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西村賢太氏
西村賢太氏の苦役列車を読みました。 もともと本ぎらいな私が、夢中になれました。 何に引かれたのか自分でも、まだ整理中ですが、2冊目を今、注文しました。 本好きの人からはどう映るのか賛否もあるかもしれませんが とにかく西村賢太という人のことを知りたいです。 ファンの方、またはアンチの方のご意見を聞かせてください。
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質問者が選んだベストアンサー
現在刊行されている西村健太氏の単行本8冊の内7冊は読み終えました。 氏の作品は強烈な私小説で、上記7冊の中で1話を除き全て同じ主人公の話です。 私が最初に読んだのは「二度はゆけぬ町の地図」でしたが、その強烈な主人公の個性にすかっり はまってしまい、文字通り「クセ」になってしまいました。 インタビューでは私小説とは言え、主人公は本人をデフォルメした人物像と説明していますが、そのハチャメチャぶり、自堕落ぶりはすさまじく、いかに小説だとは分かっていてもモデルがいるので、本当にここまで書いていいんだろうかと思わせる部分がかなりありました。 また氏はこんな最低な人間もいるんだから、自分を卑下している人達にも希望を与えたいと言うようなことも言っていました。 読んだらすぐに分かりますが、その文体は特徴的で一つの文章がとても長いです。また氏には大変失礼な話ですが、中学を出ただけの氏なのに私にはとても読めないような難しい漢字、古い漢字が多用されており、どこで勉強されたのだろうかと不思議になる位です。 誰にでもお勧めできる作品ではないですが、はまる人にはとてもおもしろい作品だと思います。 芥川賞受賞会見における「そろそろ風俗に行こうかなと思っていた」との発言も話題を呼びましたよね。
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- wa0908
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回答No.2
西村健太→西村賢太 変換間違いしました。
お礼
ありがとうございます。 今、暗渠の宿を読んでいます。苦役列車に似ている感じですね これもおもしろく読んでいます 「二度はゆけぬ町の地図」楽しみです。 wa0908さんと同じ感想です。 クセになってます。