なかなか都内に住むことはできません。 子ども部屋がほしいし、住環境全体を向上させたいし-となれば、 おのずと郊外に出る必要があります。 いずれにしても、都市も地方も、1人暮らしが増えてますよね。 土地の相続は子どもが平等にするとか、 仕事や人口が東京に集中する一極集中とか、 職業上の男女の平等化が進む一方で、 子どもの産みにくさ、育てにくさは置き去りのままとか、 アメリカ軍の占領政策に始まる戦後70年の日本の政治が、 他人だけでなく家族も含めて、人と人とのつながりが希薄な 現在の日本の姿を作ってしまったのだと思います。
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- 123dog
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この調査が住民基本台帳を基にした数値なので空き家は関係ありません。
お礼
そうですね。自分でもう少し調べてみます。 教えてくださってありがとうございます。
- norikhaki
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その記事に 東京都は、1人暮らしの高齢者が増加していることや、 若い世代を中心に結婚せずに独身で暮らす傾向が都市部で強まっていることが 背景にあると分析しています。 と書いてあったと思うのですが?
お礼
お忙しいところ、わざわざ回答してくださってありがとうございます。 都内で住む、というのはこれから、を考えている者にとって 贅沢に聞こえるので、高齢者の一人暮らしなど 都営の公団などで可能だとは(よくはありませんが)聞いていたのですが、 統計上、はっきり数字に出て少し驚きました。 このような話題に慣れてないのですみませんでした。
お礼
東関東大震災後、住環境は大切な問題になり再認識しています。 家族で郊外に暮らさなければならない、というのが 大方の人生の目標にしていたので、突然都内の世帯の実情 を聞かされたようで、驚きました。お忙しいところお手間を とっていただきありがとうございました。 よくわかりました。