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最先端技術による幻聴発生装置は信憑性ありますか?
1.質問 マイクロ波聴覚効果を利用した最先端技術を駆使すると、 幻聴を発生させることができます。 ところで、このような主張は信憑性あるでしょうか? 2.マイクロ波聴覚効果 1999年6月に世界保健機構(WHO)が、 「レーダーと人の健康」という下記の報告書を作成しました。 http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/radars_226.pdf この報告書の4ページの「パルス化されたRF界」という項目に、 「普通の聴覚を持つ人は 200 MHz から6.5 GHzまでの周波数のRF界パルスを聴くことができました。 これをマイクロ波聴覚効果といいます。RFパルスの特性によって、 ザーザー、カチカチ、シューシュー、ポンポンなどそれは様々な音に説明されています。」 という記載があります。 「200 MHz から6.5 GHzまでの周波数のRF界パルス」の典型例は、 レーダーが照射するパルスです。 RFとは、radiofrequency の略語であり、ラジオ周波数を意味します。 出力が大きいマイクロ波がパルスで照射されることにより、 パルスの衝撃により、 骨伝導と近似する機構により音が認識されます。 「パルス化されたラジオ周波数(RF)エネルギーによる聴覚応答」という論文には、 マイクロ波聴覚効果が発生する電磁波パルスの条件が詳細に報告されています。 http://www.freedomfchs.com/auditoryresponsetopulsedrf.pdf 3.マイクロ波聴覚効果を利用した音声送信システム (1)概要 上述のマイクロ波聴覚効果を応用すると、 人間の脳に音声を直接、送信することができます。 レーダーは第二次世界大戦中に最初に軍隊が利用したこともあり、 マイクロ波聴覚効果を利用した音声送信システムも軍隊が報告しています。 (2)米国陸軍の報告書 2006年12月に、米国陸軍が、 「非殺傷性兵器の一部の生体効果」という報告書を 情報公開しました。 http://www.freedomfchs.com/usarmyrptonmicrowavefx.pdf このサイトでは、 始めの2ページが、フリードマン氏に対して情報公開したという書簡であり、 この書簡に上記の報告書が添付されています。 報告書の6~8ページには、マイクロ波聴覚効果を利用した兵器が開示されています。 (3)MEDUSA 米国に本社があり、軍用通信システムを製造、販売しているシエラ・ネバダ社が、 米国海軍から資金提供を受けて、マイクロ波聴覚効果を利用した 音声送信システム、MEDUSAを開発しました。 「マイクロ波 脳内 兵器」で検索すると、MEDUSAの記事がヒットします。 米国海軍のサイトには、マイクロ波聴覚効果を利用したシステムの開発に資金提供をした旨が 明記されています。 (4)米国特許 これらの最先端技術は、多数の米国特許で保護されています。 例えば、米国特許4877027号は聴覚システムに関し、 1989年10月31日に特許されています。 100メガヘルツから1万メガヘルツの電磁波を使い、 1つのバーストが、10~20のパルスから構成されています。 これらのバーストないしパルスが マイクロ波聴覚効果で音声を認識させます。 例えば、米国特許6587729号は、 マイクロ波聴覚効果を使って 会話を通信する装置について特許しています。 特許権者は、米国空軍大臣です。 2003年7月1日に特許権が発生しています。 4.質問 繰り返しになりますが、幻聴発生装置があるという主張は 信憑性があるでしょうか?
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技術的には可能でも、今不特定に対して使うことはありません。
お礼
その通りです。 確かに技術的には可能です。