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傷害事件の示談金について
- 大阪でバンド活動をする男性が秋田県から遊びに来た親戚と一緒に居酒屋で食事をしている最中、壁越しに飲んでいたグループによる暴行を受けました。
- 被害者はバンドの歌の練習に影響が出るほど顎が痛む状態になり、顔に痣や傷ができることが心配です。
- 被害者は慰謝料を請求することが妥当であり、加害者側が示談を望んでいることから相応の金額を求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんが、どうしたいか?です。 沢山お金が欲しいのか?、処罰して欲しいのか?です。 そもそも慰謝料などと言うものは、質問者さんの精神的苦痛の度合いは、質問者さんにしか判らないので、1千万円請求したって構わないです。 それに加害者側が応じるかどうか?です。 応じない場合は訴訟になり、裁判所が判断します。 ただ全治1週間ですと、幸いと言うか残念ながらと言うべきか、傷害の程度としては最も軽微な部類ですから、いくら質問者さんの感情部分を述べたところで、慰謝料はせいぜい20万円以内が相場です。 それ以外に、モチロン経済的な損失は、担保されねばいけませんので、休業補償や治療費などは請求すれば良いです。 休業補償部分は、質問者さんの所得にもよりますが、1~2万円/日くらいが相場でしょう。 これらを合算し、一人当たり30~50万円くらいの提示であれば、和解金としてはまあ妥当な範囲では?と思いますよ。 でもこれはあくまで一般論であり、中には社会的地位がある人などが100万円単位のお金で早急に示談する例もありますので、一概には言えません。 また、勘違いなさっておられる方も多いですが、示談と言うのは、民事事件の示談です。 被害届の取り下げなどはしなくても、民事の慰謝料請求は出来ます。 和解と言うのは、被害者と加害者は、この件では仲直りしたとか、この件は水に流したと言うことです。 だから被害届の取り下げが遅れても、民事で和解していれば、加害者に前科が無ければ、事件の内容によっては不起訴処分とか、起訴されてしまっても罰金刑(20~30万円?)で済む場合が殆どなので、加害者側は、刑事が決着するまでに、民事の和解をしたがるワケです。 質問者さんが刑罰を望むなら、警察や検察には「厳罰を望みます」と言い、刑事罰が確定してから示談交渉したり、加害者側が示談に応じなければ、民事の賠償請求訴訟を行っても構いません。 また、質問者さんがそう言う態度で望んだ方が、結果的には相手方も和解金を吊り上げてくると思いますよ。 違う視点から言えば、質問者さんは、刑事罰が確定してから、ゆっくり民事を考えても良い立場ですが、加害者側は、刑事が決着する前に民事を決着せねば、大変なんです。 普通はタイムリミットまでは、和解金を吊り上げてきます。 質問者さんはそのタイミングを見誤らなければ良いワケで、また見誤っても、賠償請求権が無くなるワケでもありません。 加害者の提示額に納得出来なければ、慌てて和解に合意したり、即答する必要も無いです。 質問者さんがお金を望む場合、「断固、刑罰を望む」などと言う姿勢は出し過ぎず、「金額によっては和解しても良い」と言う姿勢を見せ、とは言え「簡単に許す気は無い」「ハシタ金で示談する気は無い」「もしバカにした様な金額提示が行われたら、係争します」と言う姿勢で臨めば良いですね。 逆に質問者さんから請求する場合、質問者さん側が遠慮する必要は無いですし、高額側から妥協していくのが、請求者側の和解交渉の常套手段です。 加害者側の単純な経済性を考えれば、100万円くらい請求し、落として行けば良いかと思います。 加害者にとって最悪のシナリオは、 (1)いずれにせよ慰謝料などで、少なくとも20~30万円。 (2)刑事で起訴され有罪となり、罰金20~30万円。 (3)もし民事で訴訟になれば、加害者は弁護士費用など訴訟費用が数十万円。 と言う感じです。 この内、(3)の民事訴訟をするかどうか?(逆に言えば、示談するかどうか?)は、質問者さんが決められます。 これらを合算すれば、加害者側の負担額は最大100万円前後になりますからね。 更に、加害者にとって最良の場合は、前科者にならないと言うプライスレスの最大のメリットもあります。 これを上手く被害者側に伝えることが出来れば、加害者が賢く、かつお金があれば、100万円でも示談を望む可能性は十分にありますよ。 裁判になれば、質問者さんも弁護士費用が発生しますので、100万円を獲得出来る可能性はありませんが、加害者側が総額100万円前後を負担せねばならない可能性は大なんですよ。 ただ弁護士としては民事訴訟などになった方が、儲かる仕事なので、間に弁護士が入ると話しはややこしくなりますので、加害者側と直接話しした方が良いと思います。 また、被害者側と接触する場合、証拠化のため、ICレコーダなどで会話を録音しておくことをお勧めしますし、逆に加害者側が録音している可能性もあるので、不用意な発言(脅しとかたかりと思われる様な発言)は気をるけて下さいね。 たとえば「僕が裁判をすれば、ソッチも何十万円も弁護士費用が掛かりますよ。それなら僕にその金を払った方がマシじゃないですか?」などと言う言い方はしない方が良いですよ。 「僕自身は、今回の件では激しく憤りを感じており、公に理非を糺したい気持ちも強いです。もし民事訴訟をすれば、私もアナタ方も、高額な係争費用が掛かることになり、弁護士だけが儲かる結果になりますが、慰謝料を受け取る側の被害者側の僕達は、加害者のアナタ方に比べると、全然マシですからね。その訴訟をするかしないかは、僕の一存で決められますし。」などと言い、相手に気付かせましょう。 質問者さんが足元を見られる立場じゃないし、加害者側にはタイムリミットがあり、尻に火がついている状態ですから、有利で強気に交渉が出来ます。 もし交渉中に、わずかでも相手に気に入らない点があれば、即座に交渉を打ち切れば良いです。 たとえば相手ば弁護士を立てた場合でもビビる必要は有りません。 弁護士は相手を素人と考え、「これくらいが相場ですから」などと言い、最低ラインの示談金を提示する場合が多く、最初は慰謝料部分は5~10万円くらいを言ってくる可能性が高いです。 そんな場合は、質問者さんは、相手がたとえ弁護士であっても、数字を見た途端に、「不愉快です。今日は交渉を打ち切り、日を改めましょう。」とか、究極は「私は今後、アナタとは一切交渉はしません。」など言い、席を立っても構わない立場です。 また、弁護士は法律のプロだから、下手に会話や交渉をすれば不利ですからね。 余り話しをしない方が良いです。 「ではいくらなら和解しますか?」などと食い下がってくるかも知れませんが、まともに相手にする必要は有りません。 「被害者の私に考えさせる気ですか?ソレはソチラが必死に誠意を持って考え、私に提示するコトでしょう。私はソレに納得すれば示談しますし、納得出来なければ示談しない。それだけです。」って言っておけば良いです。 「アナタとは交渉しない」と言う場合は、「アナタとは交渉しないと言ったでしょ?私の言葉が通じないのでしょうか?やはりアナタは交渉相手として不適格と言わざるを得ないです。」とでも言っておけば良いです。 弁護士はクライアントに利益を守らねばならないので、弁護士が加害者を怒らせ示談交渉に失敗した結果、クライアント(加害者)が起訴され有罪にでもなったら、弁護士としては致命的です。 質問者さんが弁護士に対し硬直な態度を取れば、早晩、弁護士は示談交渉の場に姿はあらわさないでしょう。 他には奥の手として、顔を殴られたのであれば、外傷性頸部症(いわゆるムチ打ち症)などを主張し通院し、被害額や慰謝料を吊り上げる手もありますけどね。 でもこれは、事実無根の場合、一種の詐欺行為でもありますので、余りお勧めはしません。 よほど相手が悪質とか、ふざけた慰謝料を提示した場合にのみ、考慮して下さい。 とは言え、もしホントに痛い部位などがあれば、我慢する必要は一切無いので、バンバン通院する方が良いですよ。 それとメンタルな部分は、考慮されにくいです。 たとえば傷害事件に遭った結果、夜に繁華街を歩くのが恐くなって、社会生活に支障を来す様になったとしても、その事実関係・因果関係を立証するのは難しいからです。 とは言えこれも、一応は心療内科になど通院し、「夜、行動するのが恐くなった」などと相談しておくのは、交渉上や裁判上は、有利になるかも知れません。 私の結論としては、「目指せ総額50万円以上!」ってトコかと思います。 それが出来れば大成功ってトコですかね。
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- jx4076
- ベストアンサー率15% (89/575)
当然あなた方被害者のため、社会のためにも、相手のためにも、法的な処罰をしてくださいますことを希望します。 また、当然、慰謝料等高額のお金も要求してください(法的に金額は設定されると思いますが)。 お金で償うことは当然のことだと思いますし、法的な処分も当然の事です。 そうでないと、この様な性質の事件も人も減らないし、許されるようでしたらまた、同じ様なことが発生すると思います。 あなた方も悔い残ると思いますので、社会のためと思って弁護士さんに相談するなりして、法の裁きを受けていただきますことをお考えください。 相手に将来があるような年齢と期待ができる様でしたら余計、反省していただいて気持ちが変わって成長する事を期待します。 お金も法的な裁きも、相手のため、世のためためと思って進めた方が良いと思います。 その方がお互いに納得できると思います。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
相手から名刺かなにかもらいましたか? 相手の態度が目に余るならマスコミに垂れこむというのもひとつの手段です。 カネで何でもまかり通ると思っているようなそんな不道徳な奴らは社会的に抹殺してしまいましょう。 相手が役所の職員だとしたら今色々と微妙な時期ですから首長に報告したほうがいいですね。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
ご親戚の旅費や滞在費などは請求する権利はありそうですが、相手がどの程度まで認めるかは微妙なので、弁護士か司法書士に頼むのがいいでしょうね。弁護士は一般的に高額ですが、70万円以下の話なら司法書士でも対応することができます。今回は70万円以上はもらうのは難しいでしょうから、少しでも安く済ませたいなら司法書士に相談した方がいいでしょう。 こちらとしては「交渉に応じないなら警察に訴えるぞ」というカードを持っていますが、警察もあまり時間がたつと受理をしてくれなくなります。相手は形式上会社員ということですが、9人がかりで2人に警察を呼ばれるほどの殴る蹴るをしているくらいですから、まあ一言でいえば慣れている連中だと思います。「慰謝料を払うから告訴しないでくれ」と言い続けて逃げ切るつもりであることも考えておかないとね。 まずは警察の担当者と話をして「いつまでだったら告訴の受理をしてくれるか」と確認しておくことです。例えば警察官から「2ヶ月を過ぎるともう受け取れないね」といわれたら、良くも悪くも交渉期間は2ヶ月しかないということです。 それを踏まえて、弁護士か司法書士に依頼ですね。相手側もこちら側から法の専門家が出てきたとなればのらくらと対応することもできなくなります。 ひとつ残念なことをいえば、質問者さんのバンド活動への影響に対する慰謝料は認められないと思います。そのバンドって、よくいえばインディーズでしょ。「バンド活動に影響が出たというけど、そのバンドはどれだけ儲かっているの?」と聞かれて「儲けはありません」となれば「趣味でやってるのと同じことじゃないか」で一蹴されてしまうと思います。まだ「ケガのせいでバイトに行けなかった」のほうがバイトの時給分請求できます。鬼塚ちひろさんが元交際相手から暴行を受けて罪になりましたが、彼女はメジャーの売れている歌手だったから。もし彼女が無名のインディーズ歌手だったら「顔は商品の一部」とは認められなかったでしょう。
- AkiraHari
- ベストアンサー率19% (255/1313)
示談など応じないことです。 傷害罪で処罰してもらいましょう。 刑事事件として処罰することと民事事件としてしっかりと謝罪・治療費・慰謝料を請求してください。謝罪内容によっては刑事事件の処罰が軽くなる可能性があるというものです。「金を出すから告訴取り下げろ」など盗人たげだけし言い分です。 いきなり一方的に暴力を振るってくるなどどこのサラリーマンですか? 上司が示談してくれと言ってきたと言いますが、まともな会社であれば社員が暴行事件を起こしたら解雇します。 書かれている内容からすると、暴力団の組員とその兄貴分と言った方がふさわしい感じです。
- furuyama_0
- ベストアンサー率45% (5/11)
弁護士を立てて交渉するべきと考えます。 完全にこちら側に非が無いので、優位な条件をより導くために弁護士さんに 入ってもらって交渉するべきです。
- jx4076
- ベストアンサー率15% (89/575)
これは後は直接示談に応じないほうが良いと思います。 相手の反省なんてのはアルコールが抜ければそう思うだろうし、また、アルコールが入れば同じ繰り返しをすると思います。 社会的にもこの様な人たちは法で制裁していただくほうが良く、このまま直接、示談に持って行くと、罪とか法を軽視して次の犯罪も起こしやすくなるので、相手のためにも社会のためにも一番良いのは、弁護士さんにお願いする事だと思います。 あなた方の事情からすると、見積もりすると、高額になると思います。 暴力事件は重罪ですので、弁護士さんはかなり頑張ってくれるはずです。 慰謝料等もあなた方が思うだけのことにはなると思います。 早いうちに弁護士さんにご相談することを進めます。
- williumblake
- ベストアンサー率29% (379/1287)
とりあえず弁護士ですね。 しかし腕利きの弁護士など人によっては、30分で数万円なんて法外な金を取る者もいます。 「法テラス」という団体をご存知ですか? 弁護士が集まって、社会のちょっとした問題やトラブルの相談を受け付けてくれ、必要ならば裁判の手助けなどしてくれます。 裁判となれば有料ですが、最初の数回の相談については無料です。 慰謝料・示談金額等について相談されてはいかがでしょう。 番号は電話帳か、104ですぐ分かるでしょう。 相手を処罰するなら今は示談金としてのお金は取れませんが、後から民事訴訟を起こせば(もちろん弁護士費用がかかります)、慰謝料はとれるでしょう。 ですがあくまでも治療に要した金額がベースになるでしょう。 日常業務に支障をきたした、と主張するには、実際に得られるはずだった金額を算定する必要がありますが、質問の内容では、稼動できなかったことによる金銭的被害というのは算定しがたいものがあると思います。 「示談金が少なければ被害届けは撤回しかねる」というスタンスで、今できるだけ多くの示談金が取れるといいですね。
- seven39
- ベストアンサー率40% (81/201)
弁護士に依頼されるほうがいいですよ。 弁護士の手腕いかんでは倍以上変わってくると思います。
補足
大変詳しく迅速な回答まことにありがとうございます。 はっきりと申しますと、相手方が処罰され、社会的立場を失うことを望むよりなら、われわれにそれ相応の慰謝料が入ることを望みます。 熟読させて頂きましたところ、告訴を取り下げる「和解金」と、損害賠償として請求する「慰謝料」の2つに分けて請求できるということでお間違いございませんでしょうか? 本日(2/20)に相手方の上司の携帯から電話があるそうです。 刑事さんへは「出方次第では告訴を取り下げる」と伝えており、相手方(上司も)もそれを望んでるということをお伺いしました。 刑事さん曰く「相手方の上司が示談したい」ということですので、大企業という可能性も高いかもしれません。 個人的には「起訴されず処罰も罰金も前科も免れる」ということを望む加害者側に対し、50万ほどの和解金を請求したいと考えております。 また、その後の損害賠償の際には「民事裁判にて70万の請求をしたいが、示談であれば50万で済ます」と言ったところから始め、徐々に両者の折り合いがつくように進めばと考えておりますが、key00001様はいかが思われますでしょうか? 重ね重ねお手数とは存じますがお聞かせください。よろしくお願いいたします。