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東京都による水道圧を利用した小型水力発電について

今朝、NHKで報じられていました --- 引用 --- 東京都は、水を送る圧力を利用した小型の水力発電の設備を新たに江戸川区に整備し、 発電した電力を事業者に販売する取り組みを始めました。 小型の発電設備が完成したのは、東京・江戸川区にある葛西給水所です。 給水所は、水道水を各家庭に送る前に一時的にためている施設で、 浄水場から圧力をかけて水道水が届けられています。 今回完成した発電設備は、この水圧を利用して水車を回して発電します。 発電できる電力量は、420世帯が1年間に使うおよそ140万キロワットで、 新たに電力事業に参入した東京に本社がある事業者に販売を始めました。 東京都は、再生可能エネルギーによって発電した電力を電気事業者が買い取る制度を使って、 年間4600万円の売り上げを見込んでいて、都は整備にかかった費用を6年間で回収したいとしています。 東京都の施設で発電した電力をすべて販売するのは今回が初めてです。 東京都水道局は「今後も電力の販売を拡大して、 社会全体の電力供給に貢献していきたい」と話しています。 (http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131014/k10015255261000.html)、 --- 引用ここまで --- 水道圧を高めて水流を作り、水車を回して発電可能なことは理解出来ます しかし、この仕組みの場合、水道圧を高めるためのエネルギーは、 電気エネルギーを利用しているのですよね? この電気エネルギーによって高められた、水流のエネルギーを利用して発電しても、 この電気エネルギーの一部を回収しただけになり、 発電のメリットが感じられないのですが・・・ 高低差を利用しているのならばメリットはあるのかなとは思いますが・・・ また、水流の中を水車を回すことで、水道管内の水流抵抗が大きくなり、 水圧を高めるために、さらなる電気エネルギーが必要となるともいえます 詳しい方、この発電の仕組みやメリットをご教授願います。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • uen_sap
  • ベストアンサー率16% (67/407)
回答No.3

お説の通りです。 当該上水設備の供給する、全家庭、高低の差あるビルへ上水を無事故で供給するには、必要とされる最大水圧にて水源圧力を維持する必要があります。 この高水圧が不要の系統もたくさんありますので、この系統の水圧を下げる作用を発電機で行おう、と言うものです。通常ではバルブを絞りますから絞る分だけエネルギーロスになるますが、発電機を動かすことでエネルギーのリカバリーを図ろうとするもので一理ある省エネ施策です。 根本的な省エネ施策は、水源圧力は上下数段階に分割しておき、低圧で良いところは低水圧系から供給することにすれば良いのですが、それだけ設備投資が必要です。水源にも系統にも。 これからは、そのバランスをとって設備新設することになるのでしょうが、昔の設備は残念ながらそうはなっていません。 着眼点は良いですよ。

回答No.2

確かに でも水力発電をしなかったら、 加圧分の、電力がそのままですよね つまりやらないより、多少でも回収できればと考えたのでしょう 因みに一般の水道本管には5気圧の水圧がかかって居ます ですから浄水場ではかなり水圧をかけていると思いますので少しでも有効利用しようとしているのでしょう

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

私も同様の疑問を持ちましたので、調べてみました。 要は、金町浄水場から送水する場合、最も遠い東海給水所に届くように 加圧しているが、葛西給水所には過剰な圧力であるため、その圧力で 発電するとのことでした。 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/03/news018.html でもね、よく考えたら無駄です。 葛西給水所も倒壊給水所も大量の水を配水しています。 (1)ポンプを2系統に分けて、それぞれ適正な圧力をかける。 (2)葛西給水所を標準にして、東海給水場の手前にブースターを置く。 特に、東京都の上水道は老朽化して、配水した水の10~20%か配管の割れ目から 漏れているのが現状です。無駄に高い旧水圧にするよりも、適正な旧水圧にすると 漏れる水も少なくなります。 電気料金も、今回発電する電気量の倍以上が削減できるはずです。 東京都よ、もっと頭をつかいなさい。

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