>物質をエネルギーに変換できませんか?
すでに出来てます。その方法は、反物質を強引に作り出して正物質にぶつける、という方法です。ただし規模は、陽子レベルです。皆さんが言っておられるように、反物質を作り出すには大量のエネルギーが必要で、とても発電に見合うようなコスト収支は得られません。また、これ以外の方法は、現在わかっておりません。
もしもっとスマートに、正物質をエネルギー変換する方法を考え出したら、それはノーベル賞100回分以上の価値はあると思います。
>このエネルギーを電力に利用できませんか?
できます。原子力発電(火力発電も)、外燃機関だってご存知ですか?。要するに蒸気機関車と同じです。熱源が石炭の燃焼から、ウランやプルトニウムの核分裂に変わったり、反/正物質の対消滅に変わるだけです。直接発電法(MHD発電)というのも考えられてます。これは熱でなく、輻射を直接電力化できないか?という発想ですが、実用化は将来です。いずれにしろ、熱源(エネルギー源)があれば、発電は技術的に可能です。
要するに、反物質が手近な所にあれば良いんです。石油や石炭は、不可能ではない手近な地下にあったので、火力発電は可能になりました。そしてこっからは、与太話として聞いて下さい・・・。
星野之宣という漫画家の「2001夜物語」に、太陽系第10番惑星は、反物質惑星だったという話が出てきます。現在見つかっている第10番惑星とは全く違うものですから、この点だけは、ご注意下さい。
現在の宇宙論によると反物質は、ビックバンの瞬間にほとんど消滅したそうでうですが、その残滓が、宇宙のどこかに残っている可能性はあります。残滓といっても、宇宙規模の名残ですから、残滓は惑星規模くらいにはなるかも知れません。
そしてたまたま太陽系は、その残滓を惑星規模で捕獲していた幸運な恒星系であったというのが、「2001夜物語」です。つまり「不可能ではない」遠方に、夢のエネルギー源はあったという話です。自分もそのような幸運に恵まれたいし、そのような幸運があれば、本当に宇宙旅行や永久発電は現実のものとなりますよ、きっと・・・。
補足
物質と反重力物質を混ぜ合わせて100%エネルギーに変換して電力を起こせませんか?