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「仕掛ける」の語源
ビジネスでよく「仕掛ける人」とか言いますよね。 この言葉は分解すると、「仕えて、掛ける」と成ります。 イメージと違うのですが。 この言葉の語源を教えてください。
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漢字の「仕」は漢和辞典に「行う意味で上に冠する文字。仕上げ、仕合」とあります。 またその辞典の「仕業」の意味は「するしごと。したこと。やったこと」とあり、仕えるという意味合いはないようです。 国語辞典で「仕掛け」の意味を引いても「仕える」の意味は含んでないようです。 この熟語の「仕」は、単に「する」という意味なのでしょう。自分の方からし始める、というのが「仕掛け」の元々の意味です。
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- kine-ore
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回答No.2
この「仕(ジ/シ)」の訓は「つかえる」ですが、「為(す)る」の丁寧語として、いわば当て字のような意味を以て、わが国特有の熟語群をなしています。 「【注意】我国にては特に為すの敬語としてツカマツルと訓む。」(「大字典」講談社) 「[国字]「す(為)」の連用形「し」に当てて用いる。「仕事」「仕儀」」(「学研 漢和大字典」) 「しかける【仕掛ける】(「仕」)は当て字) [二](「かける」は、動作や作用を相手に向ける意)相手に対して、こちらから働きかける。行為をしむける。[三](「かける」は、設備する、設ける意)(2)相手を自分の考えにひき込むために、ある計画をする。たくらむ。(4)巧みに相手をごまかして扱う。相手をたくらみにに載せる。」(「国語大辞典」小学館)