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平安時代の

宮廷文学についてしらべているのですが、あまり詳しいことがよくわかりません 他の文学と比べた特徴などを教えてくださると嬉しいです

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  • fumkum
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回答No.1

女性の手になる作品が多くみられ、これが日本のみならず世界史的に見ても大きな特色であった。 これを支えたのは、宮廷文学サロンというべき存在。大斎院選子内親王・中宮定子・中宮彰子の文学サロンは有名(他にも天皇の中宮・女御、女院・斎院・斎宮・内親王家などにもあった)で、この中から馬内侍(選子サロン)清少納言(定子サロン)・紫式部・赤染衛門・小式部内侍(彰子サロン)が出ています。このため王朝(平安)女流文学と呼ばれることもあります。このようなサロンともいうべきものが存在したのも摂関政治と関連し、藤原氏のむすめが入内し、女天皇の皇子を生み、その皇子が天皇として即位し、外戚として摂関になり、政権を掌握するためにはまずむすめの許に天皇が訪れなければなりません。そのためにも教養ある女性であることも大事なことで、周囲に教養ある女房を置き、教育すること、文化的雰囲気を醸し出すことも必要でした。 一般に女房と総称される宮中や中宮・女御、女院・斎院・斎宮・内親王家などにも使える中級貴族を中心とする階層出身女性たちの存在があったこと。この存在は上記と共通し、女房出身者が多いために女房文学ともされます(この呼称は鎌倉時代の文学にも使われます)。 仮名と発達。男は真名(漢字)、女は仮名を使用するとされますが、仮名の発達が女流文学の発達を促すと共に、受け手としての読み手の範囲を広げたこと。 仮名の発達とともに漢文の教養が広まったこと。紫式部・清少納言の逸話、作品などからも漢文の素養の並々でないものが感じられる。 それ以上に、女流文学の担い手の多くは同時に有名歌人であることが多いように和歌の素養があったこと。和歌と詞書から歌物語というジャンルがあり、その流れは源氏物語に続いています(つくり物語の流れの中にもありますが)。 大斎院選子内親王 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E5%AD%90%E5%86%85%E8%A6%AA%E7%8E%8B 女房 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%88%BF 以上、簡単に箇条書き風に書きました。参考まで。

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質問者

お礼

とてもわかりやすかったです!! ありがとうございました(^O^)