所得金額がいくらあれば翌年の諸税の対象になるのか

質問

平成23年分は所得金額が90万近くはあるのですが、所得税は発生しません。途中からは年金ももらっています。
この場合、平成24年にかかる諸税（健康保険税・介護保険料・市県民税など）は発生するのでしょうか。今現在、娘の扶養に入っておりまして、このまま娘の扶養に入っていたいのですが、所得額があるので扶養の対象外になったりするのでしょうか。

回答No.4

ma-fuji

＞平成23年分は所得金額が90万近くはあるのですが
「所得」ではなく「収入」ですね。
給与所得の場合、「収入」から「給与所得控除（年収によってきまります）」を引いた額を「所得」といいます。
９０万円なら６５万円を引いた額、２５万円が所得です。

＞この場合、平成24年にかかる諸税（健康保険税・介護保険料・市県民税など）は発生するのでしょうか
扶養には税金上の扶養と健康保険の扶養とがあり別物です。
税金上の扶養は１月から１２月までの「所得」が３８万円以下であることが必要で、健康保険の扶養は、通常、６０歳以上の場合、向こう１年間に換算して１８０万円未満の「収入」なら扶養になれます。

上記に該当するなら、健康保険の扶養でいられるので保険料は発生しません。
介護保険料は年金から天引きされているでしょう。
市県民税は、合計所得が２８万円～３５万円以下（市によって違います）ならかかりません。
なお、年金は年金受給額から６５歳未満なら７０万円、６５歳以上なら１２０万円を引いた額が「所得」です。

＞所得額があるので扶養の対象外になったりするのでしょうか。
いいえ。
必ずしもそうとは言えません。
前に書いたとおりです。

回答No.3

hata79

所得金額が90万近く」とありますが、収入金額の誤りではないでしょうか。
給与でしょうか、それ以外の収入でしょうか。
まずそこを確認しないと、回答不能です。

回答No.2

KappNets

課税最低限は65万円位ですから、粗収入が90万円もあったら所得税は発生します。

扶養親族なら健康保険税、市県民税は娘さんが払うことになります。介護保険料は年金から天引きされます。

回答No.1

mukaiyama

＞平成23年分は所得金額が90万近くはあるのですが…

「所得」の言葉遣いは正しいですか。
税の話ををするとき、「所得」と「収入」は意味が違うんですよ。
【給与所得】
税金や社保などを引かれる前の支給総額から、「給与所得控除」を引いた数字。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm
【事業所得】
「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm
【(年金による) 雑所得】
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1600.htm

＞今現在、娘の扶養に入っておりまして、…

何の扶養の話ですか。
1. 税法
2. 社保
3. 給与 (家族手当)
それぞれ別物で認定要件は異なり、相互に連動するものではありません。

まあ、税うんぬんとのことなので 1. 税法の話かとは思いますが、配偶者控除や扶養控除などは、1年間の所得額が確定した後に決まるものであり、年の初めや途中に出たり入ったりするものではありません。
娘が会社員等なら今年の年末調整で、娘が自営業等なら来年の確定申告で、それぞれ今年分の判断をするということです。

娘が「扶養控除」を取るためには、あなたの「合計所得金額」が 38万円以下であることが条件です。
「所得」90万が間違いなければ、娘は昨年分について扶養控除を取れませんでした。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180.htm

＞平成24年にかかる諸税（健康保険税・介護保険料・市県民税など…

「所得」90万が間違いなければ、健康保険税・介護保険料は当然かかります。
市県民税は、「所得控除」にどれだけ該当するものがあるかによります。
(某市の例)
http://www.city.fukui.lg.jp/d150/siminzei/jumin/kojin/kojin.html#03_keisan

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm