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財源確保と通貨高(安)防止のために!!
- 国債の海外販売と日銀の国債直接引き受けで、財源確保と同時に通貨高(安)防止、という案はどうでしょうか?
- 国債を、中国初め元気のいいBRICS諸国に、10兆円ずつくらい販売します。分散販売すれば特定国に日本への発言権を与えることにはならないと思います。
- 購入される際に外貨から円に交換し円高圧力が発生しますが、その頃あいを見計らって日銀の国債直接買取りを解禁し、また数10兆円資金供給すれば、円安効果が生じて、円高・安効果が相殺され、財源確保とデフレ解消を同時解決に近づけられるのではないでしょうか?
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自分から自国通貨の信用を落とすことが出来るのは、そのような状況になっても、自国内の資源などに頼れる資産維持の方法がある国が取れる手段です。 「円」の信用がなくなり、円高・円安に関わらず、取引高が減り、国際通貨としての役割を放棄した場合、日本は今の国債責任を果たすことができなくなります。そのような状況で、国内経済を維持するフリをしても、急速な経済縮小に陥って、国内経済は混乱すると思いますが、どう思われます? 2点、気にしておく必要があることがあります。 日本は、輸出よりも輸入と国内の市場での消費経済が大きい国です。円安への誘導は、ごく一部の企業、それにつながる人の収入を大きくしますが、日本に住む人全体の経済状況は好転させません。これは今世紀に入って十分証明をしてきていますよね。平成バブルは昭和のバブルと違って、一貫して日本人の平均所得を下げてきました。 デフレが解消したからといって、国は豊かにはなりませんし、ある種の業種の企業以外はよろこびません。そして、平均所得層にとっては、収入の上がらないインフレになるわけですから、生活は苦しくなります。インフレは、税収の自然増をもたらしますが、実質給料が上がらない状態で、税率だけが上がる状態は、インフレしない状態での増税よりたちが悪い状況になります。 日本の歳出増の原因は、経済対策ではなく、福祉関連費用です。震災などで紛れさそうとしている人がいる気がしますが、自民党政権の時の公共事業の投資増と違い、いまは、福祉関連の費用の増加が課題になっています。 モノは、とくに産業基盤や鉄道などの交通基盤は、まだ、後世にモノとして残ります。この維持費が負担だという論もありますが、福祉でばらまく仕組み、それに頼る生活をする人や企業を増やしてしまって、借金だけが増える回路を後世に残すよりは遥かにましです。 消費者ローンにハマる典型的なパターンは、生活費や運転資金を借りる主婦や事業主です。遊興費や学資、設備投資の方が、一時の支出だったり、将来の増収につながる資金なので、返済のめどは立てやすいのですが、日々のお金が足りないのを借りる行為は、そのまま自滅につながります。 日本がそういうお金を海外に借りるということは、日本がその国の金づるになるということです。金づるからはお金を搾り取るというのが今の金融世界の常識ですから、確実に搾り取られますよ。 事実、日本国債先物市場では、すでにここ数年は海外投資家は活発に動いていますしね。
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- chubou3
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>財源確保とデフレ解消を同時解決に近づけられるのではないでしょうか? 正解だと思います。 今の日本は資源が無いと言えば無いのですが、では何故円が高騰しているのでしょう? それは日本に「技術」という資産があるからです。 トヨタ、ホンダ、パナソニック等は日本を代表する会社ですが、それらの会社が日本に存在する事自身が 資産なのです。 しかし、この円高で何処のメーカーも仕方なく海外に工場を移転してます。 コレが一気に進むと極端な話国債がデフォルトするのです。 従って、それらの資産(会社)が日本にとどまっている内に円安政策で円の価値を落とさないとエラい事になります。 考えてみてください、トヨタ、ホンダ、パナソニック等のい会社が海外に移転してその社員や下請けや関連会社、社員が同時に移動する訳です。 そうなるともはや日本には年金を受け取る年寄りしか居なくなり、誰が円を持ちたがるでしょう? 今円が人気なのは「トヨタの車」が買えるから価値が有るのです。 このことを解っていないと今の円高の意味が判りません。それほどまでに今現在は日本製品が強いのです。
- holydevil
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まず、BRICS諸国に、10兆円ずつくらい販売します・・・って今でも自由に販売しています。 買うか買わないかはその国が判断することです。 あと、日銀が国債買うとその国の通貨は国際信用を失い、自国国債金利が急上昇します。 日本としては国債金利は絶対に上昇できないのです。この理由はご存知かと思いますが、 ギリシャと比じゃない対GDP債務額です。間違いなく2%で混乱、3%で都市銀倒産、4%以上で 日本崩壊と思います。今、1%弱です。この倍の金利が国が払えますか?また、大半の国債を持つ 金融資産の評価額は金利1%下がれば、単純計算で国債保有資産は10%下がります。 倒産の前に3大メガバンクは国際取引停止ラインに達します。実質、日本経済大混乱状態が予想されます。 もちろん、日本がこのような状態になれば世界も放って置かないので、IMFなどが入り緊急対策を講じるとは 思いますが、IMFの管理下になるとどれほどつらいことになるか・・・。
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なるほど、普通に現状販売してるってことですね。普段金融商品を自分で売買したりしないのでなんかピンと来てませんでした。あと、金利は多少たりとも上昇できない、ということですね。確かに巨額の利払いを考えれば…日銀のエライ人たちはその辺に神経質なんでしょうね。
お礼
無理に円安に誘導しても国民にとって得るところは少ないということですか…う~ん、確かにこのまま円高であってくれれば一般庶民としての私も今後海外旅行するとすれば計画立てやすいかも~という気はしますが。インフレの危険さがまだ実感として私自身分かっていないのかもしれません。 あと海外に借りるのは金づるになること…そういう考え方はしたくないですが…実際、現実はそういう側面が大きいということですね。 色々、気づいていなかった角度からの考え方が勉強になりました。ありがとうございました!