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共通イオン効果
溶解度積が与えられていて、何かの飽和溶液にある濃度の共通イオンを加えた時の溶解度を求める時のやりかたがよくわかりません。 例えば、AgClの飽和溶液にNaClを加えたときは、加えられた分の共通イオンを、Ksp=[Ag+][Cl-]のような式の濃度に代入してもいいんですか? それだとよくわからないんですが....。 おしえてください。
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溶解度積 Ksp=[Ag+][Cl-] の [Cl-] は,その溶液中の Cl- イオンの濃度で,Cl- イオンが何に由来するかは関係ありません。 つまり,計算するときには元から AgCl 飽和溶液中にあった Cl- イオンと後から加えた NaCl に由来する Cl- イオンの合計です。 最初の飽和溶液中の Cl- イオンの量に比べて多量の NaCl を加えた場合に,飽和溶液中の Cl- 量を無視して,NaCl 由来の Cl- イオンの量だけで近似計算する事はあるかもしれませんが,基本的には両者の合計です。
お礼
これでやってみたらできました! 考え方がわかりました。 ありがとうございました。