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雰囲気(ふんいき)、ふいんき?
御存知?と思いますが、 若者を中心に[雰囲気]を知ってか知らずか[ふいんき]と発音してしまう輩が4割?も居るのだとか........糅(か)てて加えて、漢字(雰囲気)も書けないのでしょうかね? 考えてみますと、雰囲気と同じ様な「発音の入れ替わり」、 例えば、 あらた(新)→あたら→あたらしい さんざか(山茶花)→さざんか 上2っつは定着した例だそうです(伝聞推定)、「何故此の様な事態が起こるのか(言葉は生き物だから、世の中は移ろうから........の様な陳腐な御回答は耳にタコが出来そうですよ)」、国語のエキスパートさん、明快なる御説明御願い致します。
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エキスパート、とまでは言えませんが日本語学を学んでいる身ですので、それなりの説明はできるかと思い回答することにいたしました。 okwavekoさんが例に出されている変化は、「転倒」と呼ばれる変化ですね。 他にも 「ツヅミ(鼓)」→「狸の腹ヅツミ」などの例がみられます。 何故、これらの変化がみられるかということですが、簡単にいうと言いやすいから。 これにつきます。 例えば「さんざか→さざんか」の変化ですが、一つ一つの音を発音する舌や口の形をよく確かめてみてください。 さ→ん よりも、 さ→ざ のほうが、あまり舌や口を動かさなくてもいいと思いませんか。 「さ」の音は歯茎のあたりに舌をおいて発音しますが、「ん」は舌をより後ろの方におかなければなりません。 それに対して「ざ」はそのまま歯茎のあたりにおきながら有声音にするだけなので、より発音しやすいというわけです。 (学問的用語で説明するならば、「さ」無声歯茎摩擦音、「ん」口蓋垂鼻音、「ざ」有声歯茎摩擦音) 雰囲気や新しい、鼓も同様に説明できます。 こんな感じでどうでしょうか。
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- princelilac
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「新た」は「改」めるの転用です。意味が似ていることから納得できる説だと思います。 「腹鼓(はらつづみ)」「舌鼓(したつづみ)」は「つづみ」という言葉を知らない人が、「小包(こづつみ)」などと取り違えたことからでき言い方だと思います。数年前はニュースキャスターの間でも「したづつみ」と原稿を読む人が多かったように思います。最近は聞かなくなりましたが…。 流行語のような「変な」言葉が、その後も生き残って、正しい言葉になってしまうケースは多々あります。 世論「よろん」「せろん」、消耗「しょうこう」「しょうもう」、重複「ちょうふく」「じゅうふく」など、本来正しいとされている読みに加えて、正しくない読みも許容されている場合も、数多くあります。
お礼
適確成る御回答、有難う御座います。 ANo.1さんが仰る様に矢張り、抗し難い「生き物」なのでせうか?
補足
今回は御免なさい、Ano.2の方が勉強中との事、小さな花を持たせて挙げて下さい。
- gadovoa
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言葉は生き物だから・・・。
お礼
我が家の今夜の食卓には、ズバリ「タコ」の御刺身が........ 正に当を得た御回答、感服の至り(あん)!! Grazie!!
お礼
Thanks for your rapid & serious response. Please remember me after this. Ciao!!
補足
世は正に、英語一色、英語の前に母国語を確り見に付けても居ないで何が語学の勉強でしょうか?好く判りません......是非、勉強、研究して下さい。