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「蟶」(まて)に貝以外の意味はあるでしょうか?

「蟶」(まて)を辞書で調べるとまて貝が記載されていますが、まて貝以外の意味があるものでしょうか? まて貝はなぜ「まて」と命名されたものでしょうか?「蟶」(まて)について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

「バトー【馬刀(ばたう)】 まて貝。馬蛤。」(「大辭典」平凡社) 「【馬手】メ・デ (二)馬手差の略。  【馬手差】メデ・サシ 軍中にて普通の帯刀の外に、右方の腰にさす短刀。組打などの時の用意とするもの。よろひどほし。鎧通。刺刀。」(「大字典」講談社) ここから、「馬刀(ばとう)=馬手(めで)=馬手差(めでさし)=鎧通し」という相関が見えてきます。 「多くは右手差(めてざし)と称される拵に収められ」 http://www.weblio.jp/content/%E9%8E%A7%E9%80%9A%E3%81%97 この鎧通しの「拵(こしら)え」の画像は、平型の竹管状である「蟶(まて)」にそっくりです。 http://www.youtube.com/watch?v=4Xj_zwr8byA http://www.giheiya.com/shouhin_list/japanese_sword/tantou/04-1004.html http://www.kanshin.com/keyword/957070 この辺の情報として次のURLもあります。 「また「馬刀(マータオ)」に似ているから。参考/『貝の和名』相模貝類同好会」 http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/mategai/mategai.html 「まて」は本体鎧通しの拵えでもあった。むしろその流れから「馬刀」という熟字訓となったのではないかと。

その他の回答 (2)

回答No.3

蟶をIMEパッドの手書き検索すると、“マテ”の他に、“テイ”、“チョウ”という読みがあるのですね。 でも白川さんの字統には、“蟶”は乗っていませんね。海などの水生生物や昆虫類に虫偏はありますね。 “蛭”というのも字統で見つけられませんでした。 国字にしても、“蟶”ってどうして聖なる無視なんでしょうね。 回答ではなくてすみません。

twftw922
質問者

お礼

ありがとうございます、極めて特異な質問に答えていただき感謝しております。

回答No.1

以下は、小学館『日本国語大辞典』によるもの(抜粋)です。 まて 【馬刀・馬蛤・蟶】〔名〕  貝「まてがい(馬刀貝)」の別名。《季・春》 【方言】貝、あげまきがい(総角貝)。《まて》香川県小豆島829 【語源説】  口が左右にあるところからマテ(真手)の義か〔名言通・大言海〕。マテ(左右)の義〔日本釈名・滑稽雑談所引和訓義解〕。マテ(真手)の義〔言元梯〕。  ウマテ(馬手)の義〔日本語原学=林甕臣〕。  ムマツメの反。馬のツメに似ているところから〔名語記〕。  「蟶」に貝を表す他の意味は存在しないようですね。語源説は列挙している所からすると、定説というものはないのでしょうね。  それから「蟶」の意味ではありませんが、同辞書の「まて」と発音する語には、  相撲の「待て」(現代では「待った」かな。用例は江戸時代のもの)  片手に対する「両手」や「左右」などを表す「真手」  真面目な様子・丁寧な様子を表す形容動詞(古語のようです)  方言としては   「おしゃぶり」(三重県)   「まてばしい」という椎の木の一種(大分県ほか)   「どんぐり」(長崎県ほか) が掲載されています。  大修館の『大漢和辞典』の「蟶」も見てみましたが、「まて貝」以外の意味は挙げられていませんでした。(地名にこの字を用いた例が一つありましたが。)  この二種類の辞書にないということは(どちらも収録語数が国語辞典・漢和辞典として最大のものです)、「貝」以外の意味があるとすると、かなり特殊な使い方(専門的な分野で使われている等)だと思います。  質問者様が疑問に思われた「蟶」は、どんな文脈で用いられていたのでしょうか。

twftw922
質問者

お礼

私の近くに「蟶山」と言う山があるのですが名前の由来を聞かれて返答できませんでした。ずうと気になっていたので今回質問させていただきました、調べてくださってありがとうございます。

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