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アメリカ国民がメートル法を不承認だった理由を教えて
イギリスでは、1978年からメートル法に変り、 アメリカもそれにならってメートル法を採用する と聞いていたのですが結局なりませんでいた。 なぜ、アメリカでメートル法が避けられたのかを、 お教えください。 古い話で真に恐縮ではございますが、なにとぞ、 よろしくお願い申しあげます。
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若干間違った答えをされてらっしゃる方がいるので、補足しておきます。海里は赤道上の1分にあたる国際規格です。北極点から赤道までの距離の1千万分の1が1メートルであるのと同じようなものです。海の世界ではすべて海里とそれを基準にしたノットで距離や速度を表現します。 ちなみにイギリスもメートル法を公式に使い、ヤード・ポンド法を使うことを「禁止」したのはなんと2000年の話です。第二次大戦のときも他の国はぜんぶ「75ミリ砲」とかいってたのに、イギリスだけ「17ポンド砲」となっている(大砲の口径ではなく砲弾の重さで大砲の大きさを表現する)ので、他の国の大砲に換算すると何ミリ砲になるのか分かりづらくてしょうがありません。 ちなみに日本でも、土地建物に対して「坪」というのが使われますね。約3.3平米ですが、家や土地の広さは平米で使われることも多いけど、どちらかというと「この土地の広さは33坪です」なんてほうがよく使われます。 外国人から見ると「そんなローカル単位を使って分かるの?」と思いますが、1坪って要するに2畳ですから、「土地の広さが66畳」といわれると日本人的にはイメージしやすいですよね。 メートル法は、すべての場面で使われてはいません。テレビなんかはインチが使われますし、ボクサーの体重はポンドで表現されますね。
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- misawajp
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アメリカは 西部劇の国 保安官の国です よそ者が押し付けてきたことには従いません(押し付けることには何のためらいも持ちません、これはここ30年ほどの政治経済を見ただけで判るでしょう) それだけのこと、今でも進化論は学校では教えてはいけない州等があるくらいの国です
お礼
ありがとうございました。
- sasukacchi
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お間違えのないように アメリカでは1875年に、国際的統一単位として「メートル」を使う事に署名し、国の公式の単位として使うことを決めています。 しかし、ご存知のようにそれぞれの国で独自の単位を使っていました。 安易にメートル法に変えれた国もありますが、アメリカのような大国で古くから使っている単位に変えるには(先の方も言ってますが)心情的にも難しいものがあります。 また「マイル」はメートルに換算してもきっちり割り切れないという事もあり、昔からマイルで測量してきた国土内整備に適さないという事もあります。 マイルをメートルに換算した場合、端数がでますが、四捨五入して問題にならないような場合や物事にはメートルを使っている事もあります。 ヤード・ミリリットル・オンス・エーカー・グラム・ポンド・et・・・アメリカ国内では、色々な物事それぞれに適する単位が混在してます。 日本でもありますよね??メートルで言えば解りやすいのに、海では「海里」という単位が使われます。 それぞれに、適する単位というのがあるんでしょうね。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。
- image123
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まず、アメリカは車なしでは生活できない国を頭に。 普通の高速道路では60マイルでものの見事すべての車が走っています。制限速度が55マイルに下げられたときも60マイル。65マイルに上げられた現在でも60マイル。道路標識で行く先が38マイルと標識があればちょうど38分でと到着。100マイルであれば100分。とにかく便利です。これをメートル法のキロメートルに変えると、この計算ができなくなります。100キロの速度で走っていてあと72キロ。何分かかるか即座にわかりません。1時間(60)の100分の72を頭の中でして正確に何分なんて計算は暗算に強いはずのわたしのような日本人にも瞬時にはできません。 これが全国民に総スカンをくった理由です。マイルは車のために発明されたと錯覚するくらいです。メートルに変えた国でも、生活に密着したものは、複雑怪奇でも、再び昔のなれたほうに戻っているのが実情です。日本の場合は長さの尺でも地方毎に違っていたので、戻ることはないと思います。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
懇切丁寧なご回答、ありがとうございました。 この質問をする気になったのが、 AFNの気温が華氏のままなのと、 NHKの英語講座の模擬天気予報の気温が 摂氏だったこと、それに、確認のために見た辞書に、 1978年の記述があったことです。