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アルファベットのVについて
ヨーロッパの古い建物に彫られている文字を見ると、 今私達が「U」と表記している字が「V」になっているものをよく見かけます。 MUSEEはMVSEEといった具合です。 古い文献の資料を見ると、OEUVREがOEVVREと書かれていたりして、 完全にUとVが混同されているようですが、昔はUとVは一緒だったのでしょうか? いつからUはVから独立したのでしょうか。 ご存知の方、教えて下さい。
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こちらに詳しく書かれてあります。
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ラテン語ではUとVは同じ文字でした。フランス語でも 18世紀までは区別して書かれませんでした。 sacristainさんが引用された言葉はフランス語ですね。 英語の場合は、、、。そのころ英語はルーン文字を用いていたと思います。ルーン文字ではUとVを区別していたと思います。私の推測ですが、ルーン文字の影響を受けてラテン文字でも区別して書かれるようになったのかもしれません。
お礼
UとVが一緒だったなんて、ちょっとショックでした。 2つの文字が独立し出した頃の文人達は、さぞ混乱したことでしょうね。 ありがとうございました。
- cubics
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最近、VやWやUについて、 下記のトピックがありましたね。 参考までに。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=717733
お礼
こういう質問があったんですね。 大変興味深く拝見しました。ありがとうございました。
ローマ人がギリシャ文字(アルファベット)を導入して自国語(ラテン語)を書き表す工夫をしました。その過程でラテン語を表記するために不要な文字は使用されず残りました。この混乱期は中世まで残り、ヨーロッパの言語(特にロマンス語)に影響を残しました。当時はUが存在せずVで書かれていたのです。現在のイタリア語でも一部が引き継がれ、J,K,W,X,Yの文字は固有名詞(外来語)や古語を表記するときだけに使用されます。イタリア語やスペイン語ではYをギリシャの「i」と呼び、スペイン語では「i」はラテン語の「イ」と呼んでYと区別してます。 ラテン系の人々はある単語を彼らの綴り(CやQ)に変えてKを使うことで異国風な味を出し宣伝や商品名で注目を集めるようにしたりすることがあります。日本人が「で」の代わりに「de」を使う発想に少し似ています。
お礼
何でYをi grecというのか、初めて知りました。「ギリシャのi」の意味だったんですね。 またまた1つ利口になっちゃいました。ありがとうございました。
- cotto3
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へぇ~ ラテン語では23文字しか使わなくてもいいんだね~。 って事で 「ラテン語を一緒に勉強しよう」 http://www.melma.com/mag/50/m00000850/a00000001.html 「LINGVA LATINA」 http://members.aol.com/Naoto10/latin/abc.html#a ↑なんかも参考にどうぞ(^ー^)ノ。
お礼
そうですか。ラテン語は3文字少ないんですね。 知りませんでした。1つ知識が増えました。 ありがとうございます。
- Ronda
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WはダブルUですよね。
お礼
さっそくのご回答、ありがとうございます。 フランス語ではWは「2×V」なんです。
お礼
うぉ~っ!!面白いサイトですね! 完全無欠のご回答、ありがとうございました。 すっきりしました!